旗9月の初旬、大切な人が死にました。

その人は私の伯父さんですが、定年退職し、これから隠居生活を十分エンジョイするはずでした。

外国に住んでいたのですが、その日はある国でバイクでハイウェイを走っていたところ、対向車が突っ込んできて正面衝突してしまったのです。全身バラバラになり、即死だったようです。

その伯父さんは器が大きく、豪快でダイナミックでした。老後に楽しく過ごすのを奥さんも楽しみにしていたそうです。


旗先日、妻がドラマを録画してくれていました。

『夢をかなえるゾウ』

ダメサラリーマン野上耕平が、あるセレブパーティに出席したところ、その主賓が中学時代の同級生。酔いつぶれてインドで買ってきたゾウの神様ガネーシャの置物に愚痴をこぼして寝た翌日、そのガネーシャが現れ、その後色んな課題を課し、それをこなして有名カメラマンになるというサクセスストーリー。

その最後の課題が(正確ではないですが)、「やりたいことを今すぐやれっ!」でした。

そして、波に乗ってきた仕事を退職し、カメラマンに転進。3年後に成功っと。

そんなうまい話あらへんわぁ!ってな感じで見てましたが、最後の課題にガツーンっとやられました。


旗春先に、会社の後輩からあるSNSを紹介してもらいました。

それは、エグゼクティブ専用SNSでした。ですが、いつものごとく仕事が忙しくて全くアクセスするのを忘れておりましたが、先日ふと思い立ち、登録してみました。

正直、自信喪失しました。

年下でも取締役がうようよいます。しかも上場企業の社長さんまで。

「俺は今まで何をやっていたんだろう」と錯乱状態になりました。それ程、ショックを受けました。

『マンガでわかる統計学』を読み始めてみました。


主人公はルイちゃんという女子高生です。

ある日、ルイちゃんの家に、お父さんがイケ面の部下を連れてきます。

ルイちゃんのお父さんはマーケティングの仕事をしており、ルイちゃんはそのイケ面部下の個人授業を受けるのが目的で、家庭教師をつけてほしいとお父さんにおねだりします。

ところが、やってきたのは牛乳瓶の底のようなメガネをした部下でした。このメガネ君を踏み台にして、イケ面に近づくために、統計の個人授業が始まるのでした。。。


何て打算的な始まり方だと思いながらも授業は楽しく進んでいきます。


第1章 データの種類

第2章 数量データ編

第3章 カテゴリーデータ編

と、データの種類とデータ全体の雰囲気を学び、次は、


第4章 基準値と偏差値

で、点数の価値を検討しやすくなるデータ変換の仕方を学びました。


偏差値って、これまで確かに点数の価値を評価するための尺度として長年使ってきましたが、明快に理解することができました目

儲かった気分ニコニコ


そして、

第5章 確率

で、一気に難しくなりますが強引に進んでいきます。

一方的に公式が出てきて、説明が無いので、根本的な理解はできませんでした。

が、まぁ~そういうものかってな感じで、流しました。


この本は、さくっと流して感じを掴めればそれでOKと割り切って購入したので、楽しめればそれで目的は達成です。


残りは、また今度クラッカー

私が戦略コンサルだった頃、某金融機関に対して営業戦略の提案を行う際に、今後の需要予測を回帰分析で求めたことがありますが、それが統計を使った初めての仕事でした。

その後、あるプロジェクトでリスク分析を行う機会がありましたし、チャネル戦略を策定する際に過去データを元に統計分析を行ったことがあります。


各プロジェクトの諸先輩方は皆さん、統計に長けた方ばかりで、非常にセンスが良く、アドバイスも的を得て、プロジェクトもスムーズに運びました。


そうです。皆さん、統計士を持っていたんです。


統計なんて、中学時代から高校、はたまた大学時代に私はあまり勉強してきませんでした。


そこで、すぐに実務教育研究所の統計士講座を申し込みました。かれこれ5~6年前の話です。

ですが、これも仕事にかまけて一度も課題を提出することなく、有効期間が終了してしまいました。


統計学は、証券アナリストの証券分析・ポートフォリオ分析を勉強する際の基礎となりますし、今や公認会計士試験の選択科目でもあります。また、経営戦略・マーケティング戦略に携わる方にとっても非常に重要です。

ひょっとしたら、主婦にも使い方によっては重宝するかもしれません。日常生活で統計を使えるようになるときっと面白いと思います。


これまで仕事でちょこちょこ使ってきましたが、きちっと勉強しようと思い立ちました。


テーマは、統計士としてますが、統計の基礎学習から資格試験に向けた学習、日常業務や日常生活への応用といった形で、書き綴っていこうと思います。


先ずは、基礎。というか、入門。


アマゾンで検索していると、評判の本がありました。


『マンガでわかる統計学』 オーム社出版 高橋信著

『統計のはなし』 日科技連出版社 大村平著


昨日、楽天で注文したこれらの本が届いたので、早速読んでみることにします。