私が戦略コンサルだった頃、某金融機関に対して営業戦略の提案を行う際に、今後の需要予測を回帰分析で求めたことがありますが、それが統計を使った初めての仕事でした。
その後、あるプロジェクトでリスク分析を行う機会がありましたし、チャネル戦略を策定する際に過去データを元に統計分析を行ったことがあります。
各プロジェクトの諸先輩方は皆さん、統計に長けた方ばかりで、非常にセンスが良く、アドバイスも的を得て、プロジェクトもスムーズに運びました。
そうです。皆さん、統計士を持っていたんです。
統計なんて、中学時代から高校、はたまた大学時代に私はあまり勉強してきませんでした。
そこで、すぐに実務教育研究所の統計士講座を申し込みました。かれこれ5~6年前の話です。
ですが、これも仕事にかまけて一度も課題を提出することなく、有効期間が終了してしまいました。
統計学は、証券アナリストの証券分析・ポートフォリオ分析を勉強する際の基礎となりますし、今や公認会計士試験の選択科目でもあります。また、経営戦略・マーケティング戦略に携わる方にとっても非常に重要です。
ひょっとしたら、主婦にも使い方によっては重宝するかもしれません。日常生活で統計を使えるようになるときっと面白いと思います。
これまで仕事でちょこちょこ使ってきましたが、きちっと勉強しようと思い立ちました。
テーマは、統計士としてますが、統計の基礎学習から資格試験に向けた学習、日常業務や日常生活への応用といった形で、書き綴っていこうと思います。
先ずは、基礎。というか、入門。
アマゾンで検索していると、評判の本がありました。
『マンガでわかる統計学』 オーム社出版 高橋信著
『統計のはなし』 日科技連出版社 大村平著
昨日、楽天で注文したこれらの本が届いたので、早速読んでみることにします。