今日は、七十二候の第24候【麦秋至(むぎのときいたる)】です。
麦が熟して畑一面が黄金色になる時節をいいます。
初夏に畑一面の黄金色をみるのは不思議な感じがあって、収穫の秋という思い込みがあって、戸惑いを感じたりします。
「あき」とは、この場合「百穀百果」の成熟・収穫のときをいいます。
つまり、季節の秋は、第二次的なものなのですね。
麦秋は、梅雨がやってくる前の一瞬の輝きとされ、
これを「麦秋(ばくしゅう)」と呼びならわしたところに、日本人の感性のよさがあるように思います。
また、麦秋は、旧暦の四月の異名でもあります。
*紅花栄-べにばなさかう-☆