57%
10/5 ヨコハマ、そこそこの晴れ。湿度が下がるのを待って57%に落ちたタイミングで塗装処理。
よーし、よしよし。何とか吹き付け完了。相変わらず天候次第な工房だこと。
ファクトリー持ってればこんな苦労もしないんですけど、年がいってから高額の借金を背負うのは嫌ですからねえ。(^^) 別枠で収入を得られない限りは現状で我慢がまん。
人間、諦めるべき事と諦めては行けない事の分別が重要ですからねえ。
ワタクシの場合、幸運にも長年目指して来た独自の設計製作スタイルを確立する事が昨年出来ましたので、基本的にこの仕事での自己目標に到達しちゃった様なもんなんです。
ですから一般的な成功者になることは望みとして最初から無いので、今は達成感で、とってもゆったりした気分なんですね。(^・^)
よーし、よしよし。何とか吹き付け完了。相変わらず天候次第な工房だこと。
ファクトリー持ってればこんな苦労もしないんですけど、年がいってから高額の借金を背負うのは嫌ですからねえ。(^^) 別枠で収入を得られない限りは現状で我慢がまん。
人間、諦めるべき事と諦めては行けない事の分別が重要ですからねえ。
ワタクシの場合、幸運にも長年目指して来た独自の設計製作スタイルを確立する事が昨年出来ましたので、基本的にこの仕事での自己目標に到達しちゃった様なもんなんです。
ですから一般的な成功者になることは望みとして最初から無いので、今は達成感で、とってもゆったりした気分なんですね。(^・^)
いい天気
10/2 今日は午後に入って湿度が下がり出し塗装が行える様になりましたのでコーティング作業。
写真は試作のウッドペッカー・#-2とTELESA-EA/P-90Wです。
日陰干しで何となく気持ち良さそうでしょ。やっと数本のカスタム製作品達もコーティングが最終段階に入って来ました。今日でラストのものと、もう1、2回で終了と言う段階です。
これらのカスタム品が完了したら数本の次期製作品の生地加工に入ります。
取りあえず真冬が厳しい事を前提として生地加工~塗装下地までを年内に終了しておくつもりです。
またワタクシ個人の予見ですが、来年から2~3年間程は今年以上に天候変動が一層激しくなると予測していますので、その間でも天候が安定しているタイミングでどんどん生地加工~塗装下地処理まで終了させていこうと考えています。
そうした場合、やはり昔からE・ギターの7割はストラト、と言う普遍的なニーズを考慮してストラトを中心にした製作予定を組むのがこの世界の常識ですが、どうでしょうねえ~tmpの場合。
現状ではライトアッシュやバスウッドの素材が明らかに足りなくなっちゃうんですよね。最近は5年後には仕事をほぼ止める事を前提での製作プランで進めていますので素材発注は既に止めてますからオーダーがストラト中心に来た場合、材の追加発注の必要が出て来ちゃうんですねえ。
まあ、のんびり考えてみましょ。( ̄O  ̄ )
写真は試作のウッドペッカー・#-2とTELESA-EA/P-90Wです。
日陰干しで何となく気持ち良さそうでしょ。やっと数本のカスタム製作品達もコーティングが最終段階に入って来ました。今日でラストのものと、もう1、2回で終了と言う段階です。
これらのカスタム品が完了したら数本の次期製作品の生地加工に入ります。
取りあえず真冬が厳しい事を前提として生地加工~塗装下地までを年内に終了しておくつもりです。
またワタクシ個人の予見ですが、来年から2~3年間程は今年以上に天候変動が一層激しくなると予測していますので、その間でも天候が安定しているタイミングでどんどん生地加工~塗装下地処理まで終了させていこうと考えています。
そうした場合、やはり昔からE・ギターの7割はストラト、と言う普遍的なニーズを考慮してストラトを中心にした製作予定を組むのがこの世界の常識ですが、どうでしょうねえ~tmpの場合。
現状ではライトアッシュやバスウッドの素材が明らかに足りなくなっちゃうんですよね。最近は5年後には仕事をほぼ止める事を前提での製作プランで進めていますので素材発注は既に止めてますからオーダーがストラト中心に来た場合、材の追加発注の必要が出て来ちゃうんですねえ。
まあ、のんびり考えてみましょ。( ̄O  ̄ )
秋なのに蒸してます。
10/1 いよいよ10月がスタート。初日は湿度が高く蒸していますね。残念。
今日は依頼を受けているスロープヘッド化の作業と写真の新たに型起こしから始めたスロープヘッドネック各種(tmp製のギターの全種)が切り出せる元型の製作です。*指板はセロギター用の半加工指板材。
これまでのヘッド形状ではセロギターや12弦などの特殊形状品には対応出来ていなかったので元型のヘッド部分を大きく拡張して作り直しています。最初にこの形状で板材から切り出しておいて、その後各モデル形状へと加工を進めて行くわけです。まあ、あと5年程の間だとは思いますが、その間製作する各カスタムギター達のネック製作の為の初期段階の形状加工用です。
要するに、この型が乾燥が済んだ板材から大まかな外周形状のテンプレートとなるワケです。
フェンダー系のフラットヘッド・ネックは1インチ材(約25.5ミリ)から作り出せますが、tmpのスロープヘッドではずっと厚い板材からで無いと削り出せませんので、燻煙処理を行うという事だけでなく材単価もシーズニング期間などの加工段取りの手間ひまなどその全てが割高と成りますが、このスロープヘッドを含む設定でしか得られないサウンドこそが長~い間ワタクシが追い求めて来たものです。
ここに辿り付く事が出来た時点でワタクシの楽器製作に於いての夢は叶ったも同然でしたね。
でも楽器製作はワタクシに取ってはあくまで仕事に過ぎず、一番の夢ではありません。
ちなみに、現在製作している楽器達(試作以外のカスタム品)の素材は5年程前に遡って製作段取りしておいたもので、その素材達で現在のカスタム品の製作を行っています。
こうして昨年~今年段取りしている各種素材や粗加工での寝かし品全ては今後5年間の製作の為のもので、基本的にはそれ以降の資材発注は既に行っていません。
それはその期間内に受注出来る本数が既に限られていると言う事でもあります。悪しからず。
今日は依頼を受けているスロープヘッド化の作業と写真の新たに型起こしから始めたスロープヘッドネック各種(tmp製のギターの全種)が切り出せる元型の製作です。*指板はセロギター用の半加工指板材。
これまでのヘッド形状ではセロギターや12弦などの特殊形状品には対応出来ていなかったので元型のヘッド部分を大きく拡張して作り直しています。最初にこの形状で板材から切り出しておいて、その後各モデル形状へと加工を進めて行くわけです。まあ、あと5年程の間だとは思いますが、その間製作する各カスタムギター達のネック製作の為の初期段階の形状加工用です。
要するに、この型が乾燥が済んだ板材から大まかな外周形状のテンプレートとなるワケです。
フェンダー系のフラットヘッド・ネックは1インチ材(約25.5ミリ)から作り出せますが、tmpのスロープヘッドではずっと厚い板材からで無いと削り出せませんので、燻煙処理を行うという事だけでなく材単価もシーズニング期間などの加工段取りの手間ひまなどその全てが割高と成りますが、このスロープヘッドを含む設定でしか得られないサウンドこそが長~い間ワタクシが追い求めて来たものです。
ここに辿り付く事が出来た時点でワタクシの楽器製作に於いての夢は叶ったも同然でしたね。
でも楽器製作はワタクシに取ってはあくまで仕事に過ぎず、一番の夢ではありません。
ちなみに、現在製作している楽器達(試作以外のカスタム品)の素材は5年程前に遡って製作段取りしておいたもので、その素材達で現在のカスタム品の製作を行っています。
こうして昨年~今年段取りしている各種素材や粗加工での寝かし品全ては今後5年間の製作の為のもので、基本的にはそれ以降の資材発注は既に行っていません。
それはその期間内に受注出来る本数が既に限られていると言う事でもあります。悪しからず。
本日2回目 雨が続くと・・
9/28 本日2回目。
こうして雨が降り続くと「こんな天候だから仕事進んでないんでしょ?」なーんて書き出しでメールを送って来る友人がいる。 「まあね、確かに停滞中だよ」こちらもそう返さざるを得ない。
この友人はその時点で大きな話題になってるニュースとか事件に関して「ねえ、どう思う?どう見てる?」ってほぼ必ず意見を求めて来るのだ。
どうやらワタクシの事象への読みがニュースの解説者の読みより当たっててオモシロいらしい。
友:「ねえ、尖閣諸島の問題ってどう見てる?」 案の定この話題でメールが来る。
松:「尖閣諸島ねえ・・あれには闇のシナリオがあるかもしんないね」って返事を返す。
友:「闇のシナリオ!なになにそれって?」すぐさまメール着。
雨降っててもやることあるんだけどなあ~と思いつつ
松:「だって不自然な事件だろ、日本の監視船に中国の一般漁船が突っ込んで来ること自体」
「大問題になる事自体、漁師だって分かってる筈、自国のバックアップ前提でやったとしか思えない」
「実際に中国はすぐさま大騒ぎし、戻った船長は英雄扱い。中国人民は国を挙げて領土権を主張し出すし、 中国政府はそれを収めようとする気配すら無い」
「ここで日本で中国の首脳とパイプ太いのは小沢さんだろ?もしここで小沢さんが出て来て事態が収拾に向 かったら日本の世論はやっぱりトップは小沢さんじゃなくちゃダメじゃない、って成る可能性が大きい」
「そうして一旦退いた形の小沢さんが復権する、って言う小沢/中国間で書かれ実行された闇のシナリオ、 それを感じる」
友:「は~っ、なーるほどね、それおもしろいねえ~実際そーかもしんない」
松:「言っとくけど、あくまでニュース見てオレが想像しただけ。まあゲームみたいなもんだよ」
なんでこんなメールを仕事中にやり取りせにゃならんのだ。 早く晴れて欲しいわ。(w_-;
こうして雨が降り続くと「こんな天候だから仕事進んでないんでしょ?」なーんて書き出しでメールを送って来る友人がいる。 「まあね、確かに停滞中だよ」こちらもそう返さざるを得ない。
この友人はその時点で大きな話題になってるニュースとか事件に関して「ねえ、どう思う?どう見てる?」ってほぼ必ず意見を求めて来るのだ。
どうやらワタクシの事象への読みがニュースの解説者の読みより当たっててオモシロいらしい。
友:「ねえ、尖閣諸島の問題ってどう見てる?」 案の定この話題でメールが来る。
松:「尖閣諸島ねえ・・あれには闇のシナリオがあるかもしんないね」って返事を返す。
友:「闇のシナリオ!なになにそれって?」すぐさまメール着。
雨降っててもやることあるんだけどなあ~と思いつつ
松:「だって不自然な事件だろ、日本の監視船に中国の一般漁船が突っ込んで来ること自体」
「大問題になる事自体、漁師だって分かってる筈、自国のバックアップ前提でやったとしか思えない」
「実際に中国はすぐさま大騒ぎし、戻った船長は英雄扱い。中国人民は国を挙げて領土権を主張し出すし、 中国政府はそれを収めようとする気配すら無い」
「ここで日本で中国の首脳とパイプ太いのは小沢さんだろ?もしここで小沢さんが出て来て事態が収拾に向 かったら日本の世論はやっぱりトップは小沢さんじゃなくちゃダメじゃない、って成る可能性が大きい」
「そうして一旦退いた形の小沢さんが復権する、って言う小沢/中国間で書かれ実行された闇のシナリオ、 それを感じる」
友:「は~っ、なーるほどね、それおもしろいねえ~実際そーかもしんない」
松:「言っとくけど、あくまでニュース見てオレが想像しただけ。まあゲームみたいなもんだよ」
なんでこんなメールを仕事中にやり取りせにゃならんのだ。 早く晴れて欲しいわ。(w_-;
個別報告&お知らせ
9/28 今日もヨコハマ雨降りです。
写真はIさんご依頼のtmpストラトのスロープヘッド化作業中のショット(ペグ穴埋め木後、ヘッド裏面にイタヤカエデ材を接合中)と、現在ゴトー社に製作依頼中の特注スチールサドルの試作品のショットです。
これまでtmp製のストラトのトレモロはプレスサドル仕様のみでした。これには理由がありまして、ストラトのキャラクターに於いては大きく2種に大別出来るのですが、ひとつはヴィンテージ・サウンド系のまとめ方、もう一方はラージヘッド・ストラトに代表される様な、よりソリッドでロック色の強いサウンドキャラクターです。
後者の場合、サドルはダイカスト/切削・サドルの響き方の影響が加わっているのですが、従来のこれらのサドルのアジャスター用イモネジは軽量なプレスサドルと共通のものが使用されていました。その結果、プレスサドルにはフィットしたイモネジもプレスサドルより質量の高いダイカスト系サドルにはいまひとつ振動を伝え切れていない部分を感じていました。
それはこれまで独自に製作していたtmp製の偏芯2連サドルの試作試験であらためて明確になったことでして、このイモビスのサイズ変更で確実に一回り太さが増します。
その為にこれまで従来のフェンダー仕様のダイカスト系サドルは採用して来なかったのですが、今回サドル自体をオリジナル仕様に作り替えをゴトーさんにお願いして製作して頂いています。
2タイプの太さのイモネジに変更しての試作でしたが、現在結論出しした設定で取りあえず20セット分のサドルを製作中です。
製作治具代や特注製作品と言う事でコスト単価は嵩んでしまいますが(たぶん1セット/¥9.000~)来月中にはカスタム製作時に求めるサウンドに合わせてサドルセレクト可能となる予定ですし、tmp製ストラトに付け替え用で取りあえず10セットだけ単品販売にも対応予定でおります。
準備が整い次第、このブログでお知らせ致します。お楽しみに。

写真はIさんご依頼のtmpストラトのスロープヘッド化作業中のショット(ペグ穴埋め木後、ヘッド裏面にイタヤカエデ材を接合中)と、現在ゴトー社に製作依頼中の特注スチールサドルの試作品のショットです。
これまでtmp製のストラトのトレモロはプレスサドル仕様のみでした。これには理由がありまして、ストラトのキャラクターに於いては大きく2種に大別出来るのですが、ひとつはヴィンテージ・サウンド系のまとめ方、もう一方はラージヘッド・ストラトに代表される様な、よりソリッドでロック色の強いサウンドキャラクターです。
後者の場合、サドルはダイカスト/切削・サドルの響き方の影響が加わっているのですが、従来のこれらのサドルのアジャスター用イモネジは軽量なプレスサドルと共通のものが使用されていました。その結果、プレスサドルにはフィットしたイモネジもプレスサドルより質量の高いダイカスト系サドルにはいまひとつ振動を伝え切れていない部分を感じていました。
それはこれまで独自に製作していたtmp製の偏芯2連サドルの試作試験であらためて明確になったことでして、このイモビスのサイズ変更で確実に一回り太さが増します。
その為にこれまで従来のフェンダー仕様のダイカスト系サドルは採用して来なかったのですが、今回サドル自体をオリジナル仕様に作り替えをゴトーさんにお願いして製作して頂いています。
2タイプの太さのイモネジに変更しての試作でしたが、現在結論出しした設定で取りあえず20セット分のサドルを製作中です。
製作治具代や特注製作品と言う事でコスト単価は嵩んでしまいますが(たぶん1セット/¥9.000~)来月中にはカスタム製作時に求めるサウンドに合わせてサドルセレクト可能となる予定ですし、tmp製ストラトに付け替え用で取りあえず10セットだけ単品販売にも対応予定でおります。
準備が整い次第、このブログでお知らせ致します。お楽しみに。

雨の週
9/27 週が明けてみれば雨降り続き。今週も塗装は無理そうです。
本日のメニューは地元のIさんのtmp製カスタム・ストラトのスロープヘッド化作業をスタートさせるのと、写真のSTELA-Customのボディの最終研磨をしていたら仕上がる頃には急にNYっぽいモデルに変更する気になっちゃいまして急遽ストラトのネックを製作スタートさせました。
写真は研磨でマッド仕上げのままのボディに、生地仕上げしたばかりのスロープヘッドネックをちょいとマウントしてみた図。まあ、コントロールは裏座グリ仕様のカスタムモデルですからノンピックガードでtmpのストラトヘッドでまとめてみたって感じですね。
写真はつや消し状態のボディにフラッシュが反射して分かりづらい写りですが、ちょいとターナーの油絵の様な色合いを意識して吹いた落ち着いたカラーリングのサンバーストです。
まあ、帯状のサンバーストじゃなくて絵画的色合いにしたかった、と言うことです。
本日のメニューは地元のIさんのtmp製カスタム・ストラトのスロープヘッド化作業をスタートさせるのと、写真のSTELA-Customのボディの最終研磨をしていたら仕上がる頃には急にNYっぽいモデルに変更する気になっちゃいまして急遽ストラトのネックを製作スタートさせました。
写真は研磨でマッド仕上げのままのボディに、生地仕上げしたばかりのスロープヘッドネックをちょいとマウントしてみた図。まあ、コントロールは裏座グリ仕様のカスタムモデルですからノンピックガードでtmpのストラトヘッドでまとめてみたって感じですね。
写真はつや消し状態のボディにフラッシュが反射して分かりづらい写りですが、ちょいとターナーの油絵の様な色合いを意識して吹いた落ち着いたカラーリングのサンバーストです。
まあ、帯状のサンバーストじゃなくて絵画的色合いにしたかった、と言うことです。