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Business Code-仕事の本質と人生-

仕事の本質とは?人生の本質とは?

どうも最近仕事をしていて考えなければいけない観点というか視点が足りない事が多い。上司から指摘を受けるとすぐ納得するのだが、すぐ納得できるなら事前に気付いてその観点に対して深堀りして整理ができれば会議・打ち合わせももっと実りあるものになるはずなのだが。。。ショック!


今までとは比較にならないほど考えなくてはいけない領域やレンジが変わっていたり、みるべき視点が変わってきていたりするだけだ、とアドバイスされても、ちっとも改善されない┐( ̄ヘ ̄)┌



どうすんのよっ?? 俺!!



どうすんのよ?


そんな事言っても私には手持ちのカードはほとんどないのである。。。

なのでCMのように続きはしない。。。


私の周りにはその辺するどかったり、視野が広く懐の広い人が多い。得意分野じゃないから。その一言で逃げられない状況でもあるので、とにかくなんとかしなければいけないのだが。最近特に仕事における戦略や戦術を考えるのと、いわゆる課題解決能力は密接に関係するのだと気づき始めた・・・

先日の記事でシステム開発に関する仕事をしている事を書いたが、現在主にコンサル・アーキテクト的な仕事をしている。どちらかというと今のプロジェクトのメンバー、そして現在に至る今までの仕事とそこで得た技術・ノウハウは会社全体から見るとかなりズレがある。


というのも、今の会社はシステムインテグレーター(SIer)であるが、いわゆる詳細設計・実装の領域はほぼ100%アウトソースしている。しかし私含めてプロジェクトの人達は皆現状アウトソースしている領域をメイン業務としてやってきた真のエンジニアばかりである。社内の大多数のプロジェクトやそこにいる人達とはまったくもってズレまくりである。


「そこ(詳細設計や実装部分)はうちらの仕事じゃないでしょ。」、「そこはほら、ベンダーにやらせるから。」


開発プロジェクト立ち上げ初期に打ち合わせをするとプロジェクト側からはだいたいこんな寝言を聞く事が多い。



「やらせるじゃなくってやってもらってる、でしょ??」、「やらない、のとできない、のは全然違うんだよ!!」



なんて事はあまり言わないようにしているが、こういったズレはどうしたものか。お客様にシステムの品質を保証する上で何をしなくてはいけないのか。もう少し真剣に考えるべきだろう。メーカーに頼りきって自分達は楽をする。楽をする事自体は悪いとは言わないが、やらなきゃいけない事をなぜしないのか??



Design Pattern

基幹システム、業務システム、ITインフラ。SIerの仕事をしていく上でやらなくてはいけない仕事の領域、身につけておかなくてはいけない技術・スキルは非常に多い。技術部分・アーキテクチャー部分は基盤的な技術知識を固めた上で、常に最新の技術を追い続けなくてはいけないし、その技術を完全に手中に収めなくてはいけない。業務的な部分についても幅広いビジネスコンサルティングスキルが求められるし、提案力、設計能力を持った上で顧客のビジネスとシステムのあるべき姿を結び付けなくてはいけない。





はっきり言って泥臭く辛い仕事である。今の私の立場は会社全体のそういった風潮を何かの手段・方法を用いながらどう変えていくかといった戦略を考えなくてはいけないところにいる。正直なところ最後は人だろ!と思ってしまいがちだが・・・


結局のところ、人それぞれ仕事に対するスタンスは違うし、考え方も違う。その違いが思いっきり仕事の結果に出てしまってるだけなのだが。しかしプロである以上仕事の結果にそういった面が出てしまうのは許されないと思う。

私はシステム開発の仕事をしている。詳しく説明するといわゆるシステムエンジニアという表現をすると分かり易いだろう。実際にはシステム開発の案件に携わる、というよりはコンサルタント、アーキテクトの立場で複数の開発案件にパラレル的に関わって仕事をしている。


最近は開発の初期段階からシステム全体の基盤部分やアプリケーションアーキテクチャー、システムデザインといった領域を推進する仕事が多い。私がいる会社は比較的大規模システムの開発案件が多く、必然的にアプリケーションフレームワークやシステムデザインといった領域に対するシビアな要件が求められる。


なんて仕事をしているとマスコミ、テレビ、雑誌などで『IT系』という文字を目にすると少し怪訝の目で見てしまう。テレビのドラマなどでイマドキの俳優が綺麗な女優に飲み屋などで「今IT系の仕事をしてさぁー」なんて場面を見ると、バカじゃねーの、ってつぶやきそうになってしまう。


私の偏見かもしれないが、どうも『IT系』という言葉に対する領域が色々な場面でだいぶ異なっているように思える。今私が携わっているシステム開発(システムインテグレーター)はIT系ではないと思われる。どちらかというと『IT』自体を提供する側におり、『IT系』の業種とはITインフラを使ってビジネスをしている会社を指すのが正しいのではなかろうか。


『IT系』と聞くとなんか華やかなイメージも合わせ持つ感もあるが、システム開発については相当泥臭い仕事である。まぁそもそも歴史が浅い業界なのだからかもしれないが。最近あまりに泥臭い仕事が多いので、ついついIT系の仕事もいいんじゃないかと思ってしまう。。。この泥臭さが実は大好きなくせに。。


なぜか私がいる会社では仕事やプレッシャー、人間関係に押し潰されて精神的に病んでしまう人が多い。私が所属しているプロジェクトでも以前同僚がそんな状態になった事もある。


誰しも仕事がうまくいかなかったり、同僚や上司からのプレッシャーや厳しい指摘などに耐えられなくなって落ち込んでしまう事は普通にある事だと思う。でもそれが会社として、業界として問題視されるまでになると何か大きな問題が根底にあるのではないかと感じる。


私は現在システム開発の仕事に携わっている。IT系といえば聞こえはいいが、システム開発やシステムインテグレーターに関しては非常に泥臭い仕事である。この業界は私がいる会社に限らずこういった問題を常に抱えている。日経bpの雑誌(日経SYSTEMSや日経コンピュータなど)でも度々この問題は取り上げられている。


こんな事をたまに思い出しては考えたりしてみているのだが、自分に厳しくそして努力を常に積み上げている人はあまりこういった問題には直面しないようだ。もちろん私の主観であり、たまたま私の周りを見渡すとたまたまそういう状況だっただけかもしれないが。


でも精神的に病んでしまう人はどちらかというと大人しめな感じで、仕事に対してもハングリーなタイプは少ない気がする。そしてうちの会社もそうなのだが、明確なキャリアパスというかどういう道に進めるのかが不透明な会社あるいは部署に多いような気がする。


明確なキャリアパスがなくなんでもかんでもやらなくてはいけないような会社だった場合、いい加減な人間の場合はそれを逆手にとってなんでも中途半端にうまく仕事を回す。だが変に真面目な人は暗黙的になんでもやらなくてはいけない状況に対して、とんでもないプレッシャーを感じてしまうのではないか。


上記の内容はあくまで私の推論でしかないが、少なくとも私の周りではそういう状況が多いように思える。幸いな事に私は入社当時から周りの環境や人間に恵まれ、さらに修羅場を何度もくぐらなくてはならないような状況が多かった事もあり、少しは自分の芯というか軸になるような自信があると思える。


ただ誰しもそういう状況を経てきた人ばかりではない。人に求める事は簡単だが、それに対して最後まで責任を持つ事はそうたやすい事ではない。私の仕事は組織で動かなくては成り立たない仕事が多いので、上司・部下を問わず会社組織の中で仕事をする人は心のどこかでこういった事を考えていかねばいけないのだろう。

最近特に仕事が辛く感じる事が多い。そして何の為に仕事をしているのか、仕事自体に何の意味を感じるか。mixiやアメブロ以外のブログもやってるのだが、仕事の事について色々考えてみた結果などをまとめてみたく、このブログを立ち上げてみた。


 最近仕事をしていてモチベーションを維持する事の辛さを改めて感じる事が多い。以前同じプロジェクトの後輩から「xxさん(私の事)と一緒に仕事をしていると、自然とモチベーションがあがりますよ」と言ってもらった事があるのだが、最近その言葉が非常に重い言葉だと感じる。


日経ビジネスアソシエ記事



 そんな中ふと日経ビジネスアソシエの記事に目がとまった。サイバーエージェントの社長藤田氏の記事である。なるほどな、と共感したのでちと記事を引用してみた。


モチベーションの高い人ほどいいというのは間違いだ。

熱くなり過ぎると冷めるのもまた早い。


熱い気持ちとか、あふれ出るやる気というと聞こえはいいのですが、

それは両刃の剣。


熱い気持ちだけでなく、淡々とした気持ちを持つ事を覚えた方が、

ビジネスパーソンとしては賢いのではないでしょうか。


By 藤田 晋


何をもってモチベーションだと言うか、にもよると思うが、今までモチベーションが高く、

仕事をうまく進める事ができていて、その上周囲からの評価も高い。こういう人ほど

仕事がうまくいかなかったりしてモチベーションが下がると立ち直るのが辛かったりする。


 また勢いだけで仕事をしてきた人も1度壁にぶち当たると、急にしずんでしまったり。。。


 仕事だから、


 プロだから、


 辛い事があって当たり前。辛くなければ仕事じゃない。


 なんて嘯く事も多かったが、たまには息をつく時もないとダメなんじゃないかと思う今日この頃。


 息つく時間なんていらない、と思ってた時はえてして頭がそんなに動いていなかったり、先の先まで考えて、できうる限りの戦略を考えて仕事をしてなかっただけなんだろうな、と思ってみたりしている。しばらくこの事を真剣に考えてみたい。