WindowsVistaの隠れた魅力

あともう少しで正式版が世に出るWindowsVista。まだ正式版を使ってはいないのでなんとも言えないが、リリースされて即サービスパックが出そうなほどの不安定な状態に自宅PCのOS変更を躊躇してしまうが、私が感じている大きな魅力がフォントである。

Vistaではデフォルトのフォントが『メイリオ』という新しいフォント。見た目が綺麗で小さいポイントにしても字が全然つぶれない。同じくVistaでの追加要素であるクリアタイプフォントと相まって非常に見やすい。特に変更しなければエクスプローラーなどのOS全般に関わるフォントは全てメイリオとなる。今私がVistaに乗り換えたい唯一の理由がこのメイリオである。Aeroなんてすぐに飽きてしまうし。。。

DaemonToolが動かない、CD/DVDのライティングソフトが動かない、日本語入力が効かなくなる（コアエンジンであるCiceroの不具合らしい）、Googleツールバーを入れているとIEのタブ遷移が使えない、などRC2の時点では色々問題を抱えているのだが、ちと痛いのはPocketPCのアクティブシンクが動かない事だろう。Windowsモバイルを最新に入れ替える事で動くらしいのだが、なんとも厳しいようだ。私が持っているCLIEはHotSync.exe、IntelliSync.exeをWindowsXP互換モードにするかつ管理者権限での実行によりなんとか同期できる。

なんとか同期できてるCLIEだが、Office System2007のOutlookにしてしまうと根本的に同期できなくなるようだ。Outlookが2003と2007で予定表などのデータの管理方式を見直した事が原因らしい。メイリオの魅力が上回るか、今までの資産のスムーズな利用を取るか、Vistaの行く末は困難極まりない。。。

仕事の時間とプライベートの時間

仕事が忙しくて全然ブログが更新できてない、と書いてから既に1ヶ月以上が経過してしまった。。。

そりゃ仕事はかなり辛い状況ではあったが

1ヶ月以上前に更新した時にはWindowsVistaの検証の内容でも書こうか、と思っていたが、その検証すら何もできておらず。しかも来週はプロジェクト的にかなりでかい事が発生する。。。はたして今のプロジェクトは存続するのか不安になるほどのでかい事が。まぁ来週になってどうなるかはなんとも言えないが。。。

とりあえず久々に更新したので、せっかくだからWindowsVistaのスクリーンショットを貼り付けてみる。

この画面はVistaのRC2のスクリーンショット。VistaではWindows2000からWindowsXPへ変わった時とは比較にならないぐらいの違いがある。会社のPCはともかく自宅のPCはとてもじゃないけどすぐにはVistaに切り替えられん。特にDaemonToolが全く動かないのにはやられた・・・

上の画面は「Windowsキー+Tabキー」でウィンドウを切り替えている状態。注目されている『Aero』だが、マザーボードオンボードのグラフィックメモリではAeroにならない。DirectX9以上でメモリ128MB以上のグラフィックボードでないとAeroにはならないのだ。会社のPCはメインメモリ2GB、グラフィックボード増設（128MB）でAeroが動いている。CPUはPentium4の3.0GHzだが、このぐらいのスペックであれば、そんなにストレスを感じずにVistaを使える。

Aeroじゃないにしても、ノートPCなどはVistaだとかなり厳しいのではないだろうか。最低メモリは1GB以上、CPUにも相当気を配らないと使い物にならない可能性が高い。詳細はまた今度。

やばい！さぼりすぎ・・・

やばい。あまりに仕事が忙しすぎて全然ブログが更新できていない。。。ほぼ1ヶ月ぶり（TT)

とりあえず10月からは少しずつ更新できるであろう、と願いたい。。。

最近書きたいと思っていたネタも結構あるのだが。。。

とりあえず明日にでもうちの部署で検証しているWindows Vistaの事について書いてみたい。VistaのUIの目玉となる「Aero」がどうしても目を引くが、これはホントにマシンパワー、特にグラフィック性能がないと全く使い物にならん。

という事で明日以降Windows Vistaについて語ってみたい。

多分更新できるだろう。10月以降は・・・

手帳の意味

先日マイミクの後輩が手帳を買った事を日記に書いていた。まだ9月なのに来年の手帳かぁ！、なんて思っていたら10月始まりの手帳だったようだ。さすがに10月始まりの手帳は見た事がないが、実は私は来年の2007年手帳を既に買ってしまっている。井樋重里さんがやっているWebサイト 「ほぼ日刊イトイ新聞」の中で発売している『ほぼ日手帳2007』だ。

今年からこの『ほぼ日手帳』を使い始めたのだが、デイリースケジュール部分の書く部分が非常に大きく、メモがいっぱい取れて非常に使いやすい。私はコマギレの時間があると仕事の整理やアウトラインなどを考え、すぐメモを取るようにしている。ほぼ日手帳は日単位でメモを取れる領域が大きいので、とても便利である

最近はロジカルシンキングの方法としてマインドマップや会議の中でのファシリテーションの方法などが色々出ているが、その際たるものが頭の中にあるこまごました考えやアイディア、記憶をメモる事だと思う。ハヤリの言葉で言うと「見える化」なんて言うかもしれないが、簡単なようで以外とやらないもんだと思う。

とあるブログを見ていたら同じような考えをもっている人がいてちとうれしくなった。

関連リンク：ほぼ日手帳の人気度合い

自分を管理する、なんて意識はあまりないが、計画と実績、その時頭の中にあった考え、アイディア、戦略などを日単位でメモを取っておく事で、考えの履歴みたいなものをベースに新しい考えを整理できるのじゃないか。

ヤバい、更新してない・・・

お盆休み明けからずっと仕事があまりに辛くて全くブログを更新できていなかった・・・

ちょこっとでも時間作れば更新できるのに、気持ちにゆとりが全く無かった

とりあえずすこーしだけ一段落したのでちょこっとでも更新してみる。久々に開いた自分のサイト。全然更新していなかったのに、訪問してくれている人がいる事にびっくり。1人でも見に来てくれている人がいるならちゃんと更新せねば・・・

そういえばそんな忙しい状況の中、合間を見てVisual Studio2005 Team System（Microsoftのアプリケーション開発環境みたいなもの）の環境構築をしていた。うちの会社ではTeam Suiteのライセンスが配布されず、Team Editionのどれか1つを選択しなければいけないのだが、私は全て使う必要があり全ライセンスをもらった。for Architect、for Developer、for Tester、全てのEditionを1つの環境に入れてみたところ、Visual Studioの起動時のロゴが一番最初に入れたTeam Architectの表記からTeam Suiteに変化していた。あんまりたいした事ではなかったが、結局ごたまぜにして入れてもおんなじなのがちとダサい。。。

そういえば最近ずっと会議・打ち合わせばかりだったのだが、何の為の会議なのか、何を目的にしているのか全く分からん会議がたまにある。「会して議せず、議して決せず・・・」なんて会議が多い。次のブログではこのネタをとりあげたい。

力の抜き加減

あともう少しで今年のお盆休みも終わる。なんか休めたようで休めなかったような。。。

この休み中ある人から「力の抜き加減がうまくないのでは？」という言葉を頂いた。もちろんサボるという意味ではなく、仕事の時の力の入れ方、仕事以外の時の力の抜き方。その両方とその間のバッファのコントロールがうまくないのだ。どうも四六時中仕事しかしていなかった頃の感覚が抜けないらしい。。。

この力の抜き加減がうまくないと中途半端に仕事の事を考え、中途半端に休む、って状態が続いてしまう恐れがある。ではどうすればよいのか？？？

仕事が好きでいつも仕事の事を考えている、なんて事は今の仕事の内容と責任の重さを鑑みると正直ありえない。それこそ本当にくたばってしまう。ただ仕事以外の時間でも情報収集や勉強といった事に時間を割くべきだし、今の仕事ではそういった時間を作り出さないとよりよい仕事から遠ざかってしまうという事もある。

1．仕事中

2．仕事中ではないが、情報収集したり、勉強したりといった時間

3．完全なプライベートの時間

この3つをいかにしてうまくコントロールするか。私の周りにも仕事ができるすごい人が大勢いるが、この3つをうまくコントロールしている人は意外と少ないように感じる。特に2番と3番の境界が見えなくなる場合が多い。

愚痴になってしまうが最近特に会社内でも仕事に対する接し方や取り組み方、考え方があまりに甘くいい加減に見える人が多く見えてしまって仕方が無い。完全に自分の事は棚に上げているが、上記の1～3番に重み付けをして3番に圧倒的な重みを置く人ばかりな気がする。

決してプライベートに重きを置くのが悪い訳ではない。ただその他（1番と2番）のコントロールを切り捨ててはダメだろう。私の場合コントロールしようとしてそれがうまくいかず、全体的に悪影響を及ぼしている気がする。。。

結局社会に出て以降仕事を辞めるまでの間の半分以上の時間を仕事に費やす訳である。力の抜き加減とコントロールがうまくないとどっちに転んでも辛くなるのは目に見えている気がする。。。

仕事の切れ目と長期休暇

今年の夏は8月12日（土）から8月20日（日）まで休みを取った。会社自体は8月14日～8月16日の3日間が休みなのだが、17日・18日はほとんど消化できていない有給を取ってなんと9連休！！！

9連休なので今までの仕事の疲れを一気に解消しようと思っていた。思っていたのだが・・・

今日まで一切家で仕事はしてないし、ちゃんと仕事の事を考えた時間もない。だが、なんか仕事の事が気になってしまう。休みの間に仕事を進めておけば休みが明けた時少しでも楽になるんじゃないか、とか色々勉強して仕事に生かしたいなんて事をふと考えてしまうのだ。

こんな感じでプライベートと仕事を切り離せないと、仕事自体にもあんまりよくない。と思いつつも・・・

課題解決能力の無さ・・・

最近特に課題解決能力の無さを痛感してしまう。ある課題やミッションに対して、その中にある細かい検討課題やタスクをどういった判断基準を基にプライオリティを設定するか、そしてそれはどういう目的で何に対してインパクトを与えるのか、ゴールイメージはどうなるか、なんて事を整理しながらミッションをこなしていかなくてはいけない。

どちらかというと戦略・戦術を考えて計画・立案する、なんて仕事よりもマネージメントとともに技術的な領域をメインにやってきた者にとっては以外と得意としない分野なのではなかろうか。つきつめて考えていくと段々先が見えなくなってきたり・・・

こういった能力はどうやって鍛えていけばよいのだろうか。このまま修羅場にいて泥沼をかき分けて鍛えていくしかないのだろうか・・・

仕事の状況とストレス

最近仕事が色んな意味で大変な状態にある。そんな時は家に帰っても週末になってもどうしても仕事の事が頭から離れなくなってしまう。。。どこかで線を引かないと昔のように365日仕事漬けなんて状態になってしまうので、うまく切り替えないといけないのだが、どうもその辺がちっともうまくならない。

また明日から1週間が始まる。うちのPJは8/14（月）～8/18（金）まで全員休むので、今週1週間は激動の日が続く。どうなる事やら。。。

外連味

昔から私はよく人を見る。外見ではなくその人の中身や仕事の仕方、仕事に対するスタンスなど。私の感覚でしかないが、そういった内面は基本的に外見に表れてくる。「あっ、この人はできるな」と感じたら、だいたい本当に仕事ができる人だった事が多い。

最近特に色々なプロジェクトと打ち合わせをしていると、調子いい事ばかりしゃべってたり、ずいぶんたいそうな事を言っている人が多いのだが、たいていは口だけである場合がなぜか多い。幸いな事に今まで私の周りには仕事ができる人が多かったし、今もそうである。そういう人達と常に仕事を共にしていると、そういった目も養われてくるのだろうか。

仕事ができる人は基本的にごまかしがない。もちろん使うべき場面ではったりをかましたり、腹黒く手を回したりはする。でもそれは仕事をしていく上での基本だと考えてる。その上で仕事ができる人はいわゆる『外連味のない』人達なのである。

そういう人達と仕事をしていると向上心があれば、どんどん人は伸びていくのだと感じるが、仕事に対する貪欲さがなかったり、自信の裏づけとなる努力の積み重ねが足りなかったりする場合、えてしてついていけなくなる事が多いと感じている。それは例え仕事ができる人達がフォローやサポートをしたとしてもである。仕事をしていくにつれ段々引け目を感じ、いずれは一緒に仕事をしたり、話をしたりする事自体が辛くなってきたりする。ようはごまかしがきかないからなのではないだろうか。

『外連味がない』。ごまかしがない、という事であるが、仕事の中で考えた場合、一旦ぬるま湯につかってしまうと出られなくなってしまうのと同じように、ごまかしがきく状況で仕事をし続けていってしまうと、いざごまかしがきかない環境で仕事をするのが辛くなってしまうのだと感じる。

残念ながら今までそういう状況にぶち当たって潰れていった人を多く見てきた。そこまでシビアに仕事をしなくてもいいのかもしれないが、それは結局人それぞれの仕事に対するスタンスでしかないのだろうか。。。

うちの上司は「プロである以上より高いところを見て仕事に関わり、そこに辿りつけるよう常に努力するのは当然の事だ」と言っている。まさにその通りで、当たり前の事だと思う。しかしそう感じる人が会社に少ない場合、本来当たり前の事を考える人がマイノリティになってしまう事がある。明らかに本末転倒である。

どんなに辛くても外連味のない人でありたいし、そういう仕事をしたいものだ。