どちらが原則!?給与の手渡し or 振込み | 潜在的なリスクを可視化する 会社を守るリスク・マネジメント

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おはようございます!!


いきなりですが、僕は学生時代にはバイトをイロイロやっていました。

・コンビニ(複数)
・ガソリンスタンド
・家庭教師
・スーパーの寿司屋

その中でも初めてのバイトであったコンビニでは、お給料は毎月現金でもらっていました。

お正月になるとお年玉をもらうなど、オーナーには非常によくしてもらった思い出が多いですね(^^)


このコンビニ以外では、お給料は全て銀行振り込みでした。

昔は手渡しだった会社が多く存在していたかもしれませんが、今ではほとんどの会社が振込みにて支払っているのではないかと思います。


では、この「手渡し」と「振り込み」はどちらが正しいのでしょうか?


あっ、チョット訂正します。

”正しい”という表現は見方によって異なってきますので、まずは”法的に適切なのはどちらか”という意味合いとします。


この点について、労働基準法では「労働者に直接支払う」ことが原則となっております。

ここを押さえた上で、

① 従業員の同意を得ること
② 労働者の指定する口座


という一定の条件を満たせば金融機関への振込みにより支払うことができるんです。

①について従業員と書面を取交わしているか見直しみてくださいね!


現在でも業界によっては、会社にて毎月給与日になると、金融機関から現金を引き出し手渡しをされている会社もあるようです。

以前勤めていた会社では、給与明細は上司が直接渡すというのが原則でした。

僕は、ただ渡すだけではなく「今月もお疲れ!」「今月は○○だったな」といった一言を必ずかけるようにしていましたね。

こういったことの一つ一つの積み重ねが、良い関係を築くきっかけになることを実際に経験しました。


相互理解の関係が広まりますように・・・。

お給料日

本日もお読みいただきありがとうございましたm( _ _ )m


【本日のポイント】
 ① 給与は「直接払い」が原則
 ② 手渡しが良い関係づくりのきっかけに



水谷 拓郎@社会保険労務士

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