一般的なメリットとは?中小企業にとってのクラウドサービス | 潜在的なリスクを可視化する 会社を守るリスク・マネジメント

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本日は、中業企業におけるクラウドサービス導入について取り上げます。


以前、本ブログで勤怠管理のクラウド化の概要についてご紹介しました。

参考記事どう変わる?勤怠管理のクラウド化と付加価値


「クラウド」サービスとは、

一般的には「インターネット経由で提供されるさまざまなサービス」

であると前回説明しましたが、

『自社のパソコンやサーバーマシンにインストールしなくても、Webブラウザーからアプリケーションを利用できる』

というのが一番の特徴です。

cloud

そして、このインターネットを介して提供されることによる

『いつでも、どこでも、だれでも』

により多くの利便性を実現することが可能となるのです。


では、中小企業にとってクラウドサービスは具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?


【1】最初の導入コストを抑えられる

・クラウドサービスの多くは、ユーザー数ごとに課金する月額料金体系が多い
・また、初期導入費用が不要というサービスも多くなってきている


【2】導入が速くて容易である

・インターネットに接続できる環境とパソコン(Webブラウザ)さえあれば、登録をすることですぐに利用を始められる
・パッケージ版のソフトウェアを使う場合のように、サーバーの用意やソフトのインストールなどの作業が不要
・サービスによっては1か月程度の無料お試し期間が設けられているものもあるので、気軽に試すことも可能
・ユーザーが増えた場合でも(例えば従業員が増えるなど)、簡単に利用者を追加することが出来る

※Webブラウザとは、Webページを閲覧するためのアプリケーションソフトのこと。
 Internet ExplorerやFirefoxなどが有名。


【3】サーバーの管理が不要で手間削減

・クラウドサービスでは、ハードウェアやOS、アプリケーションソフトの管理はすべてサービス業者が行う
・そのためユーザー側が意識する必要はない。
・これはITが苦手な中小企業の経営者にとっては非常に有難いことであり、コストを抑えられるということにもなる

例えば、表計算データなどを保管しているパソコンが壊れると仕事に多大な影響が生じるので、定期的なバックアップなどの管理作業が必要である。しかし、共有ファイルを管理するクラウドサービスを使えば、この手間は不要となる。

バックアップはサービス提供事業者が行うので、安心・安全・手間いらず、なのである。


【4】スマートフォンやタブレット端末からも利用できる

・クラウドサービスはインターネットに接続する環境さえあれば、「いつでも・どこでも」使える
・例えば、出先などでもスマートフォンさえあれば利用出来る

営業や現場など、必要な情報はそれぞれであり、すべてを持ち歩くのは現実的ではない。
また、社員間での情報や資料の共有の手間も予想される。
クラウドサービスはこれを解決する手段なのである。



如何でしたでしょうか。

一般的なクラウドサービスのメリットについて取り上げてみましたが、魅力を感じられたのではないでしょうか。

次回は、『勤怠管理』にこのクラウドサービスを導入することでもたらされるメリットについて注目してみます。


【本日のポイント】
 クラウドサービスの一般的なメリットは
  ・最初の導入コストを抑えられる
  ・導入が速くて容易である
  ・サーバーの管理が不要で手間削減
  ・スマートフォンやタブレット端末からも利用できる



水谷 拓郎@社会保険労務士

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参考blog記事:どう変わる?勤怠管理のクラウド化と付加価値