選択制確定拠出年金とは!? ー社会保険料の削減と退職金(老後資金)の確保を実現ー | 潜在的なリスクを可視化する 会社を守るリスク・マネジメント

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今日は、選択制確定拠出年金についてのお話です。


選択制確定拠出年金って??という方が多いと思いますので、

今回から数回にわたってご紹介しますね!


企業が従業員の老後の生活をより豊かにするために任意で設ける私的年金制度の事を

「企業年金」

といいます。

これは、退職の際に纏めて支払う”退職金”の代わりとして普及してきたという背景があります。

代表的な企業年金には、確定給付企業年金、確定拠出年金などがありますが、

それぞれの特徴を見てみましょう。


【確定給付企業年金】
 ・企業は運用リスクを負う
 ・企業が掛け金拠出コストも負う


【確定拠出年金】
 ・企業は運用リスクを負わない
 ・企業が掛け金拠出コストを負う


こう見ると、確定給付企業年金は企業の負担が大きいですね~。

もう一つの確定拠出年金は、掛け金拠出コストが大きな負担として残ります。

通常の給与に加え、拠出金の負担が必要となるので、導入したくても難しいケースが多いのではないでしょうか。

それでも、従業員に退職金を支給したい、老後の生活保障としての安心を少しでも与えたいという声も耳にします。

う~ん、他に何かいい制度はないのだろうか・・・。


そんな経営者の想いを実現するのが、今回テーマとしている「選択制確定拠出年金」なんです。


特徴は・・・

 ・企業は運用リスクを負わない
 ・掛け金拠出コストも負わない
 ※これが大きな違い!

さらに

 ・社会保険料の削減効果あり!

という経営者の悩みの種も併せて解決できる手段となりえるのです。


ん?どういうこと?そんなことできるの?


と思われるのではないでしょうか。


と、ここまでの説明で長くなってしまいましたので、仕組みなどの具体的な内容については次回から紹介します!


【本日のポイント】
 ① 最新の企業年金が「選択制確定拠出年金」
 ② 退職金の確保と社会保険料の削減が重要ポイント


【関連記事】
 選択制確定拠出年金の特徴は? ー”選択制”という仕組みー
 選択制確定拠出年金のメリット ー社会保険料の削減ー

水谷 拓郎@社会保険労務士

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