Fiat Panda 30 Life -181ページ目

Remove the Engine その①

マニュアルなどを見ると、Remove the Engine (エンジンを下ろせ)などと簡単

に書いてあったりするのだが、サンデーメカニックにはやはり荷が重い感じがする。

大体の想像は付く、 あれを外して、これを取って、こちらをこうして、それからここを吊り下げて

最後にここを取り外してから・・・。 机上の論理である。 

 こればかりは実際に手をかけないと進まない。



 これは在りし日の30のエンジンルーム この写真は前オーナーが送ってくれたもの。

 

下手に化粧をした写真を送って来なかったのが好印象となって、購入に踏み切る一因を

作った。 触りたくない感満載の汚さ。

 

これからエンジンを下ろすには、正直全部取らなくてはならない

 

 

車体の板金、塗装のためあらかたのものはすでに取り払われていても、

 

やっぱり、Remove Engineの文字は重い。

 



残った補機類を取り外す。ちなみに今日は1時間しか時間が取れない。

 

 


 

 

 

これが格闘の末、エアクリーナーボックス、キャブ、イグニッションコイルなどを

 

取り払った写真。 

 

フィアット500のエンジンを積むのを手伝った経験がある。

 

友人と二人エンジンクレーンも無く、ひょいと持ち上げることができた。

基本的にはそのエンジンと同じであるので、エンジンクレーンがいるかどうかは微妙だ。

とりあえず時間切れでここまでで今日の作業は終了。

 

希望としては、ミッションケースと切り離して エンジンだけを上に抜きたい。

ミッションと分割してもエンジンを前方にずらす余裕が無いと、

ミッションのシャフトがエンジンから抜けない。 

 

これもトライ有るのみである。

 

 


 

 

今日の成果。 

 

これで外が雨の日も室内で部品を洗うような作業が出来る。

キャブも分解して綺麗に組みなおしておこう。

 

 さて明日は、いよいよ Remove the Engine か?!

 

HAZARD 追加

 30にはもともとハザードライトの設定はオプションである。

イタリア国内専用モデルであり、かつ当時(恐らく現在も)装備が義務付けられていなかったからだ。

ハーネスは45と共通である、その45は輸出していたし、その仕向地ではハザードの装備が

義務付けられていた国もあった。

 そんなわけで、ハーネスを追加すると、ハザードが装備できる。



これは我らが見方Heynesのサービスマニュアルに載っている81年から85年までの

モデルのワーニングランプ類の配線図

 電気屋ではないのではじめは頭がくらくらしそうだけれど、じっくりと

系統別に鉛筆などで、配線経路を追いかけると次第に理解出来て来る。

 

もう一つ厄介なのはPanda用のハザードスイッチが入手しにくい点だ。

 

もともとオプションであったため装着している車も少ない、ましてや部品屋が持っている可能性も

低い、じっくりと時間をかけて探してやっと新品デッドストックを見付けたが

残念なことに樹脂が茶色のモデルだった。

機能はまったく同じである事と、ハザードは現行型もオレンジで他と

区別されているので、その様に自分で納得する事にした。

 

原理を簡単に説明すると、 

 

ハザードOffではスイッチ内の2次電源回路からウインカーリレーへ電源供給される。

ハザードをOnにすると通常の回線から電源供給はカットされて、ヒューズボックスを通った

1次電源が直にウインカーリレーへ供給される仕組みだ。

その時同時に左右ウインカーとクルースコット内のハザード標示にリレー信号がつながる様になっている。

 


 

ヒューズボックスを開けて、Heynesのマニュアルに書いてある配線を一本づつ追って行く。

幸い配線の色はマニュアルと合致する。 違っている場合も少なくないので、

ここはラッキーである

 


 

 

配線を探すため、一応クルースコットは全部分解する必要がある。

 

面倒だが、急がば回れで結果的に仕事の容易さ速さで勝る。

 




 ウインカーリレーは運転席足元上にある。

 

 



クルースコット裏側、

 

ハザードのクルースコット内の表示ランプを確認する、

ここにもハザードがOnの時+電源を供給する配線を追加する。(白いカプラ部分)

 





取り寄せたハザードスイッチ、

 

1 通常電源、

2 エマージェンシー電源、

3 リレー接続、

4 ウインカー供給電源、

5 ウインカー左接続

6 ウインカー右接続

7 クルースコット内表示ランプ接続

 計7本の配線が飛び込むスイッチで、意外と複雑。

 


  

 

 

スイッチ類が全部そろったクルスコット、 全部埋まるとなんだか気持ちがいい。

 

ハザードだけ茶色なのは、ご愛嬌と言う事で、これはこれでまたいいかも知れないとも思う。

 

さて、緊張のテストの結果は!

 

 



 タンタカターン! 完成

 

 

なんて楽しいのでしょう、 ああ出来れば何時までも完成しないで

 

居て欲しい、 ずっと楽しい1:1プラモデルであって欲しい。

 

 さていよいよエンジンか!?
 

 

 

 

 

 

 

サンダーバード秘密基地 発進

 予定から遅れること1月半、 やっとサンダーバード基地を後にした。

ここ2週間は仕事の後に訪れるサンダーバード基地が楽しみで仕方がなかった。

 

 

通関証明があれば自賠責保険を掛けることが出来る。 自賠責があれば仮ナンバーが出る。

 

緊張気味にスタートするが、100mも走ると慣れてしまった。 私はFiat500を運転したことがある、

あれに良く似た感じだからだ。空冷2気筒エンジンの振動が伝わり、大き目のメカニカルノイズが車室内へ入ってくる。

 

 

エンジンはすこぶる快調、 3ヶ月放置された後、港でバッテリーの充電すら無しに

キーの一ひねりで始動したあのエンジンだけの事はある。 

 

整備の一環として、ここ3日は近所を走り回っていた。

 

 

1速にシンクロが無いのを念頭に少しづつ30の操作に慣れていく。

 

意外に、30馬力でも650g超の車体をぐいぐい加速させていく。

3速と4速はとても離れている、高速などでは4速は重宝しそうだ、

しかし街中ではゆるい勾配でも、4速ではきつい。 必然的に3速を多様する事になる。

 2速へのシフトダウンにやや気を使う、シンクロギアが減っている感じがする。

ダブルクラッチを踏むと滑らかにシフトダウンできる。

 

バルクヘッドの遮音材とブロワファンユニットを

 

取り外してあるためエンジン音が盛大に進入する。 空冷エンジンはウオータジャケットが

無い分、さらに不利だ。

 



ホームセンターの駐車場にタタズム30

 

 

部品を買いにホームセンターへ行った帰り、 外へ出るとなんと雨!!

 

これには参った。 まだワイパーを取り付けていなかったのだ、。

雨の予報では無かったはず・・  とりあえず走って見る。

300mも行かず、前方確認できなくなる。 さらに30にはハザードランプがまだ装備されていない。

後方に気を使いながら路肩に寄せて、ウエスでフロントガラスをぬぐいながら家までたどり着く。

 当然自分はずぶ濡れながら、漏水試験が出来たので良しとするしかない。

 水漏れは無かった。

 



翌日何気なしに駐車場に居る30

 

お隣のLanciaはさらに20年年上。

 

早速ワイパーを取り付ける。

 

 

 

現在はハザードスイッチの回路をオリジナルに忠実に追加中

 

 

平行してマフラーに触媒を取り付ける作業も進行中

 

 さて、そろそろエンジンを下ろさなくてはならない。