Fiat Panda 30 Life -183ページ目

サンダーバード秘密基地 その⑨



 バンパーは一番初めに手に入れておいた部品だ。

 昨年の12月にはもう買い付けを済ませて知り合いのところに保管しておいてもらった。

 


前バンパー   


前後共に27年の歳月を物語る変色ぶりだ。

 

かえってこれも味の一つと考える事も出来なくは無い。

車体下半分の塗装と色がちぐはぐになってしまうが、後々、焼けバンパー仕様に戻して見るかも

知れないとも思う。

 


  

 

オリジナルにはFIATの刻印            新品の同じ箇所 刻印はつぶされている

 

 

  
リアも同じく オリジナルのFIATの刻印      新品はコテで焼きつぶされている

 

 

 

このバンパーは出所はスペインだ。

 

Pandaの初期型は seat panda の名前でスペインでノックダウン生産され、

その後イタリアで生産が後期型に移行した後も同モデルのまま生産が継続された経緯がある、

そのため、スペインの業者がFiatから金型を買い取って、生産が継続された樹脂部品などがあったらしい。

それでも機関は同一のままにseat marbella としてフェースリフトされた後は

生産がフェードアウトしたのは想像に難くない。

 


  

 

 

 金型が限界まで使用されたためか、角ボルトの入る穴が狭くなってしまっている。(恐らく後期型のボルトはサイズが小さい)

 

 国産車のつもりで10分もあれば付くだろうと思ったら、大間違いで、まず穴開けからはじめなくては成らない。

 この穴が12個開いているので作業は単純だが12倍の時間が掛かる。

  簡単に書いているけど、実のところここ2日は筋肉痛にあえいでいた。


 

 

前バンパーの取り付けはさほど難しくなかった。

 

チリ合わせも短時間ですんだ。

 


    
 調整前                                       調整後

 これが、問題のリアバンパー。

 

 まず、ステーの取り付け穴が全然合わない。

 上の写真を見るとわかるが、フロントバンパーの角穴に比べてリアのそれは

横に長くなっている、 これがステーの位置を調整するのに不可欠だと気付くまで

すでにバンパーを3回脱着していた。

 やっとの思いで、ステーをあわせても、上の写真のようにチリがまったくあわない。

 チリ合わせにカラーを入れたり、ステーを曲げたり、格闘する事2時間!!

 やっと 納得のいく仕上がりになる。

 

 

 

 中腰で無理に力を入れたりするから体はぼろぼろだ。

 

さすがに彼らの癒しパワーも役に立たない。

 

 とりあえず帰って寝る。

 

 

 

 

サンダーバード秘密基地 その⑧

 今日は燈火類の取り付けと、フロントグリルの位置合わせ組み付けをする。

 


   

 

レンズ類はあらかじめ、分解整備をしておいた。

内部には埃や泥がたまっていたりする、切れたバルブやガスケットなどは

交換し、この日を待っていた。

 

テールレンズは元の位置へ組み付けるだけ。

 

 


 

 

問題はフロントグリルと、ヘッドライトだ。

 

 この車も例に漏れず、イタリアの縦列駐車の痕跡が顕著で

フロント、リアともにバンパーのステーは折れ曲がり、

グリルの下部にも一部折れ線が入ってしまっていた。

 

イタリアで免許証を収得した時の教官の言い草がいい、

”後ろの車にダメージを与えないようにやわらかくタッチするようにぶつけて止まれ”

 ところ変われば何とやら。

 


daikoku 1

 

これは大黒埠頭での一枚。 見ての通りなんだかおかしい、ゆがんでいる。

フロントのパネルもやや変形し、ライトが両方とも内側へ向いてしまっている。

 


 

 ライトとグリルを仮組みしてみたところ。

グリルのチリ合わせと、ウインカーレンズとフェンダーパネルのチリを微調整する。

 グリルは本来リベット留めだが、 今後エンジンをOHしたり触媒の追加をしたりと、

整備製を考え合わせて、ナッターでネジ止めすることにした。

 


 

 

ボンネットの前のアールを綺麗にトレースするように組み付けの終わった

 

ライトとグリル、 やっとmeganeさんのトレンタ君に近づいた感じがする。

 


 

 

本業の後、サンダーバード基地へ夜遅くまで毎日通いつめると

 

さすがに疲れる。 そんな時はこんな顔を見て一休みするといい。

 

 さて、最大の難関、バンパー取り付けが待っている。
 

 

サンダーバード秘密基地 その⑦

 仕上がった車体にガラスを入れていく、


  

 

テールゲートのガラスは強化ガラスなのでさほど気を使わずに済む。

 


 

経験の少ない自分でも、ガラスの入れ方を習ったので一人で嵌める事が出来た。

 

 


  

 

 

サイドのガラスも強化ガラス、さほど気にする必要は無い

 

ただし、三角窓の枠を入れるのに手間取る。 自分で外していないのがネックで、どう取り付いていたかパズルのようだ


 

難関のフロントガラス、 合わせガラスのため、3層構造、ガラス_フィルム_ガラス で

一枚のガラスの厚さは3mm程度で、下手に持ち上げただけでピキッ!!と割れる事がある。

さらに、基地の忙しさを省みると、助けを求めることは必然的に出来ない為、入念に準備を整え、

慎重に嵌め込み完了

 




 一休みしながら、初期型pandaの売りの一つ、ハンモックシートのバリエーションを

 

試して見る。 昔のカタログにはここに無造作に子供を寝かせている写真もあるが、

現代の基準では走行出来ない。 もっぱら荷物入れぐらいだろうか。

 


 

 

 いよいよ組み付けは佳境に入る。 グリル、灯火、バンパー、と続く・・・