世界で戦える!親日家も意外と多い!おすすめロシアンバンド15選。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


さて、今回は久々の推薦シリーズ

しえも、国別の推薦シリーズとなると

昨年9月のイタリアPOP PUNK以来ですね。

 

 

 

世界で戦える!親日家も意外と多い!

Russian Band 15選

 

 


そもそも、今回は何故にロシアなのかと。

RNR TOURSで、まさかの来日キャンセルがあったからです。

自分がRNRを知り始めてからは、

キャンセルになったのは初めてな気がします。

それほど、RNRの公演で

来日がキャンセルになるなんて本当に珍しい。

そんなキャンセル知らずなブッキングチームな為、

もちろん、今回の件について

RNRに非は全くありません。

詳細は【コチラ

 






この件の余談は最後に書くとして

とりあえず、ロシアのバンドを挙げていきます。

自分がロシアのバンドを知るキッカケは

紛れもなくGO WITH MEです。

まずは、そんなGWMから国内盤リリースをしたバンドを

立て続けに挙げていきましょう。

やっぱり最初はこのバンド!






Fail Emotions

自分のロシアバンドとの出会いはここから始まりました。
ロシアの誇るトランスコアバンドFail Emotions
あの日、あの時、1stをタワレコで試聴した時の衝撃は忘れません。
これまでにも、エレクトロ要素をポスコア、メタルコアサウンドに
織り交ぜるバンドはいたものの、そういったエレクトロ要素でも
トランスを組み込むバンドはあまりいなかったように思います。
GO WITH MEの尽力もあってか、1stからずっと
リリースするアルバムは国内盤もリリースされています。
ロシアのバンドで、こうも国内盤リリースが続くのも

かなり稀じゃないですかね。

 

しかし、バンド内のいざこざが原因か
ブレインであったFATAL が脱退し、FATAL FE を結成。
そして最近、初期からのメンバーでもあるgt/Jackson
Facebookやインスタで、Secret Hand というロゴの画像をUPしてた。
ギターは通常の6弦、そして多弦も弾け、ドラムも叩けるという
マルチプレイヤーでもあるだけに、FE脱退ではなく、
FE在籍したままでの、別バンド別プロジェクトだと信じたい。


Fail Emotions
 - Makes Bad
 - Reborn
 - Final Frontier

Fail Emotions "Renaissance"
Fail Emotions meets CROSSFAITH

至極の"Gravity"Song

 

 

 



FATAL FE
先述のFail Emotions の項でも挙げたように
FATALFail Emotions を離脱し、新たに組んだバンド
FATAL FE
バンドの中心人物でもあったFATAL が抜け
Fail Emotions の方が心配ではあるが、
FATAL FEFail Emotions と変わらぬトランスコアサウンドを発揮。
まぁ、そりゃそーだよネ(。-∀-)笑 って感じですが。
どちらもこれからどうなるかが気になりますが、
個人的には、ちゃんと仲直りして
Fail Emotions として活動を続けて欲しいっすなぁ。


FATAL FE
 - Escape
 - Alien
 - Starfall

FATAL FE『New Horizon』分裂は吉と出るか、凶と出るか…

 

 




Date My Recovery

Fail Emotions の弟分、というポジションでもあるような
エレクトロコアバンドDate My Recovery

 

ピコピコとか、ピコリーモとかいうワードはクソ大嫌いですが
1stの時点では、そういったゲームサウンド的なピコピコサウンドが
目立つ曲もありました。
その後リリースされたEP(デジタル盤)では、そういった要素も減り
かなり硬派サウンドになっていたことが非常に好感でした。
そもそも1stは、タイトルが8-bit Heartbeat でしたしね笑

USやUKバンドとは違い、なかなか活動が活発でないのが
他国のバンドの特徴でもあるのか、リリースが続かないのが

なかなかもどかしい。
FE関連がゴタついてしまった今、DMRにも頑張って欲しい。


Date My Recovery
 - Cynical Autopsy + The Walking Dead Party!
 - To A Quiet Missouri
 - Radiate (Scooter Cover)






Illidiance

ロシアにこういったバンドが多い……のではなく、
間違いなくレーベルの趣味でしょう←
しかし、このバンドはメタルに寄せたサイバーメタル、
インダストリアルメタルのIllidiance
昨年、RNR TOURSでの来日も記憶に新しいですね。

 

FEやDMRほど、そういった打ち込み要素は強くなく
むしろバンドサウンドとしてのメタルメタルしい部分が強く
打ち込み要素は添えてある程度です←
そういった要素がなくても、立派に成り立つバンドだと思います。

もしBFMVに打ち込み要素入れたら、的なサウンドでしょうか。
ライブバンドとしてもかなりクオリティは高く、
昨年の来日公演では、それをまざまざと見せ付けてくれました。
新譜が出たら、また是非RNRで来日して欲しいバンドです。


Illidiance
 - New Millenium Crushers
 - Boiling Point
 - Critical Damage

今ロシアで最も有名なメタルバンド、世界最高峰のサイバーメタル降臨!イリディアンス!】(NAVER)
 

 




My Kite

日本のアニメからバンド名を付けた、という
トランスメタルのMy Kite (マイ・カイト)

 

こちらもIllidiance に負けず劣らずな
メタルサウンドを展開していますが、
日本のトランスメタルの先駆けBLOOD STAIN CHILD
初期CROSSFAITHあたりからの影響をひしひしと感じるほどに、
メタルサウンドとトランスサウンドが融合しています。
曲だけ聴いてたら、決してUS/UKバンドにも引けを取りません。


My Kite
 - Dance Of Shiva
 - Calamity Is You (Official Playthrough Video)
 - Lights. Camera. Murder.

My Kite "By Blood And My Dreams"

日本のアニメ"A KITE"からバンド名を付けたエレクトロコア"MY KITE (マイ・カイト)"】(NAVER)

 

 




7000$

4月に書いたニューメタル特集の記事に挙げたように
ラップを織り交ぜたスタイルでロシアを席巻する7000$
それだけでなく、ここまでのバンド同様、
エレクトロ要素を取り入れた曲もあり、
まさにニューメタルラップコア色が強いバンドです。

 

既存の曲、MV化されているものも含め
基本は母国語であるロシア語ですが、
今年GO WITH MEからリリースされた国内盤は
日本限定となる全英詞で収録されています。
こういったところにも、レーベルの尽力が見て取れますね。


7000$
 - Нужное Подчеркнуть
 - Наебалово
 - Каждой твари по паре

ニューメタル"リバイバル"を盛り上げるバンド13選
ロシアンラウドエンペラー降臨!!ミクスチャーバンド、セブンサウザンドバックス!】(NAVER)

 






One more mojito, please!

このバンドまでが、全てGO WITH MEが契約、
リリースを行ってきたバンドです。
いやー、ロシア方面への尽力、ホント素晴らしいですね。
そんなGWMバンド最後を飾るのは、

DMR以上にキャッチーさに長けたエレクトロコアバンド
One more mojito, please!

そこまでヘヴィではないですが、スクリームしてたり

ブレイクダウンもあるので、コア感もは確かにあります。

そもそも、この名前がツッコミ所しかありませんが
GO WITH ME公式の情報によると


バンド名に悩んでいた彼は誕生日に一人でバーに座っていた、そこにバーテンダーは突然カクテルタイムを発表した「1杯の価格で2杯分提供します。」トーマスは言いました"One more mojito, please!"、どこまで本気なのかは謎である。


アホだwww
しかし、2011年から本格的な活動をスタートさせているあたり
新人とは言えないくらいのキャリアはある。
結果としてGWMからは1枚だけだったものの、
bamdcampを見ると、そこそこの枚数はありますしね。
MVが発見できないので、公式HPとbanmdcampのリンクを貼っておきます。


One more mojito, please!
 【Official site
 【bandcamp

 

 



Wildways (Artery Recordings)

USのArtery Recordings と契約し、日本国内では
TWILIGHT RECORDSから国内盤もリリースされたことで
世界的にも、日本でも、意外と知名度はあるんじゃないでしょうか?
チャラさ際立つメタルコアバンドWildways

 

ラップを取り入れたラップコア的な曲もあれば、
チャラさ爆発したのは、間違いなく

"Faka Faka Yeah" のせいでしょう笑
リリース当初こそ、そこそこ話題になっていたものの
最近はめっきり情報も見なくなりましたね。
にしても、やはりロシアからArtery と契約したって事実は
なかなかにインパクトのあるものでしょう。


Wildways
 - Faka Faka Yeah
 - D.O.I.T.
 - Don't Go






It's Maybe Winter Outside

このバンドは、Facebookで繋がったロシア人から教えてもらいました。
ジャンル的には、FEやDMRを彷彿とさせる
エレクトロ/トランスコアなIt's Maybe Winter Outside

 

先にFEを聴いていたからこそ、そこまでの驚きはなかったものの
先にこっちを聴いていたら、

FEの時と同様の驚きはあったかもしれません。
……やっぱりロシアのアングラシーンは
こういうバンドが多いのかもしれないですね笑


It's Maybe Winter Outside
 - My Love Is Dead
 - December Sky
 - Dirty Dancing (New Kids On The Block cover)






3110

お次はインスタでメンバー(しかもボーカルの女の子´ω`*)に
フォローされたことがキッカケで知ったバンドです。
ロシアンラウドロック/ニューメタルの3110

 

とはいえ、どこを探しても音源が見つからなくてですね…
オマケに知名度も低いもんだから、YouTubeで曲探すのも
苦労しました。
こちらも7000$同様、ロシア語の歌詞ですが、
サウンドの感じ、このグルーヴ感を見るに
やはりラウドロック/ニューメタルにカテゴライズするのが良いかと。


貴重な女性ボーカルのバンド、男子諸君は要チェック!←

しかし、このバンドに限らず
どうもインスタだとロシア人からのフォローが多いこと多いこと笑


3110
 - Падала
 - Падала(Live Video)
 - Оттенки Серого


 

 



Change Of Loyalty
以前ギタリスト特集の記事を書いた時に選出した

Choco Slayc が本籍を置いていたメタルコアバンド

Change Of Loyalty

 

これまでのバンドのような打ち込み要素はなく

本格的な硬派サウンドが光るメタルコアです。

最新作も昨年リリースされており、未だ現役の模様。

打ち込み要素がなく、やっぱバンドサウンドが良い!

って人には是非ともオススメしたいです。

Change Of Loyalty
 - 8 Sluts
 - N.A.T.A.S.H.A.
 - Nonsense


 

 



At The Ruins
解散していたようですが、今年1月に
活動再開を果たしたようです。
ポストハードコアバンドのAt The Ruins

正式かサポートか、こちらもChoco が加入しています。

 

最新アルバムは今年リリース予定。

それに先駆け、シングルが1枚リリースされています。

ヘヴィなサウンドに、クリーンボーカルも取り入れた

現行ポスト・ハードコアサウンドそのものです。

USやUKの同ジャンルのバンドにも

決して引けを取らないサウンドは必見です。


At The Ruins
 - Digital Renegade (I see stars cover)
 - 10,000 Miles (Ft. Denis Shaforostov)
 - You Made Me Go Black

 

 

 

 

SHREZZERS

ここまで来ると、ホントChoco の活動の広さというか
ロシアのメタル系バンドからの圧倒的支持・人気というか
引っ張りだこですごいな。
日本で言うビトクさんみたいなもん?

そんなChoco がインスタに上げてたことで知った

プログレッシブメタルコアのSHREZZERS


元々はShredding Brazzers として活動していたのが
改名したのか、単に略称になったのかは不明ですが。

MVのサムネも名前が変わってることから、改名ですかね。

ただ、MVを見ても、Playthrough動画を見ても
だいぶアホだなってのはわかりますねw

しかし、アホなだけではないってことを
サウンドが証明してるようにも思います。

 

SHREZZERS

 - mystery

 - Spotlight

 - Delight

 

 

 



Slaughter To Prevail (Sumerian Records)
現行バンドの中では、世界的に活躍してるロシアバンドの

代表みたいなバンドではないでしょうか。

Sumerian Records 所属のデスコア/デスメタルバンド

Slaughter To Prevail

 

こういったサウンドまで来てしまうと、

自分もかなり不得意になってしまいますが、

ロシアのバンドがSumerian 所属ってだけでも注目でしょう。
やはりこの手のジャンルの世界の受け口は確立されており

国籍関係なく支持されるバンドが多いのも特徴なんですかね。

Slaughter To Prevail
 - Hell (Ад)
 - As The Vultures Circle
 - Chronic Slaughter

 

 

 



Depths Of Black
そして最後に、今回の件で渦中のバンドとなった
Depths Of Black

音楽性はバンドのロゴを見ればいわずもがな。

 

今回の件は本当に残念ですが、RNRの見解を見るに

RNR、DOB双方に責任はないように思います。

それだけにどちらもやりきれない気持ちなのは同じでしょう。

タイトルには"親日家も意外と多い!"と書きましたが

ここに挙げたバンドはもちろん、DOBも

言葉としては良くないけど、日本語タイトルの曲も出してます。

RNRとしても、DOBとしても、来日はリベンジ案件ですね。

次はちゃんと来日できることを、心から願っています。


Depth Of Black
 - Abattoir (feat. Vlad Putridov)
 - Shine (死ね)
 - Headshot (feat.Yanchi)





以上、15バンドでした。

ロシアにだって、POPSを歌うシンガーや

所謂"歌姫"なんて呼ばれる人もいるかもしれない。

しかし、そもそも自分のブログが主に取り扱うのは

バンドミュージック

な為に、こうしてバンドを挙げました。


まず最初に挙げたGWMバンド。

GWMからFail Emotions がリリースされなければ

他のロシアンGWMバンドも、

他に挙げたロシアのバンドも知ることはなかったでしょう。

音楽シーンの大きさが違いすぎるだけで、

何もUS/UKだけに良いバンドがいるワケじゃない。

それを他でもないGO WITH MEに教えてもらいました。

ロシアの他にも、

ドイツ
フランス
スウェーデン
ポルトガル
イタリア
デンマーク
オーストリア
フィンランド
 ...etc

欧州を中心に色んな国のバンドを知りました。

GWMは元々、自らが作成したNAVERのまとめを

Twitterで呟いてるのが目立っていましたが、

数年前に比べ、本当にリリースが減ってしまい、

最近はタダのbotみたいになっているのが

本当に寂しく、残念で、非常にもったいない…

しかし、GO WITH MEがいなかったら

自分はこんなに多くの国のバンドを知れませんでした。


そして、こちらも

US/UK以外からのバンドの招聘が多いRNR TOURS

そういったところからも、個人的には

RNRとGWMがタッグを組んでくれることを

本当に望んでいました。

GWMがリリースし、RNRが招聘する。

理想的な繋がりに他ならないと思ったからです。

その夢の組み合わせで、昨年は

Illidiance (RUS)
Desasterkids (GER)
Shoot The Girl First (FRA)


3組もの来日が実現しました。

そしてGWM関係なくとも、

RNRで来日するバンドは、そのほとんどが満足し、

次も来日したいと言ってくれるバンドが多い。

今回のDepths Of Black も、無事に来日できていれば

そういったバンドの仲間入りをしてたことでしょう。



今回の件でRNR TOURSは



ということも言っています。

こういうチームだからこそ、応援したいし、

サポートしていきたいと心の底から思います。

たとえ、どれだけ小箱でやろうとも

soldしないほど、日本ではマイナーすぎるような

アングラバンドの来日だったとしても。

それを望む人がいて、その"望む人"が

自分の場合だってあるかもしれないワケですしね。


アメリカイギリス、次点でオーストラリア

そこだけではなく、良いバンドは世界中にいます。

それをGO WITH MEと、RNR TOURSに

教えてもらってきた日々です。

その中で、今回はロシアに焦点をあてました。

ネットやSNSが全盛の現代、

世界中のバンドを知る術は既に整っています。

是非、色んな国のバンドを知って

その中で気に入ったバンドが

もし来日することがあるなら、その時は

ライブに足を運ぶのはもちろんのこと

一度来日して終わるのではなく、

2度目、3度目が実現するように

継続してサポートするようにしましょう。

 

 

 

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