Linkin Park好きにオススメするバンド18選。(2018/06/23追記) | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


2017年7月20日


Linkin Park vo.Chester Bennington が亡くなりました。

 

2017年の音楽シーンで最も大きな衝撃に数えられることでしょう。


冥福を祈ります。

 

 

しかし、Chester が存命であっても


この記事はずっと書くつもりでいました。


11月には来日も決まってましたしね。

 

と、いつまでも前フリが長くなっても仕方ない。


それではいきましょう。

 

 

 

 

Likin Park が好きならコレを聴け!

 

 

久しぶりとなるこの"推薦"シリーズ。


このバンドが好きなら、きっとこのバンドも気に入る!


という名目で、昨年から始めたシリーズです。


今回もその意図は変わりません。


Chester が死んだからと言って


LPの後任ボーカルをオススメするような


そんな馬鹿げたことを主目的にする記事ではないので

 

悪しからず。

 

 

何だかんだ言ってもLPも00年代を代表するバンドなので。


1st、2nd、いて3rdまでで止まった人も多いでしょう。


だからこそ、現行のバンドも知ってほしい!


と、いう意味も込めまして。 まずはこのバンドから。

 

 

 

 

Sylar (US)

昨今流行りのニューメタルリバイバル筆頭!
昨年、Hopeless Records からアルバムをリリースし
一気に躍進したSylar

 

昨今流行りの"ニューメタルコア"とも呼ばれますが、

ミドルテンポでヘヴィな楽曲が多く、
そこにラップとシャウトも織り交ぜたボーカルスタイルで
まさに初期LPが好きな人にこそオススメしたいバンドです。
今年はSCREAM OUT FESTで初来日し、
ライブで実際に音を聴きましたが、まさにニューメタルです!

 

Sylar
 - Prescription Meditation
 - Assume
 - Soul Addiction
 - Points Of Authority (Linkin Park cover)

 

 

 

 

BackWordz (US)

こちらも個人的には、今年アルバムデビューした中で
1、2を争うレベルのハイクオリティな新人です。
Attilavo.Fronz が設立したレーベル
Stay Sick Records が放つ期待のルーキーBackWordz

 

ここ数年、リバイバルブームに乗り、

自身の本来のサウンドからニューメタルに寄せるバンドが多いですがこのバンドは初っぱなからニューメタル色全開です。
それ故に、LP好きにオススメというよりかは
ニューメタルが好きな人にオススメしたいって感じ。

黒人系ボーカルから発せられる"らしさ"溢れるラップは必見。

 

しかし、このバンドもLPに影響を受けていないハズはなく
Chester の死を追悼し、こちらもカバー曲を上げてました。
『A Thousand Suns』 の曲だったのが意外でしたが、
これまた非常に良質カバーです。


BackWordz

 - Grindstone

 - Be Great
 - Self Ownership (Ft. Fronz of Attila)

 - Waiting For The End(Linkin Park cover)

 

 

 

 

From Ashes To New (US)

Next Linkin Park / Post Linkin Park
という声が名高い、こちらも新人バンドFrom Ashes To New

 

LPからの影響を感じずにはいられないサウンドと
ラップパートの入れ方、入り方もまさに!な感じです。
現在2枚アルバムをリリース、1stと2ndでボーカルも変わってますが
1stは初期~中期のLP好きに、
2ndは中期~後期のLP好きにオススメです。
LP好きならまず間違いなく琴線に触れるバンドだと思います。

 

From Ashes To New
 - Through It All
 - Crazy
 - My Name
 - Heavy/Papercut (Linkin Park Mashup)

 

 

 

 

 

Issues (US)

現行のポスト・ハードコアバンドの中では
人気も知名度も上位のバンドではないでしょうか。
こちらも昨年、2枚目のアルバムをリリースしたばかりのIssues

 

初期から現在まで、現行ポスコアサウンドながら
メロディの良さが目立ち、非常に聴きやすい。
ラップとはいかないまでも、早口なパートがあったり、
曲によってはスクラッチ音を使用しており、
そういったところにニューメタルからの影響も存分に感じられます。
ライブでは音源を再現できるレベルのクリーンボーカル、
Tylar Carter のハイトーンクリーンも必見必聴です。

 

Issues
 - Hooligans
 - Stingray Affliction
 - COMA

 

 

 

 

Dangerkids (US)

ここまでのバンドに比べると、イマイチ知名度に欠ける気もしますが
フォロワーが少ないだけで、実力的には申し分ないでしょう。
エレクトロコアバンドのDangerkids

 

このバンドも初期からラップスタイルと、クリーン、シャウトを
巧みに織り交ぜたサウンドが、ややエレクトロ要素の強い
ニューメタル感を彷彿とさせます。
曲によってはエレクトロ要素が強かったり、

コア感が強かったりもしますが、

自分たちの根幹にある軸はブレていないと思います。

 

Dangerkids
 - countdown
 - We're All In Danger
 - blacklist_

 

 

 

 

Dead By April (SWE)

このバンドもLPと同じく、近年の動きを
初期ファンが追ってはいないバンドのひとつかもしれません。
スウェーデンのメロディックメタルコアDead By April

 

ヨーロッパ圏のバンド特有のエモーショナルさをもち
エレクトロ要素も取り入れつつも、このバンドも
グッドメロディで推せるバンドだと思います。
今年リリースした最新盤の楽曲の中に、
イントロがモロにニューメタル感あるものもあります。

 

Dead By April
 - Losing You

 - As A Butterfly

 - Warrior

 - Numb (Linkin Park cover)

 

 

 

 

Bring Me The Horizon (UK)

知名度、人気、そして音楽性と
ポストLinkin Park 最有力候補じゃないですかね。
UKのBring Me The Horizon

 

2014年はIssues のデビューアルバムがシーンを席巻しましたが
翌2015年は完全にBMTHの『That's The Spirit』 の年

だったではないでしょうか。
枚数を重ねる毎に小さく変化をしていったものの、
初期盤と最新盤の『That's The Spirit』 では、

大きく音楽性も変わっています。
しかし、その最新盤はメディア・リスナー共に評価が高く、
また収録された楽曲は、Linkin Park に似ているとの声も多数。

Oliver は、ライブで声が出ないことが多々あることを除けば
声質も似たものはあるし、わからなくはないですけどね。
まだまだChester には到底及ばないでしょう。

 

しかし、音楽性は確かなものでしょう。
どちらかと言えば、後期のLP好きにオススメできるかと。

 

Bring Me The Horizon
 - Shadow Moses
 - Sleepwalking
 - Throne
 - Avalanche
 - Happy Song (Live at the Royal Albert Hall)

 

 

 

 

Hollywood Undead (US)

日本での人気や知名度がないバンドなんて
今も昔も全然珍しくも何ともありませんが、
出身国であるUS、そして世界ではちゃんと躍進している
Hollywood Undead

 

初期はみんなマスク着けてましたが、↑の画像や

最新曲のMVとか見てみると、
どうやらマスクスタイルは止めたみたいですね笑
サマソニで来日した時はちゃんとマスクしてましたが
クソ暑かったのか、フツーに外してましたしねw

 

音楽性はわかりやすいほどのラップメタル、ニューメタル。
これも初期からずっと貫いています。
故に、このバンドもLP初期が好きな人や
リンプ好きあたりに是非ともオススメしたいですね。

 

Hollywood Undead
 - Everywhere I Go
 - Day Of The Dead
 - California Dreaming

 

 

 

 

30 Seconds To Mars (US)

ライブ活動も再開し始め、ここしばらく匂わせている
新譜のリリースが待ち遠しい30 Seconds To Mars

 

推薦シリーズでは常連ってほど、このバンド挙げてますが
それ故に多くの人に受け入れられるような汎用性の高い
音楽性なのではないかと思っています。
正規メンバーはご覧の通り3人だけど、人数を感じさせない
壮大な世界観と、ダイナミックなサウンドメイクが素晴らしい。

 

初期の音楽性を見るに、vo.Jared はシャウトも申し分ないが
シャウトは本当に初期のみです。
しかし、それでも余りある歌唱力は今もなお健在。
そういった面も含め、30STMも後期のLP好きにオススメしたいです。

 

30 Seconds To Mars
 - The Kill
 - A Beautiful Lie
 - This Is War
 - Closer To The Edge
 - Do Or Die

 

 

 

 

coldrain (JPN)

ここらでサクッと日本のバンドを2つほど。
今年で10周年を迎える日本のラウドロック代表
coldrain

 

サウンドも、シャウトも、初期はそれこそ
スクリーモ(と呼ばれていたポスコア含め)な音楽性が強かった。
しかし、キャリアを積むごとに、サウンドも太く、重く
vo.MASATOのシャウトも、海外のスクリームに通ずるものに。

 

Linkin Park Sevendust 等、00年代のヘヴィロック、ニューメタルに

かなり影響を受けたバンドなのは間違いなく
近年の楽曲では、そういった面も強く出ているように思います。

↓にリンクを貼った曲は、

そういった面が表れてからの後期のものにしました。
現段階での最新アルバム『Vena』に収録されている"Gone"イントロの
クラップパートは、LPの"Given Up" を意識したとも公言しています。

 

coldrain
 - The War Is On
 - The Revelation
 - Aware And Awake
 - Gone
 - Wrong

 

 

 

 

Pay money To my Pain (JPN)

coldrainを挙げたら、兄貴分であるこのバンドも。
日本のラウドロックシーンへの影響、貢献は十分に果たしたでしょう。
Pay money To my Pain

 

vo.Kは自殺ではなく、病に倒れましたが
早すぎる死ってのは、少しChester と被る部分も…

Chester 同様、クリーンとシャウトの両刀使いですが、
やはり人に届かせるクリーンはChester もKも、本当に強い。

LPと同じく、ボーカルが他界してしまったが為に
無期限の休止となってしまったバンドですが、
LPが好きな人にも広く薦めたいバンドなのは間違いありません。

 

Pay money To my Pain
 - Another day comes
 - Deprogrammer
 - Weight of my pride
 - Pictures
 - Rain

 

 

 

 

Dead By Sunrise (US)

LPを好きな人、中でもChester が好きな人は
知ってる人も大勢いることでしょう。
Chester によって設立されたサイドプロジェクトDead By Sunrise

 

『Minutes To Midnight』 が分岐点であり、
次の『A Thausand Suns』 で更なるファン離れを引き起こした
その2作の間に制作されたのがDBSのアルバムですが、
これがまたカッコイィものに仕上がってるんですよね。
だからこそ余計に『A Thausand Suns』 で離れたんじゃないか…
と思ってしまうほどに。

それ故に、1枚で終わってしまったのは非常に惜しいですね…

 

サウンドは申し分ないし、これまでLPで培ってきた
ボーカルとしての経験を、余すことなく発揮してる感じ。
SlipknotStone Sour の感じと似たようにも思いますね。

 

Dead By Sunrise
 - Let Down
 - Crawl Back In
 - Fire

 

 

 

 

Fort Minor (US)

そんなChester よりも先に別プロジェクトを始動していたのが
LPのもう一方のvo.Mike Shinoda Fort Minor です。

 

LPでもラップvo担当だった為に、このサイドプロジェクトも
アルバムに多くのHip-Hop/R&Bアーティストが参加していて
エグゼクティブプロデューサーにJay-Z を迎えるなど
かなりヒップホップ色が強いものとなっています。
Mike のそういった面を聴きたい人にはもってこいかと。
2015年には約10年ぶりとなる新曲を発表しました。

 

Fort Minor
 - Petrified
 - Believe Me
 - Remember The Name
 - Where'd You Go(feat. Holly Brook & Jonah Matranga)
 - Welcome

 

 

 

 

Skillet (US)

こちらも日本での知名度はほぼ皆無、
知る人ぞ知るバンドのひとつではないでしょうか。
USのクリスチャンロックバンドのSkillet
セールス的にも、リリースを重ねる毎に頭角を見せ始め
6th『Collide』 ではゴールドディスク、
7th『Awake』 ではプラチナディスクを獲得している。

 

男女混合編成のバンドであり、

vo.John と女性コーラスの対比が良い。
そして女性コーラスであり、key.Korey は実の夫婦。
ヘヴィなロックサウンドに、ピアノやストリングスの要素を散りばめ
メロディラインが非常に秀逸。
音楽性の観点からも、LP好きにオススメされることが多いです。
YouTubeでも関連動画に出てくること多いですしね。

 

Skillet
 - Monster
 - Not Gonna Die
 - American Noise
 - Feel Invincible
 - Lion

 

 

 

Pleymo (FRA)

Skillet『Minutes~』 以降のLP好きにオススメしたいですが
こちらはガッツリ1stからのLP好きにオススメしたい。
フランスを代表するニューメタルバンドPleymo

 

当時のニューメタル人気もあって、SUMMER SONICや
単独公演もあったほど、日本でも知ってる人は多いのでは?
バンド自身が、非常に親日家でもあったようですしね。
サウンド的に申し分ないのは確かなんですが、
2007年に活動休止をしています。ところがどっこい、
なんと今年3月に復活を遂げています!
現在までにアルバムも4枚、これを機に聴いてみては?

 

Pleymo
 - Adrénaline
 - New Wave
 - Divine excuse

 

ちなみに、同じフランスでいうと
Djent + ラップで注目を浴びるSmash Hit Combo もオススメ。
このバンドも絶対に日本大好きだろwwwww
ってのが、MVを見るとこれでもかってほど伝わってきますw


Smash Hit Combo
 - In Game
 - Baka
 - RPG

 

 

 

 

P.O.D. (US)

Skillet 同様、こちらもクリスチャンヘヴィロックバンド。
バンド名は"Payable On Death" (死による贖い)の略称。
メンバー全員が敬虔なクリスチャンであるP.O.D.

 

LPやリンプらと共に、ラップメタル界を盛り上げる
立役者のひとつで、現在までにアルバムは9枚リリース、
トータルセールスは1,000万枚を超えています。
4枚目『Satellite』 のみで500万枚を叩き出してます。
音楽性もそこまで大きく変わることはないんですが、
LPというより、Papa Roach と同じような変化をしてるイメージです。
未だ現役ながら、メンバーが初期から大きく変わらないのも、
バンドとしては非常にプラスではないでしょうか。

 

P.O.D.
 - Goodbye For Now
 - Beautiful
 - This Goes Out To You

 

 

 

Limp Bizkit (US)

ここまでに何度も名前を出していたし、
LPを語る上で、このバンドを出さないワケにいかないでしょう。
ご存知、Limp Bizkit

 

当時はどちらかが好きでどちらかは嫌い
みたいな人もいたような感じしますよね。
しかし、数字上では"売れた"というところを見ると
やっぱり時代を彩ったバンドなのは間違いないでしょう。
明確な記述はないので確証はないですが、
世界的なトータルセールスも2,000~3,000万枚はあるでしょう。

 

そんなリンプ、2011年の『Gold Cobra』 以降
アルバムのリリースがありません!
フェス等々でライブはしてるのにねー。

 

Limp Bizkit
 - Rollin'
 - Break Stuff
 - Gold Cobra
 - Ready To Go ft. Lil Wayne
 - Lightz

 

 

 

Stone Temple Pilots (US)

ラストはこのバンド。
初代vo.Scott Weiland の後を継ぎ、解散からの復活、
2013年にChester をボーカルとして抜擢した
90年代を代表するオルタナロックバンド
Stone Temple Pilots

 

デビュー作の『Core』 から4作連続でミリオンセールスを達成。
その中でも『Core』 が全米800万枚と最も売上を伸ばしました。

 

初代vo.Scott はデビュー当時から薬物でのトラブルが絶えず
それが2002(2003)年に一度解散してることの要因とも。
そして2015年には、ドラッグとアルコールによる中毒死。
破天荒なロックスターとして、48歳で亡くなってしまいました。

 

2013年にはStone Temple Pilots with Cester Bennington として
活動を開始。この年のLOUDPARKで来日もしました。
Chester 加入も賛否があったとは思いますが、
STPとして歌うChester は、とても楽しそうでしたね。

 

Stone Temple Pilots
 - Plush
 - Creep
 - Interstate Love Song

Stone Temple Pilots with Chester Bennington
 - Black Heart
 - Out Of TIme
 - Creep (Live)

 

 

 

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