Fail Emotions "Renaissance" | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

01.Fame < Infamy / Fall Out Boy
02.American Lie / Strung Out
03.Timing / Allister
04.Seasons Change / Not The Fake A Something
05.maspuerade / HaKU
06.DANCE2 / ORANGE RANGE
07.We're Really Doing It / This Is A Standoff
08.すばらしき新世界 ロングver / flair
09.Lounge Act / Four Minutes Til Midnight
10.Uh Huh / Forever The Sickest Kids
11.Me Muero / Utada
12.Distance / A Loss For Words
13.LOVE 2010 / flumpool
14.The Fire That Through / We're Not Afraid
15.Hero/Hroine / Boys Like Girls
16.サンタクロース / ELLEGARDEN
17.So Much More / Old Man Markley
18.Set Adrift / Wind In Sails
19.Crushcrushcrush / Paramore
20.Siren's Soliloquy / Alesana





17だけ、ネット上に転がってなかったorz

本日のシャッフル再生20

以上のような結果でした。

懐かしい曲から、一部マニアックなものまで。

20/18733だし、秀逸な20曲になる確率なんて超低いけど

だからこそシャッフル再生は面白い。

これからレポ以外のこと書くときは、これ載せてこうか。



さて、今回は

珍しくディスクレビューなんぞをやってみようかと。

…いや、レビューなんて大それたもんじゃないな。

"感想文"程度のノリで見てもらえると助かります。

加えて、このバンドの"紹介"って感じで見てらえたら、ね。


今日で発売日から4日

入荷日、所謂"フラゲ"日から数えたら5日



ロシアのトランスコアバンド、3枚目のアルバム

Fail Emotions "Renaissance"


デジタル盤としては5月にリリースされたものの

日本盤のみ、限定CD化されたようで。

それはバンド側が日本に特別な思いがあってからなのか、

それとも音楽後進国的な意味合いでのことなのか、

真意は定かではないが、前者なら嬉しいところ。


実際、昨年の激ロックFesでの来日も記憶に新しい中、

日本でのリリース前にYouTubeに上げられた今作のリード曲

"Final Frontier" のMVでは、その昨年来日の際の映像が素材として使われ

Lyric部分には、日本語も。

限定CD化の話は置いといて、

こういうのを見てると、バンド側が日本を好きでいてくれているんだなってのは

こちらも実感できて、嬉しい限り。


発売日から、

日本の所属レーベルであるGO WTIH ME

Twitter、Facebookアカウントでも連日、絶え間ない宣伝も為され、

タワレコ各店のプッシュされ具合も良い感じ。



ちなみに自分がよく行く渋谷店では

同レーベル所属であり、今年のSCREAM OUT FEST 2014で来日を果たした

The Word Aliveの新譜『Real』と共に並べられた圧巻の展開。

もちろん、自分は2枚共購入。


で、肝心の『Renaissance

それまでのボーカルとは変わってしまったものの、

音自体は1枚目の『Transfornation』、2枚目の『SPEET OF LIGHT』同様

他に類を見ないほどの、超ハイクオリティな仕上がりに。

SPEED OF LIGHT』の時はなかったが

Transfornation』の時と同じく、track.01は挨拶代わりの激アツIntro

Introとは言え、それが確実にひとつの“曲”として成立しているのが

Fail Emotions の特長だと思う。

Fail Emotionsのことを何にも知らずに、タワレコで押されていた『Transfornation

気になって試聴した時、一発でやられたのを今でも鮮明に覚えてます。

その時に即買いして、周りの友人にも薦めたのは言うまでもありません。

もちろん、薦めた友人の評判も上々。

いや、これは誰が聴いてもかっこいい!って思うだろ!

と、当時は息巻いてました(笑


Renaissance』のIntroは、『Transfornation』よりも短かったものの

それでも2'38"

Transfornation』の時の、IntroSuit & Tie 同様

今作も、Intro / Energy Of SunTimeviewers

初っ端から気持ちをかなり高まらせてくれます。

"Timeviewers"は、出だしから新ボーカルのクリーンボイスから始まり

メタルコアやポスト・ハードコアに分類されるかのような

ザックザクに刻むギターがかっこいい。

1曲の中で何度もリズムが変わり、聴いてて飽きない。


track-03. Runaway

Fail Emotionsにしては珍しくラップ調から始まるRunaway

それ故か

曲全体もラウド系の力強い勢いよりも、メロディアスな部分が目立つように思う。

シャウトもないし、ヘヴィな部分も鳴りを潜め

クリーンボイスのみのエレクトロバンドって気もする曲。

豪州のエレクトロバンドPendulum にも似たものを感じるのはそのせいかな?

Pendulum - Witchcraft

Pendulum - Watercolor


track-04. Reflection

Runaway よりもさらにテンポは落ち、Runawayよりもヘヴィな要素は多め。

Fail Emotionsの良さのひとつと言うか、合間に流れるピアノ音がキレイで

曲のクリーンさに拍車をかける。

でも、3'10"から一気に重く、激しく、シャウトも入る。

ライブでやったらシンガロングできそうな部分も。

ラウド系らしくヘヴィな部分はありつつも、ほぼクリーンボーカルで

テンポもスローで、まんま『ラウド系のバラード』って感じがする。


track-05. Stepster (Fatal FE edit)

打って変わってテンポが上がり、リズムに乗ったダンサブルな雰囲気に。

クラブで流れてても何ら違和感のないダンスチューンのインスト曲。

でも、これがライブハウスならクラップ、ツーステ、ヘドバンの餌食になる可能性も(笑

トランス要素もあるバンドだからこそできる、こういったインスト曲や

Remix曲とかのクオリティも高くて、Fail Emotionsの曲、アルバムは

どれを聴いても"飽きない"のがすげーなーっていつも思う。


track-06. Final Frontier

先に言ったとおり、おそらくこのアルバムのリード曲であろうFinal Frontier

Transfornation』を聴いた時の衝撃をそのままに

これぞFail Emotionsと言わしめるほどの、バンドを体現した曲であると思う。

ヘヴィでラウドな楽器隊に、トランス要素をふんだんに盛り込み

クリーンボーカルと、激しいスクリームの掛け合いも秀逸。


track-07. Outro/
Renaissance

ピアノ音が終焉を匂わせる雰囲気で、

これだけ聴いてたら、どこぞのピアノ盤に収録されててもおかしくないほど

パッと見…… 否、パッと聴きじゃFail Emotionsだとは思えないほど

静かで落ち着いた曲です。

文字通りOutroに相応しい、最後を締めくくるにピッタリの曲。




実際の収録曲数は14曲だけど

その半分が、デジタルシングルの『Gravity』と

既存の曲のRemix版だったり、別verだったりするので

レビューという名の感想文はオリジナル曲である7曲目まで。

って、考えると14曲収録のフルアルバムとはいえ

オリジナル曲が7曲しかないって考えると、意外と少ねーんだなっていう。

Gravity』なんて、Fail Emotions好きな自分が持ってないワケないっていう。

そういった意味じゃ、ガチのフルアルバム感はないけど

ここからFail Emotionsを知った、買った人には

前ボーカルの曲(Gravity)も入ってるからいいんじゃないかな、と。




Twitterのバンドアカウントのフォロワー数

Facebookでのオフィシャルページ、投稿への「いいね」数を見てると面白いもんで

それがまんま、世界への知名度にも繋がる部分が見てとれると思ってて。

もちろん、投稿へのいいね数が2桁だと名実共にまだまだ若手間が否めないし、

100超えしても、100台900台に届くバンドとじゃ知名度にも結構な差があって

1000超えは一種のステータスの気もするけど

1000を超えたら、100単位の時よりもさらに差が出るのは当然で。

10000を超えたら、それはもう世界中に名が知れてると思ってる。

2000030000超えだと、アリーナ級の大会場でライブしても

世界どこへ行っても埋められるだろうし

4000050000とかその辺を超過するのは名実共にレジェンド級な気もする。

あくまで、Facebook上での「投稿」に対するいいね数を見た上での

自分が感じてることだけど。

当たり前だけど、日本のバンドで万超えしてるの見ても

そんなの世界への指標にはならんしね。


で、気になるFail Emotionsはというと?

オフィシャルページへのいいね数は、約11,000件。

投稿に対するいいね数は、常時2桁、多くい時で100超えするくらい。

今年は、WarpedのBATTLE OF THE BANDSにノミネートされるも

結果は92.4%だった模様。

これが何%でどうなるかってのは、オレはよくわかってないけど←

100%に届けば、BTBみたく出場権が得られるってことなのかね?

このサウンドと、このクオリティを持ってるんだし

で、なおさら今ならラウド系全盛の時代でしょ?

もう少し世界でも人気が出てもいい気がするのになぁ。

大手レーベルからも声はかからんのか…

Riseとか、Sumertianとか、Hopelessとかさ。

Hopelessはちょっと違うか。

そこはやっぱりロシアだからダメなん?←

やっぱ日本のと同じく、UKから攻めなきゃダメかね?

日本のバンドだろうと、海外のバンドだろうと

やっぱ自分の好きなバンドで、世界にも需要のあるような音楽性のバンドは

人気が出て欲しいなって思うよね。



で、そんな我らが日本を大好き(だと勝手に思ってる)なFail Emotions

日本のタワレコ各店、所属レーベルのGO WITH MEの絶え間ない宣伝。

日本は、Fail Emotionsの再来日を期待してますよー!


でもって、Twitterの方では何回も言ってるけど

Fail Emotions
Adam Kills Eve
I See Stars

なんて言う、激アツな

トランスコア/エレクトロコアな3マン日本公演が実現しますように!

Adam Kills Eve - Maybe In Space

I See Stars - Murder Mitten


このブログを読んだ人にも

一人でも多くの、Fail Emotions好きな人が増えますように。


Fail Emotions
3rd.Album "
Renaissance"

01.
Intro / Energy Of Sun
02.Timeviewers
03.
Runaway
04.
Reflection
05.
Stepster (Fatal FE edit)
06.
Final Frontier
07.
Outro/
Renaissance
08.Gravity
09.Age of Reason
10.Expasing The Illuminati (Pickachy NL Edit)
11.We Are Legend (Fatal FE Remix)
12.Runaway (Care Version)
13.Gravity (Instrumental Version)
14.Age of Reason (Instrumental Version)



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