ニューメタル"リバイバル"を盛り上げるバンド13選。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

数年前から徐々に騒がれ始めていたものの


ここ最近では、完全に


リバイバル


と言われるほどに、シーンにその波が押し寄せてますね。


乗り遅れてるのは漏れなく日本だけです←

 

昨年、ALTERNATIVE PRESS誌では


APが選ぶ「オールタイム・ニューメタルバンド・ランキング TOP10」


という記事でも特集され、


もはやこの流れは止めることのできない流れなんでしょう。


と、いうことで今回は!

 

 


ニューメタル"リバイバル"を盛り上げるバンド13選

 

 

 

 

 

と、題して


久々の"推薦"記事を書こうと思います。


にしても、↑ちょうどいい画像があったもんです笑


ここに載ってるバンド(人物)全てがわかる人は


立派にニューメタラーでしょう←


自分は6~7くらいしかわかりませんでした。

 

と長々と前フリを話していても仕方ないので。


現代版のこういった画像を作るなら


このバンドが載るだろう!


っていう、現行シーンで活躍する13バンドを


独断と偏見で選びました。


まずはコチラ

 

 

 


Attila(US)

一昨年、昨年とSOFにて来日し、
ここ日本での人気と知名度も獲得したAttila

デスコアラップを掛け合わせたバンドとして注目を集め
デスコアという、聴く人を選ぶようなジャンルではありつつも
抜群のチャラさキャッチーさを持ち合わせていました。


そして、昨年リリースされた新譜『Chaos』では
元々ラップという要素はあったものの、
ノりやすさとキャッチーさにより磨きをかけ、

曲によってはニューメタルな音にかなり近づけてきました。

しかし、どこぞのSSと違い、ファンの反応もかなり上々。


vo.FronzStay Sick Records というレーベルも立ち上げ
今やノリにノっているAttila
シーンの最前線、そしてヌメタリバイバルの最前線を走るバンド
まだまだ活躍が期待できます。

 

 

 

 

 


Emmure(US)

フロントマンであるFrank 以外のメンバーの入れ替えが激しく
メンバーが安定しないのはコイツのせいなんじゃないか…?
と、疑いたくなってしまうEmmure

 

昨年、メンバーも新たに
Miss May I、We Came As Romans、Attila 等が所属する
SharpTone Records と契約し、

先月に新譜『Look at Yourself』をリリース。

 

メタルコア、デスコアを貴重としつつも
ラップを取り入れたスタイルがAttila と通ずることもあり
Attila 好きで、Emmure 嫌いって人も少ないでしょう。
vo.Frank も影響を受けたバンドやミュージシャンに
Limp Bizkit、Fred Durst(Limp Bizkit)、Jonathan Davis(Korn)
あたりを挙げているだけに、今のリバイバルシーンの
一翼を担うに値するバンドだとも思います。

 

 

 

 

 

 

BackWordz(US)
Backwordz『Veracity』Stay Sickが放つニューメタバンド最高峰
 

↑先日、新譜のレビューも書いたけど
このリバイバルシーンにおいて、個人的にイチオシであり
天下取れるんじゃないか(言い過ぎ)レベルのBackWordz
所属レーベルも、先述したStay Sick と申し分なし。

デビューアルバムリリース前から密かに注目しており、
そんな人も多かったのか、レビューの方にもリンクを貼った
自分が最初にBackWordz を取り上げた記事は
ググれば公式のFBよりも上に来るという快挙www
 

ニューメタルリバイバルを象徴するかのような音楽性はもちろん
やっぱり、ラップボーカルが強力です。
ラップといえば、な黒人系ボーカルってのもアツイです。
休止や解散するバンドが多い昨今ではありますが、
これだけの素質を持ってるんだ。
ブームにも上手く乗り、早々に消えてくれるな!

 

 

 

 

 

 

Sylar(US)

自分は完全にBackWordz 推しですが、一般的にはこっちでしょう。
昨年、Hopeless Records からデビューし、
KICK ROCK INVATIONから国内盤もリリースされたSylar

 

↓に貼りますが、渋谷で撮影されたMV、
それに付随しての【APでのインタビュー
もう来日しない方がおかしいレベルでフラグがビンビンでしたが
先日、SOFへの出演が発表されましたね。
Born Of Osiris、Chealsea Grin と来て、まさかのSylar

今年のラインナップを考えるに、ちょっと浮いてる感半端ないですが
晴れての初来日はめでたい。

デビューしてすぐ来日なんて、滅多にないことです。
都合が付く人は、是非SOFへ!

 

 

 

 

 

 

Cane Hill(US)
Cane Hill『Smile』 シーンに押し寄せるニューメタルリバイバル

 

昨年、Sylar と同時期にデビューアルバムをリリースしたCane Hill
↑でレビュー記事を書いた通り、Sylar よりも
自分は国内盤すら出てないCane Hill を選びました←

 

ここまでに挙げたバンドほど、ラップスタイルは取り入れておらず
その分、SlipknotKorn など、ヘヴィな方を重視した
ニューメタル色を発揮しています。
レビュー記事にも載せてますが、対バンしたバンドも

どこかメタル寄りなのもそのせいでしょう。
 

しかし、彼らもリバイバルシーンに誕生した
今のシーンを盛り上げるべきバンドには違いないです。
Sylar も良いけど、もう少しヘヴィメタル色強いのが好きなら
是非ともCane Hill もオススメです。

 

 

 

 

 

 

Islander(US)

今まさに、このニューメタルリバイバルなシーンだからこそ

注目が集まっているように思えるIslander

 

曲をいくつか聴くと、ホント全盛期のニューメタルに

影響を受けているんだなと、一目でわかるほどに

過去のニューメタルを上手く現代版で表現しています。

 

最近【機材車を盗まれた】とAPで報じられましたが

ホント、最近国内外問わず盗まれすぎじゃない?

とはいえ、そんな逆境にも屈することなく、

今のこのリバイバルシーンを盛り上げるバンドのひとつ

であることは間違いないです。

 

 

 

 

 

 

DANGERKIDS(US)

Islander と同じく、こちらもリバイバルシーン故に

注目度もうなぎ登りのDangerkids

耳の早いリスナーには既に周知なバンドかもしれませんが、

このシーンの波に乗って、知った人もいるでしょう。

 

こちらもIslander に負けず劣らずな

現行ニューメタルサウンドを掻き鳴らしています。

いやー、いくらシーンが盛り上がっているからとはいえ

上質なバンドばかりで嬉しいですね。

同時に、やっぱり今盛り上がってるんだなと

肌で実感するところでもあります。

 

 

 

 

 

 

Leons Massacre(AUT)
リンプ、Attilaに続け、LEONS MASSACRE

 

さて、ここからは日本のレーベルGO WITH MEと契約し
国内盤を出してくれたバンドを立て続けに紹介しましょう。
まずは、オーストリアのLeons Massacre

多国籍が売りのGWMから、まずはオーストリア産です。


↑の通り、2015年にリリースされたアルバムは
メンバーも大好きだと語るニューメタルからの影響を
存分に感じられる作品ながら、ポスコア・メタルコア好きにも
アピールできるサウンドが素晴らしい1枚でした。

しかし、最新の曲では → - "Shattered Paths "

…アレ?ニューメタ色どこいった?レベルで
シーンの流れに逆らうが如くなポスコア/メタルコアでした笑


しかし、レビュー記事を書いた最新盤、
それより前の作品も、ラップ要素を取り入れた
今のシーンで活躍できるニューメタ色の作品です。
なかなかに入手も難しいとは思いますが、これを機に
是非チェック!

 

 

 

 

 

 

Smash Hit Combo(FRA)

昨年の来日も記憶に新しいフランス産の
Djent×ラップSmash Hit Combo

YouTubeで検索して出てきたMVを見ても明白ですが
彼らは日本のゲーム大好きなオタクバンドですw
こういうとこ、さすがフランスですよねー(。-∀-)w
親日なのは嬉しいけどもねw

 

当然の如く、来日前後に盛り上がりはしたものの、
最近は情報も出なくなってきてますが、
単にゲーム好きなオタクバンドなだけでは終わらない
確かなテクニックを要するDjentyなフレーズと、
キレのあるラップは絶品です。
その時の来日をキッカケに彼らにハマッた人はもちろん
このリバイバルシーンをキッカケに、
はじめましての人もSHCを聴いてみてはどうでしょう?

 

 

 

 

 

 

CRY EXCESS(ITA)

2015年にRNR TOURSにてJAPAN TOURを行った、
"イタリアのAttila"と呼ばれるCry Excess

 

と、言われているとはいえ

個人的にはどのへんがAttila 要素なのはイマイチ…

いや、ヘヴィなサウンドにエモーショナルなクリーンに

なかなかに良いバンドなのはわかるんだけども。

Emmure のが、よっぽどAttila 色ない?


しかし、US/UKだけに良いバンドがいるワケではない!
ってのを証明してくれるGO WITH MEから
今月、国内盤もリリースされます。是非に。

 

 

 

 

 

 


7000$(RUS)

母国ロシアで15年以上も活動を続け、
シーンのトップに君臨し続けている7000$
読み方は"ななせんどる"ではなく
"Seven Thansand Bucks (セブン・サウザンド・バックス)"

 

キャリアが長いだけあって、さすがのクオリティを発揮しています。

そしてラップ要素もあり、ロシアバンド特有の

少しダークなエレクトロ要素もあって。

サウンド的にも、近年のニューメタリバイバルにも合った

確かなものを持っています。


前作もGWMから国内盤がリリースされてますが
先月リリースされた新譜もGWMからで、且つ
ロシア語ではなく、

英語詞でのアルバムはバンド史上初だそうです。
やっぱこういったところにバンドの親日具合や
レーベルの尽力が見て取れますよねぇ。
そんな日本限定盤を是非、その手に!

 

 

 

 

 

 


Motionless In White(US)

GWMバンドは終わりにし、最後に2バンド
有名なバンドを挙げましょう。まずはUSから。

昨年、これまでの所属であったFearless Records から
Roadrunner Records というメジャーレーベルに移籍した
Motionless In White

しかし、今回Cry Excess 同様、ラインナップに加えるかどうか

正直迷ったバンドではありますが、挙げた理由は以下。

 

兼ねてからマンソン×メタルコア
なんて言われてきた彼らの音楽性。
それなのに、何故に今回の記事にこのバンドを挙げたのか?
新曲がかなりのヌメタ色を放っていたからだ!
↓には、そんな新曲を貼りました。

既存のファンからは賛否両論もあるでしょう。
音楽性を変化させるってことは、そこは避けられません。
しかし、個人的にもニューメタルが好きで、
昨今のリバイバルに合わせたかのようなこの新曲、
自分は素直に好きだと思いました。

昨年、vo.Chris
『新曲は1st「Creatures」を意識したものになる』
と、原点回帰とも取れる発言をしていました。

もちろん、新譜の曲全てに

この言葉を当てはめたワケじゃないだろうけど…
しかし、フタを開けたらコレなので
新譜の中で、一体どれほどがこれまでのMIW色が強く、
どれほどがリバイバルに乗ったものになるか、
割合的に謎ですが、個人的には楽しみです。

 

 

 

 

 

 


Papa Roach(US)

ラストは最近、ホント調子いいねって感じのPapa Roach
こちらも来月、新譜をリリース予定。

一時期はリリースもなく、目立つようなライブ活動もなかったけど
2014でのKNOTFEST出演、翌年に新譜リリースってしてから
随分と活動も活発になって嬉しい限り。

 

そしてこのバンドも、先のMIWと同じく
『新譜は原点回帰し、ラップ要素を多くする』
と語っており、いくつか公開されてる新曲が
もうどれもカッコ良くてね。
ホント、新譜への期待値も上がってきますよ。

 

今年新譜をリリースする、ヌメタ全盛のバンドってことなら
同じくLinkin Park がいるんですが、新曲がね……
まぁ、リンキンはアルバム毎に作風変えるし、
今さら驚きゃしねーんだが…
そうした全盛の時のPapa Roach が、こうして活動も増えて
新譜は原点回帰ってことになれば、
そりゃこの記事にも挙げないワケにいくまいよ!
ってことで、ヌメタ全盛バンドの中から唯一、選出しました。


 

 

 

 

 

以上、13バンドを選出させてもらいました。

 

このリバイバルで盛り上がるシーンの中のバンドは

 

これでもまだ一部です。

 

まだまだシーンを賑わせてくれるバンドはたくさんいます。

 

BackWordzSylar のように、ラップ要素も入れ

 

本格的なニューメタルを再現するようなバンドもいれば、

 

MIWのように、アルバム全体とは言わずとも

 

一部、数曲でニューメタ色を出すようなバンドもいます。

 

バンドによって形はそれぞれですが、

 

ポスコア、メタルコアシーンを中心として、

 

ニューメタルを何らかの形で取り入れているバンドが、

 

数多くいるように思います。

 

 

普段、よくここでも言っている通り

 

自分は遅咲き故に後悔してることが山ほどあります。

 

そんな風にならないように

 

今のこの一大リバイバルブーム

 

取り残されないよう、しっかりついていきましょう。

 

ブームなんて所詮は一過性

 

これだけ盛り上がっていても、いつ終焉を迎えるかわかりません。

 

これを機に、リバイバルに乗っかったバンドをサポートし、

 

その流れで、来日してもらえるよう

 

見たいバンド、来日してほしいバンドがいるなら

 

リスナー側も頑張らないとですね。