以前、今年最初の音源購入は
Ice Nine Kills のデジタル盤だと言いましたが
今年初の"フィジカル"での購入は、
このバンドのラストアルバムでした。
どうも、トトです。
ってことで、ようやくこの記事も書けます。
先月の推薦記事の時に
今年は最低でもあと1つは書くって言ってたのは
このバンドに連なる記事のことに他なりません。
それではいきましょう
A Loss For Words が好きなら
コレを聴け!
です。
所属であるICE GRILL$の尽力もあり
本国はもちろん、ここ日本でも
POP PUNKリスナーの間では
人気も知名度も上々だったAL4W
惜しまれつつも【2015年に解散】
ATLやWTKなどの、華のあるキラキラ系POP PUNKではなく
熱量があり、男臭く、ハードコアにも通ずる
拳振り上げシンガロング系POP PUNKだったと思います。
と、いうことで今回は
AL4Wに纏わる、関係・親交の深い
顔ファンクソビ○チ共を捻じ伏せるような
男が気に入る、激アツなPOP PUNKバンド
を取り揃えました。
と、なると自然とIG系バンドが多くなるので
IGフォロワーには物足りない結果になるだろうし
IGフォロワーなら、自分より遥かにこの界隈のバンド
知ってそうですし、詳しいでしょうしね。
まずは、ステージに上がった女性ファンを
蹴り落としたことが昨年話題になったこのバンドから
The Story So Far (US)
所属であるPure Noise Records の名をシーンにしらしめ、
同レーベルの顔とも言える存在となったTSSF
POP PUNKとはいえ、疾走系の曲は少なく
アップテンポなものより、ミドルテンポが多い印象だが
その曲はどれも拳振り上げ系シンガロング!
ウチのブログのヘッダーの画像も
自分で撮った、そんなTSSFのライブの一幕ですしね。
しかし、だからこそ数少ない疾走系ガチ上げ曲が来ると
フロアは狂喜乱舞の地獄絵図(褒め言葉)となります。
AL4Wと同じく、ハードコアにもルーツを置くことの表れですね。
ファンを蹴り落としたことが話題になったと言いましたが
後日談まで見ると、本当に
【バンドとファンの理想の形】だと思います。
こういうものが、本来あるべきファンベースなんだなぁと
つくづく思わされたニュースでしたね。
↑こういう記事のアクセス数が増えて欲しいなぁ…
The Story So Far
- Nerve
State Champs (US)
現行シーンの中では、今もっとも人気があるバンドじゃないでしょうか?
ここもTSSFと同じくPure Noise、そして日本ではIG所属と
着実に人気と知名度をモノにし、
昨年はWarped でもメインステージに立ったState Champs
そして何より、AL4Wと親交が深い。
2014、2015と共に来日公演を行っており、
AL4W解散の折には、冒頭にリンクを貼った記事のように
最初のライブはAL4Wと一緒にやったんだ
と、Twitterで投稿し、AL4Wもそれにちゃんとレスしている。
本当にバンド間の仲が良好な証なんでしょう。
AL4W - SCの関係って、PTP - coldrainのように
いなくなったバンドの後を音楽性共々引き継ぎ、
現行のバンドがシーンに旋風を巻き起こしている
っていう状況がとても良いですね。
State Champs
- Elevated
- Secrets
Neck Deep (UK)
続くはUKからPOP PUNKシーンに殴りこんできたバンド
昨年初めには、State Camps と共に来日し、
初の来日公演も大変盛況、確かな爪痕を残したNeck Deep
アイドル系なルックスで攻める同じくUKのAs It Is と対を成すかのように
AL4WやSC御用達なアツい現行POP PUNKサウンド。
しかし、SC共々エモーショナルナンバーもしっかり完備しており
POP PUNKリスナーにはこれ以上ないくらいのバンドじゃないでしょうか。
久しく不作が続いていたUK POP PUNKシーンに風穴を開けた
その実力は確かです。
Neck Deep
- December (adain) [ft. Mark Hoppus]
Roam (UK)
こちらも昨年初来日を果たし、Neck Deep も所属する
Hopless Records からデビューを飾った同じくUKのRoam
NDと同じUK出身の新星POP PUNKバンドだが、
このバンドのサウンドもNDに追随するように、
男臭さ、熱さのあるPOP PUNKサウンドの持ち主です。
昨年の来日公演の時も、それは大いに実感しました。
まだまだここから、POP PUNKシーンの盛り上げ役の
1バンドとなって、今年も、今年以降も躍進して欲しいです。
Roam
- Deadweight LIVE on Vans Warped Tour
Chunk! No, Captain Chunk! (FRA)
Fearless Records 所属にして、こちらも日本はIG所属
国内ではハードコアフェスのBLOODAXEを含む、
IG FESTでの来日公演で、最後の来日となった
AL4Wと共演したCNCC
件のIG FESTでは、大トリを務めるほど
世界だけでなく、日本でも確かな人気を築いています。
ホント、IGバンドにIGフォロワーはすげーや。
音楽性もAL4WやSCよりも遥かにハードコア色が強い
EASYCORE
POP PUNKならではのキャッチーさや
vo.Bert のキレイ系クリーンもさることながら
ひとたびスイッチが入ると、ヘヴィなブレイクダウンや
厳ついスクリームが鳴り響くハードさも持ち合わせてます。
バンド自身も、持ち曲の中で最もヘヴィだと語る
"I Am Nothing Like You"は、もはやポスコアです。
Chunk! No, Captain Chunk!
In Her Own Words (US)
CNCCのBert に見初められ、プロデュースしてもらった影響もあるのか
初期はそれこそCNCCに肉薄したEASYCOREサウンドを展開した
CNCCの弟分的な存在をイメージさせるIHOW
こちらも漏れなくIG所属の秀逸バンドです。
そんな初期こそCNCC式EASYCOREだったが、
最新作では、疾走&エモーショナルさが光るPOP PUNKに。
しかし、このバンドも初期からIGに注目され、
そして4月にはメインアクトでの来日が決定!
昨年リリースされたかなりの良作であり新譜を聴き込んで
来日公演に備えましょう!
In Her Own Words
Set Your Goals(US)
EASYCOREといえば!ってことで、
FYSとどちらにしようか迷ったけど、
FYSは別の記事で出してたのでSYGにしました。
男臭いPOP PUNKの代表格でしょう。
そしてAL4Wの曲に、vo.Jordan が
featゲストになったことも選出した理由のひとつです。
まぁ、そこはFYSも同じなんですけどね。
2012年から事実上の休止状態だったものの、
昨年1月末には【完全復活を宣言】しました!
そして【デビュー作『Mutiny』の10周年ツアー】や
【Good Charlotteのツアーゲスト】に選ばれたりと
昨年は徐々に活動も増えてきています。
今年はもっと活動が増えるのではないかと期待も込め
今回の選出となりました。
Set Your Goals
- Munity
- This Will Be The Death of US
4th 'N Goal (ITA)
【4th 'N Goal - Music Is Over...イタリアの陽性POP PUNK】
2015年12月、初の来日公演も盛況で、
今後の活動にも期待をしていたが、翌2016年に解散してしまった
イタリアのEASYCORE/POP PUNKの4NG
そのサウンドはAL4Wよりも、FYSやSYGド直系
でも、その系統のバンドがAL4Wに合わないハズもなく、
さらに言うなら、AL4Wのvo.Matty がfeatした曲もある。
申し分ないサウンド面と、Matty がfeatした事実、
選出理由はこれだけで十分でしょう。
4th 'N Goal
- Drown | Bring Me The Horizon Cover
Knucle Puck (US)
こちらも徐々に、しかし確実に人気・知名度を獲得しています。
Rise Records 所属のKnucle Puck
Rise といえば、ポスコア・メタルコア系の印象が強いと思いますが
KPであったり、MOBであったり、そしてAL4Wもと、
意外とPOP PUNKバンドも粒ぞろいだったりします。
そして男臭く、暑苦しく、ステダイよろしくな
POP PUNKを打ち出すKPも、AL4Wフォロワーにはマストなバンドです。
Knucle Puck
- Give Up
- No Good
- Pretense
PVRIS (US)
今回唯一、POP PUNK以外からの選出です。
今や大人気バンドの一角になっており、
昨年は遂にSUMMER SONICにまで出演したPVRIS
当時、AL4WのMatty がマネジメントを務めていた故か
スプリット作を出したり、2014年にはAL4W/SCと共に来日し、
vo.Lynn がアコースティックアクト+AL4Wでギターも務めた。
今のPVRISの知名度を考えたら、めちゃくちゃレア公演だったよね…
そして、その関係性の深さあってか、
AL4Wの"Distance"では、Lynn がfeatしている。
これを2014年来日時に、原曲通りのfeatで聴けたんだよなぁ。
めちゃくちゃレア公演だったよry
PVRIS
- My House
A Loss For Words - Distance ft. Lynn Gunn
CLEAVE (JPN)
ここからは3つ、日本のバンドをお届けします。
まずは国内POP PUNKシーンの裏番←、CLEAVE
POP PUNK好きで、CLEAVE知らない人は潜りでしょう←
すいません、嘘です。
しかし、音楽的にはPOP PUNKではなく
メロディックパンクロック 略して メロパン! by Dヘイさん
らしいですよ笑
とはいえ、曲もライブもめちゃくちゃ良くて
願わくばもっともっと、もっっっとライブして欲しいですけどね。
音楽性的にAL4Wリスナーに合うのはもちろん、
ダイヘイさんの歌声って、ちょっとMatty 風なとこあるじゃん?
と、個人的に思った故にです。
CLEAVE
- Don't Look Back in Anger (Oasis cover)
AND PROTECTOR (JPN)
国内シーンにおいては密かに、しかし確実に
注目株の一角じゃないでしょうか?
自分の故郷である静岡出身のバンドAND PROTECTOR
AL4W同様、POP PUNKながらも
確かなハードコア魂も感じさせるバンド。
日本詞の曲も多いが、それ故に感情を揺さぶられるもの多し。
AL4Wが好きな人には是非とも
太鼓判を押して薦めたい国内バンドです。
AND PROTECTOR
- envy
- 残花
FOR A REASON (JPN)
国内バンド最後を飾るのは、使用した画像の通り
ライブはステダイ、マイクジャックよろしくな
シンガロング必須なFOR A REASON
一昨年リリースした新譜は、POP PUNKリスナーの間でも
かなり評判良かったですね。
POP PUNKというより、メロディックハードコア寄りな
ストロングスタイルなバンドは、FYSリスナーにも
大いにウケるでしょう。
FOR A REASON
- 1999
Title Fight (US)
フロアを男で埋め尽くす男臭さと言ったらやっぱりTitle Fight
現行POP PUNKにも通じるハードコア要素や
曲によってはインディー方面にも通じるものも。
しかし、やっぱりライブはステダイが大量発生する
めちゃくちゃ熱量のあるのが特徴でしょう。
少し毛色は違うかもしれませんが、AL4Wも
通ってきた道は同じだと思っています。
それ故に、Title Fight もAL4Wフォロワーにはマストです。
Title Fight
- Symmetry
- Chlorine
Class of '92 (US)
最後はvo.Matty のソロプロジェクトClass of '92
こちらはPOP PUNKとは大きく離れ、
R&B要素がメインの音楽性となってます。
しかし、ジャンルが違えどMatty の声は健在です。
というか、R&Bすらも歌えてしまうMatty の歌声を
是非、聴いてみてください。
Class of '92
- My Oh My
以上、15選と
このシリーズ最多の選出数でお送りしました。
拘り?の部分として
LIVE VIDEO、またはライブ映像を使用したMV
が、あるバンドは、各3つのリンクの内ひとつは
ライブの様子がわかるVIDEOを選んであります。
と、いうのもAL4Wはもちろんのこと
やっぱりピンボーカルのバンドが多いので
めっちゃステダイするヤツとか、
マイクジャックするようなシンガロングとか、
そういうの、この手のアツいPOP PUNKには付き物だし、
こういうバンドのストロングポイントでもありますしね。
ただ、今回迷った部分として
Title Fight とBasement どっちにしようか、とか
国内だったらもちろんAfter Tonight入れようか、とか…
結果、前者はTitle Fight にし、
After Tonightも既に解散、そしてKenさんは別で動き出してる
ってのもあって、泣く泣く外しました。
AT外す代わりにCLEAVE入れた、みたいなとこありますしね。
でも、どちらもAL4Wリスナーには間違いないバンドなので
曲だけは置いておきます。
Basement
- Aquasun
After Tonight
- What Does "Zeta" Mean Anyway
- Swords
あとTurnover とか、Moose Blood とか、Carousel Kings とか…
と、挙げようとすればするほど出てきちゃうので
頑張って抑えた部分もあります。それでも15組だけど←
メタルやコア系も聴くようになったけど、
やっぱりPOP PUNK好きだし、シーンの動き把握しときたいですしね。
ってなると、やっぱりまだまだPOP PUNK方面のが
コア系、メタル系よりも強い気がします > 自分
そんなこんなで、AL4W好きにはマストなバンドをお届けしました。