前回からのつづき
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本栖湖エイドで50分ほど仮眠。
休憩室から出るとそこに佐野さんがいた。
そこまでの状況などについて話しをする。
エイドの「ゆば丼」はすでに無くなっていた。
クリームパンを食べる。
「うっ、なんだかヤバイかも」
食べたいのに胃が受け付けなくなってきた。
温かいコーヒーで流し込んだ。
本栖湖からは佐野さんと一緒に先へと進む。
眠気は消えていた。
それと引き換えに胃の具合が悪くなった。
早朝のトレイルは気持ちがいい。
「富士山最高、トレイル最高」
マイペースに走った。
パノラマ台近くでボランティアのニシキと会う。
元気をもらう。
ミックスナッツをポリポリしながら補給。
「これならまだ大丈夫そうだ」
フラットなところは歩いたり走ったり。
そしてドロップバッグの受け取れるA4精進湖民宿村(77km地点)に到着。
17時間47分(ペース計画:+2時間7分)
本栖湖で仮眠をとったため、かなりタイムが広がった。
「もうペース計画を気にするのはやめよう」
考えるのも面倒になったというのもある。
とりあえずドロップバッグから、カップ麺を取り出して食べた。
「思ったほど美味しく感じない・・・」
それならばと思い、アルファ米の五目ごはんも食べてみる。
少し食べたものの半分以上残してしまった。
「あんなに楽しみにしていたのに・・・」
エイドでは、オレンジ、レッドブルをもらう。
足の筋肉をほぐしながら休憩をとる。
装備品の補充をする。
ジェルはあえて補充しなかった。
ライトの乾電池も新品に交換。
着替えはせず。
なんだかんだ1時間ほど休んでエイドアウト。
天気は快晴。
予報ではこれからグングンと気温も高くなってくるらしい。
樹海っぽい森では気持ちよく走る。
そこから先はチャレンジ富士五湖のコースを辿る。
ここは頑張りどころ。
走っている人の後ろについて前に進んだ。
鳴沢氷穴でトイレ休憩。
ここから紅葉台、足和田山へと向かう。
それほどキツイ山ではない。
淡々と歩いて進んだ。
紅葉台のあたりで、もなかアイスを1切れもらった。
「なんて美味いんだ!」
この区間で原パンさん、こゆみちゃんの応援を受ける。
ホント、びっくりした。
サプライズの応援には元気も出る。
ここでネコさんのリタイアを知らされる。
「えっ、マジ?」
にわか信じ難かったけれども、何かあったのだろう。
今は自分のことで精一杯。
「山から下りたらエイドはすぐだよ」
そう掛け声をかけてもらい、颯爽と走る。
てっきり、「道の駅かつやま」がエイドだと思っていた。
実際のエイドはそこから1kmほど離れたところにあった。
気も抜けてダレてしまい、歩いてエイドイン。
A5勝山(94km地点)
22時間14分
ここにはお味噌汁と、おむすびがあった。
これには感激した。
ようやくエイドでまともなものを食べた気がした。
特にお味噌汁は胃に優しかった。
ブルーシートに寝転んで念入りにセルフストレッチ。
「身体はまだまだ大丈夫」
ただ、時間が少しに気になった。
「どの程度余裕があるんだろう?」
スタッフに一声かけて、おむすびを2個ほどもらってエイドアウト。
「おむすびがあれば、なんとかなる!」
(つづく)
こんなに胃弱だったかな?
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