ここがヘンだよTBS -36ページ目

センセーショナルな報道が真実をわからなくさせる

大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」による不正改造問題についてのマスコミ報道に思うことがあります。


どこのマスコミも東横インの社長の会見VTRを流して、やったこともさることながら、「社長の会見がけしからん!」というトーンで放送していました。TBSも「サタデーズバっと!」でみのさんは社長のVTRを流した後に、ボードで社長の経歴を紹介しつつ、いつものようにボードを叩きながら怒って、「この番組に出てきて問い詰めたい」みたいなことを言っていました。


それを見ていて、みのさんにしても、ほかのマスコミにしても、身障者用施設を無くしたことや横浜市の条例を守らなかったことよりも、社長の発言が気に食わないから袋叩きにしてやろうという意図が見え隠れして、嫌な感じがしました。たしかに社長の発言はセンセーショナルで反発を買いやすいのは事実だけれども、それを取り上げて視聴者に「こいつはこんなひどい奴だ」「こんな奴は徹底的に叩いていいんだ」と集団リンチを加えていいのかどうか・・・マスコミの役目というのは、悪い奴に徹底的に制裁を加えることなのでしょうか?


私はそれは司法の役割で、しかもそれは法に基づいて行われるものであり、マスコミの役割というのは、事件の真相や真実・背後関係を報道するものだと思うんですが。ところが、最近のマスコミ、特にみのさんは、センセーショナルにニュースを扱って、関心を惹こうとし、視聴者を煽りすぎると思います。そういえば、最近、スポンサーから抗議がきたり、局アナにおわびをさせる回数が多いですね。


そもそも、私は「身障者用の施設がないことがそんなに悪いことなのか?」と思うのです。なぜかというと、身障者の施設を作ることは東横インの社長の言うように金がかかるわりに、利用がほとんどない、企業にとって効率が悪いんです。だから私は経営者としての社長の気持ちはよくわかります。


ただし、身障者用の施設がない東横インに、身障者が来た時に、東横インの従業員が補助してあげて宿泊させたとしても、それは(身障者用の施設がないからと言って)責められることなのでしょうか?


断っておきますが、私は、横浜市の条例がおかしいとか、身障者用の施設を作るべきではないと言っているわけではありません。身障者用の施設を作らないことが作ることよりも身障者を差別していることになるのか疑問だということが言いたいのです。


今回の件について、当然、身障者団体は「弱者切り捨てだ」の「差別」などと抗議しています。マスコミも「障害者の立場を考えない暴言だ」と社長を非難します。しかし、私はこう考えます。


「障害者と共生する社会」「障害者を差別しない社会」と行政もマスコミも言うけれども、仮に日本全国津々浦々にバリアフリー化して、すべてのインフラ・建物に障害者の為の設備を作ったとしましょう。そうすると、確かに障害者が一人で自由に行動することができるかもしれません。しかし、その結果、一般人と障害者の関係は疎遠になっていきませんか?一般人が障害者を助けてあげようという気持ちは薄れていきませんか?


逆に、バリアフリー化が進んでいなくて、障害者にとって不便なインフラや建物があったとしたら、障害者は困るわけだから、周りにいる一般人が助けようとしますよね?つまり、バリアフリー化が進んでいない方がむしろ一般人が障害者を思いやって助けてあげることで、連携が進むし、関心も高まるのです。


ということは、障害者用の施設があるのとないのとでは、どっちがより「一般人と障害者が共生する社会」「障害者を差別しない社会」を実現できるでしょうか?ですから、私は「障害者用の施設がないことがそんなに悪いことなのか?」と思うわけです。現実的に考えても、日本全国津々浦々のすべてのインフラ・建物にバリアフリー化を進めるのは財政的に無理です。企業には多大の負担を強いられます。田舎はバリアフリー化が進んでいませんけど、果たして障害者が住みにくい社会でしょうか?


マスコミはよくこう言います。「機械化・文明化・都市化が進むことによって、人同士の繋がり、ぬくもりがなくなり、冷たい関係しかなくなった」と。そういうことを言うマスコミがバリアフリー化を進めて、身障者用施設を作らないことを非難するのは矛盾していませんか?


今回、社長の発言を聞いて、東横インを非難しているマスコミおよび視聴者・身障者団体全てが、果たしてバリアフリー化を進めることが「障害者と共生する社会」になるのかどうか、またマスコミと視聴者は本当に心の底から身障者のことを思って東横インの社長を非難しているのかよく考え直すべきではないでしょうか?

ナベツネのNEWS23出演で確信したTBSの政治信条

論座でナベツネと朝日がタッグ


月曜日のNEWS23に読売新聞主筆の渡辺恒夫氏が出演し、筑紫さんと対談を行いました。タカ派と言われていた渡辺氏と筑紫さんの共演はつい最近まで考えられないことでしたが、二人は靖国参拝反対で意見が一致。「意見が違っても大事な時は手を組まなければいけない時がある」という発言や上図にある朝日新聞社の『論座』への登場が読売新聞が朝日新聞等の反小泉首相・安倍官房長官勢力と手を組んだことを示唆しています。


その渡辺会長がTBSで元朝日新聞の筑紫さんと対談したことで、TBSもこの朝日+読売連合に加わったことがわかります。数日前、みのさんの復帰会見での発言や、元々のTBSのイデオロギーから言っても間違いないと言っていいと思います。


さらに、NHKの海老沢前会長が読売の顧問になったこと、そしてNHKと朝日新聞がNHKへの政治介入疑惑で安倍官房長官と対立した経緯があることを考えると、


朝日新聞(テレビ朝日)+読売新聞(日本テレビ)+NHK+TBS(毎日新聞)という巨大な反小泉首相・安倍官房長官連合ができあがり、安倍官房長官の次期首相就任阻止キャンペーンが始まったと見ることができます。


政治家も靖国参拝に反対する議員が国立追悼施設を作る議連を設立 し、民主党も前原代表の政治信念に批判的な勢力が会を設立 しました。この動きは決して偶然一致したわけではないでしょう。


世論調査では小泉首相の支持率は依然として高く、また次期首相になってほしい政治家でも圧倒的な支持を得ている安倍官房長官。果たしてこの反小泉首相・安倍官房長官連合は世論の風向きを変えることができるのでしょうか?


今後、TBSがみのさんや関口さんや筑紫さんを使って、どう世論誘導をしていくのか要注目です。

マスコミ人に自己批判という言葉はないのか?

堀江社長逮捕の号外


先週末から週明けにかけてのみのさんおよびマスコミ人によるライブドア関連のニュースに対する態度には大きな疑問と違和感を感じました。彼らの辞書には「自省」という言葉はないのでしょうか?


みのさんは今朝の番組で「ホリエモン」を時代の寵児と言ってきたし、応援してた部分もあった」と自らもてはやしてきたことを認めたにも関わらず、そこで自己批判はなくて、「マスコミが悪い」「ホリエモンが悪い」と繰り返すばかり。


くしくも昨夜のフジテレビ・深夜のニュース番組で解説委員が「われわれマスコミが彼を利用して、持ち上げてきた。そのことは自分も含め、責任があるし、マスコミ全体で反省しなければならない」と自らの責任について言及しましたが、私が知ってる限りでは、このような自己批判をした人間はこのフジテレビの解説委員だけです。そのほかのマスコミ関係者は、マスコミが彼を持ち上げたことは批判するものの、自らの発言・行動について反省しているのを見たことがありません。サンケイスポーツの記者に至っては「痛快だ」とまで発言しています。なぜマスコミ関係者は自らの過去の発言や行為について真摯に向き合って反省することができないのでしょうか?そしてこういう人たちが自民党の武部幹事長や竹中総務大臣を批判しているのだから何をかいわんやです。彼らに武部幹事長や竹中総務大臣を批判する資格があるのでしょうか?


みのさんは朝ズバッの第1回の放送でも、他局の番組でも堀江社長にどのように接してきたのか、よくVTRを見返すべきです。そして自分が堀江社長を批判する資格があるのかよく考えるべきです。後から振り返って過去を批判するなら誰でもできます。しかし、態度を豹変させて、後乗りして批判するのは卑怯なのです。


と、このように過去の自分の振る舞いとの矛盾という点から批判してみましたが、みのさんの場合は別の点からも堀江社長を批判する資格がありません。ご存知のように、みのさんは朝ズバッのキャスターという側面と共に、水道機器メーカーの社長という一面を持つ人です。その水道機器メーカー「ニッコク」は過去に3度の談合事件を起こしています。最初は97年で、2度目は03年。家宅捜査も受け、担当者が有罪判決を受けています。そして去年、東京都発注の水道メーター談合事件に加担し、公取委から独禁法違反で排除勧告を出され、課徴金の納付を命令されたことが発覚しています。にもかかわらず、みのさんは今まで経営者としての説明責任さえ果たしていません。3回も繰り返しているとなるともはや確信犯・常習犯と言われても弁解はできないのです。自分が経営者として、タレントとしてなんら社会的責任をとっていないみのさんが、堀江社長の経営者としての責任を追及する資格があるのでしょうか?そういう観点からもみのさんが堀江社長を非難している姿に違和感を感じるのです。


このように2つの観点からみのさんにはライブドアを批判する資格がないと思いますが、最近の番組における発言・態度にも大きな疑問を感じざるを得ません。


他局の自分の番組がお蔵入りになったことで堀江社長のパネルを叩いたり、楽天も同じことやってるような発言をして柴田アナに謝罪させたり、エイチエス証券の副社長の死亡を警察発表を鵜呑みにして自殺と断定したり、「個々の行為は違法行為じゃなくても倫理に反してたら違法」などと、一見もっともらしいけれども間違ったことを言ったり、「ビオフェルミンよりビールを飲め」など発言や態度が日に日に不遜になっている感が否めません。


もちろんみのさんはスバッっと言いたいことを言うことが持ち味で、それが視聴者から受けているのでしょうが、だからと言って好き勝手に言いたいことを言って、やりたい放題やっていいわけではありません。TBSも視聴率アップの切り札として出演を懇願した手前、言いにくいのでしょうが、やりすぎにはきちんと忠告しなければいけません。それができなければ、堀江社長同様、いずれ批判されると思います。くしくも昨日の「アクセス」で「堀江社長の逮捕について思うことはなにか」というテーマで議論したら、マスコミの「節操のなさ」「ダブルスタンダード」に批判が集中しました。


今朝、みのさんは「(堀江社長がどんなに優秀な弁護士を雇って戦っても)世論に逆らうことはできない」と言ってましたが、それはみのさんにも言えることです。やりたい放題のみのさんをどんなにTBSが黙認しても、自己批判できないマスコミ人に対する世論の批判に逆らうことはできないのです。


クイズで13問答えただけで、1000万円もらえる番組の司会者が、「汗水垂らして働け」と説教しても、説得力はありません。

人間は地球にやさしくはできない

昨日からTBSラジオでは、第8期の環境キャンペーンとして、「“もったいない”が地球を救う!」と題した環境キャンペーンを実施しています。TBSラジオでは2002年7月からこのキャンペーンを実施していますので、約3年半この活動を続けていることになります。これまで水、ゴミ・リサイクル、省エネなど生活に関わりの深いテーマを取り上げてきました。とても評価の高い活動です。


しかし、この活動は実は大きな矛盾を抱えていて、「偽善」と裏表であるということを忘れてはいけないと思います。なぜならば、人間が生きていくことと、環境保護活動は根本的に相反するからなのです。


我々人間は日々の生活の中で、車に乗り、電気を使い、動物の肉を食べ、二酸化炭素を吐き出しています。つまり、人間が生きて生活を送るということは環境破壊をしているということであり、言い換えると、環境破壊をすることなく、人間が生きていくことはできないのです。


ですから、どんなにTBSが環境キャンペーンを訴えても、彼らだって毎日、車で排気ガスを排出し、放送のために大量の電気やガス、エネルギーを消費し、視聴者の意見を読むために大量の紙を使い、食堂からは大量の残飯を排出しているのです。ですから突き詰めると、あらゆる人間が環境保護を訴えているということは矛盾しているのです。


ですから、本当に環境保護を訴えるのであれば、「人間を殺せ」というキャンペーンを張らなければおかしいのです。なぜならば人間こそが環境破壊の元凶なのだから。


数年前、エバンゲリオンというアニメを見た高校生息子が地球環境を守るために母親を殺すという事件がありました。もちろん殺人は絶対に許されないことですし、そんなに環境を守りたかったらまずは自分が生きていることに対して矛盾を感じるべきだったと思いますが、(彼が精神的に問題を抱えていた、あるいはアニメを殺人の言い訳にしているかどうかは別として)彼の主張の方が環境保護という観点からは正論なのです。


最近は政治家から一般市民まで環境保護に対して関心を持つようになりました。しかし、環境保護と人間は環境破壊をせずに生きることができないという矛盾に悩んでいる人は果たしてどのくらいいるのでしょうか?


グリーンピースという環境保護団体は南氷洋で日本の捕鯨活動に激しく抗議したり、動物の毛皮を着るななどと、世界中のあらゆるところで過激な抗議活動をしていますが、私が彼らを絶対に支持できないのは、そんな彼らだって、日々の生活の中で環境破壊をしているのに、その自覚が全くなく、他人を非難しているからなのです。彼らは究極の偽善者集団と言い切っていいと思います。


まあ、彼らの場合は極端ですけど、一般的に、環境保護を訴えることは素晴らしいことで、それを批判するのは憚れる風潮の昨今ですけれども、この活動は実は大きな矛盾を抱えていることを自覚していないと、偽善活動に成り下がりかねないのです。


人間は地球にやさしくはできないのです。


<参考記事>


アニメに共感し凶行…母親殺し長男初公判 (夕刊フジ)

 アニメに共感して殺害-。山形県米沢市の自宅で6月、母親(47)を木製バットなどで殴って殺害したとして殺人の罪に問われた無職、土田博行被告(22)の初公判が1日、山形地裁(木下徹信裁判長)で開かれた。

 検察側は冒頭陳述で、同被告が高校時代に見たアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の「進化の最終結論は滅亡」との言葉に共感し、「人間は環境を破壊する横暴な生物」との思いから殺人に興味を持ったと指摘。犯行当日、仕事上のトラブルから殺人願望を達成することを決め、手始めに家族を殺害したと述べた。

 山形地検は、土田被告が「人間を減らさなければならない」などと供述していたため精神鑑定をしたが、刑事責任能力があるとして起訴した。

[ 2003年12月1日18時0分 ]

みのさんにぜひ聞いてみたいこと

おとといの朝ズバッでのみのさんの発言ですごく気になる発言があったので、振り返りたいと思います。


みのさんは、ライブドアの錬金術を報じた後に「株というものは、良い会社を見極めて、じっくりその会社を応援し 配当をもらう、これが本来株取引のあるべき姿だ」という趣旨の発言をして、投機目的の株取引を批判していました。蔦さんもそれに同調していました。これは正論で至極最もな発言です。


しかし、みのさんは、東証1部上場の水道メーター製造会社、愛知時計電機の株式を大量取得し、第2位株主となっています。(当時)関東財務局が昨年1月7日に受け付けた大量保有報告書などによると、みのさんは従来愛知時計の株式4.78%に相当する224万株を保有し、1月21日時点で234万4000株にまで増やし、比率を5.01%まで高めました。(当時)目的は「純投資」と記載されているそうです。


ご存知のようにみのさんは芸能活動の傍ら、水道メーター製造会社「ニッコク」(東京都港区)の社長を務めています。いわば愛知時計電機は同業他社のライバル企業です。大量保有報告書によると、「純投資」だとのことですが、果たしてみのさんは、この同業他社のライバル企業の株を「良い会社だと見極めて、じっくり会社を応援し、配当をもらう」為に取得したのでしょうか?

当時、夕刊フジの取材に対して、ニッコクの広報は「個人的な事なので、理由は本人でないと分からない」と述べていますが、ぜひこの株取得の目的を聞いてみたいものです。

長期的視点で今後を考える必要に迫られるTBS

今日発売のFRIDAYによると、みのさんが健康上の理由から「朝ズバッ!」の降板を検討しているとのこと。

まあ、パーティー出席者の話を間接的に聞いただけなので、本当かどうかはよくわかりませんが、

最近、手術をしたこと、さらに、

「いずれ区切りをつけなきゃなって思う。頭の中には将来のビジョンもあるしね。
去年、親父が死んだ事は大きかった。
それからかなぁ、そろそろニッコクに専念して、大企業にのしあげないといけないと思ったのは・・・
そろそろ・・・だと思うよ
(引退は)遠くない。それは決めている。年内?
それは言えないけど、まあ・・・潮時は(君らが)思っているより近いよ」
(東京スポーツ1月5日号)


の発言、そして退院会見での、


「晩節を汚すことだけはやりたくない。素晴らしい後輩への道の譲り方を考えるのがボクの使命」「(番組数を)ボクの方から減らすことはないが、“そろそろ時間ですよ”と言われることはあるだろう」


という発言を聞いてると、今すぐではないにしろ引き際を考えていることは間違いないようです。


しかし、「朝ズバッ!」を放送しているTBSからすると青ざめるような記事。視聴率低迷に困って藁をも掴む思いで頼んだみのさんに降板されるなど考えたくもないシナリオ。最近は徐々に視聴率も上がってきてさあこれからと言う時に水を差す話。


いずれにしても、61歳で健康に不安を抱えるみのさんのことを考えると、TBSは長期的に見て覚悟を決め、次のことを考えないといけない日が来そうです。TBSはこの他にも筑紫さん・関口さんなど軒並み高齢の方がキャスターを務める番組があるだけに、今すぐではないにしろ、同じような問題を抱えるリスクが高いのです。


ちなみに、「朝ズバッ!」の出演続行を決めるか否かは今日決めるとFRIDAYは報じています。

みのほど知らずの朝ズバッ

今朝の「朝ズバッ」では東京証券取引所の取引全面停止のニュースをやっていましたが、それを見ていると、この番組はちゃんとニュースの本質を伝えているのか疑問を感じます。


朝ズバッではスポーツ紙の見出しを引用しながら「ライブドアショック」などといって、ライブドアが原因みたいな言い方をしていますが、果たしてそうなんでしょうか?


今回の東京証券取引所の全面取引停止は、東証のシステムが脆弱で大量の取引を処理できなくなったことが最大の原因で、ライブドアよりもこっちの方が直接的で大きな要因なのです。


そして、売りが殺到した最大の原因は、マネックス証券が信用取引の際のライブドア株の担保評価をゼロにしたから、担保として差し入れていた投資家が別の株式か現金を差し入れるか、信用取引から手を引く必要に迫られからです。

こういう背景についてTBSラジオの「アクセス」では宮崎哲弥さんは5分でちゃんと説明したのに、「朝ズバッ」では、やれ「ライブドアが悪い」だの「経団連はなんだ」だの「IT企業は砂上の楼閣」だの「ホリエモンを選挙で支援した自民党はなんだ」などと、批判するばかり。結局3時間、このニュースの背景がなんなのかは伝えられませんでした。


ちなみに自民党や経団連を批判してますけど、マスコミだって堀江社長を利用して、持ち上げて、もてはやしたのだから批判する資格はないはずです。みのさんはこの番組の第1回のビデオをよく見返して自分が何を言ってたか確認し直し、なぜ自分が見抜けなかったかを反省すべきです。フジテレビの会長も今日の会見で「堀江社長は時代の寵児としてもてはやされ・・・」などと言ってましたけど、それを見ていて、思わず、


「あなたたちがもてはやしてきたんでしょうーが!!!」


とTVに向かって怒鳴ってしまいました。どうしてマスコミというのは自分たちのやったことを棚に上げて偉そうに他人のことばかり批判するのか不思議で仕方がありません。毎回こういうことをやってるから、視聴者から信頼されなくなるのです。


こういう人たちのことを「みのほど知らず」と言うのでしょう。

嫌な予感的中

私は、昨日の投稿で「耐震偽造問題から離れて、メディアによる安倍官房長官の次期首相就任阻止キャンペーンに話がそれていかないように、みのさん+TBSが今後もきちんと耐震偽造問題の本質を追及し続けていくのかを監視していきたいと書きましたけど、今日の朝ズバッを見ていて「嫌な予感が当たったかなー」と思いました。


予想通り、みのさんは番組開始から安倍官房長官の関与疑惑を取り上げると、山本一太議員をはじめとするコメンテーターにコメントを求めました。そして山本議員に対するその聞き方が実にいやらしいものでした。


あの、次期総理候補と言われている安倍官房長官が、・・・」と大声で強調した上で、「秘書に依頼が来たんだから安倍さんも知ってるでしょ?」そして、しまいには仮定の話まで持ち出して、「もし(安倍さんが)関与してたら問題ですよね?」としつこく迫りましたが、なんでそこまでしつこく迫るのかが理解できません。


しかも、6時台も、衛藤議員が来た時も同じことを聞いています。最後には山本議員が「証拠もないのに、繰り返しそういうことを言うと視聴者に誤解を与える」と言っていましたが、その通りだと思います。


確かに小嶋社長と安倍官房長官の発言は食い違っています。


・「安晋会」の会員だったか否か

・安倍官房長官の秘書を通じて国土交通省に働きかけたか


しかし、この時点ではどちらが本当のことを言っているのかはわかりません。それを調べるのがマスコミであり、裏を取らずにあたかも安倍官房長官が関与しているかのように発言するみのさんの発言は不適切だと思います。問題にするならば、むしろ質問に立った自民党議員が二人ともヒューザーから献金を受けていた森派の議員だったことじゃないでしょうか?


今朝の番組ではこの他にニュースコーナーで福田元官房長官が小泉首相の靖国参拝を批判したニュースを報じました。


「安倍官房長官の疑惑をクローズアップさせるみのさんの繰り返される演出+このニュース+復帰第一声でのみのさんの発言」これで私はみのさん+TBSが安倍官房長官の次期総理大臣就任拒否キャンペーンを始めたなと思いました。


くしくも最後に被害住民の方たちが、「この問題を政治に利用することなく、実態解明と救済につなげて欲しいと衛藤議員に訴えていましたが、それはみのさん+TBSにも言えることではないでしょうか?


みのさん+TBSにはきちんと耐震偽造問題の本質を突く報道を「ズバッ!」としてほしいものです。

ライブドア事件を政治利用する姑息なテレビ局

昨日の夜から話題もちきりのライブドアのニュースではマスコミ関係者のドロドロした裏素顔や各局の思惑が見えてとても興味深いものでした。


TBSとは対象的に対外マスコミ戦略がしっかりしている自民党が、耐震偽造問題でのヒューザー小嶋社長の証人喚問から国民の目をそらすために、阪神大震災や宮崎勤被告の判決が出る17日を設定していることをマスコミは見抜いていたのに、ライブドアの件で結果的にまんまと自民党の願う展開に加担してしまいました。その背景にはIT企業に対する嫌悪感、テレビ局に攻勢をかけてきたことに対する恨みがあったんではないでしょうか?


その証拠にフジテレビは昨日夕方のニュース開始から大々的にこのニュースを報じ続けています。つい先程、ニッポン放送に出演したサンケイスポーツの方に至っては、「痛快だ!」とまで述べています。そのはしゃぎっぷりは証人喚問の間もライブドア関連のニュースを続けるほど。ここまでくると呆れてしまいます。

そんなフジテレビと同様、IT企業から攻勢を受けているTBSも負けてはいません。今朝の「朝ズバッ」では、毎日新聞特別編集委員の岸井成格さんが「ある時代の変わり目にはいてきている。六本木ヒルズ族に対する懲罰でしょうね」と言い切り、民主党衆議院議員の小宮山洋子さんは「見せしめという人もいますが、一定のルールは必要。ヒルズ族が持ち上げられることへの警告」と語り、みのさんも「この番組出てもらったのにねえ・・・(中略)・・・数百億円の架空の現金があっという間に動く、そんな時代は長くは続かない。汗水流して、日銭を稼ぐ人にとってのお灸」などと述べたうえで、錬金術で金儲けし、テレビ局に攻勢をかけてくるIT企業への嫌悪感丸出しの非難を展開しました。


ここで注意しなければいけないのは、これらテレビ局がこのニュースを真実の追及よりも、IT企業に対するネガティブキャンペーンに利用しようとしていることです。


その証拠に昨夜からどのテレビ局もこの報道をしているものの、何が問題で何が真相なのかということについて視聴者に対してきちんとわかりやすく説明しているところがありません。

あの質の高いTBSラジオ「アクセス」でさえ、木曜日のトークパーソナリティーの井上トシユキ氏がニュースを解説するものの、田中康夫知事でさえ結局理解できず、結局背景はわからずじまいのまま。


そのため、


・なぜ株式を100分割、1万分割したのか?するとどうなるのか?

・なぜ子会社にした時期を遅らせるとなぜ問題なのか?

・風説の流布ってなんだ?


等々、経済に疎い視聴者が置き去りにされ、真相はわからないまま、IT企業に対する悪いイメージ操作だけが行われているのです。これが普段から公共性を訴えているテレビ局のやるべきことなんでしょうか?


みのさんは、「楽天も、他の会社の株をどう操作していたのか」とも発言し、後に柴田アナが「あくまでも一般論です。特定の企業を指したものではありません。」とお詫びする始末。私はこれこそ楽天に対する「風説の流布」ではないかと思うんですがね。この発言がみのさんの本心なのか、TBSが言わせたのかは知りませんが、双方の本音が出たんだと思います。しかし、それで抗議がきたんでマズイと思ってお詫びしたと・・・しかし、あの抗議は本当に視聴者からの抗議だったんでしょうか?まあ問い合わせてもどうせ個人情報保護の観点から答えられないと言って拒否するでしょうから確かめてはいませんけどね。はっきり言って私は怪しいと思ってます。


一方の証人喚問の方ですが、こちらの方も明日から事件の本質を外れたテレビ局の政治キャンペーンが始まりそうです。おそらく明日の「朝ズバッ」では安倍官房長官の疑惑を追及をするでしょう。そして、今度はそれが、いつしか耐震偽造問題から離れたメディアによる安倍官房長官の次期首相就任阻止キャンペーンに話がそれていくのではないかと危惧しています。くしくも昨日の復帰第1声でみのさんは「安倍さんが次期総理に決まってるなら許せない」と発言していました。「森さんは飛行機を遅らせてまで来てくれた」とも。私はこの発言を忘れずに、今後のみのさん+TBSがきちんと耐震偽造問題の本質を追及し続けていくのかを監視していきたいと思います。

ダブルスタンダード

遅れましたけど、1月15日の「サンデージャポン」見ました。といっても、不覚にも寝坊してしまって、兵庫県警の不祥事のニュースあたりから見てたんで、全部は確認していないんですけど、2chや他のブログを見ると、どうやら触れなかったようですね。


まあ、今までの対応を見ててもたぶんそうなるとは思ったんですけどね・・・なんで、事実を報道することができない会社が報道機関を名乗ってるのかわかりません。


普段から取材だと言って、平気で他人のプライバシーに土足で踏み込む人たちが、自社の従業員のことになると「個人のプライバシーだから、コメントできない」はおかしいです。 だったら、今後TBSは他人のプライバシーに踏み込む資格はありません。今後、取材対象から「個人のプライバシーだから、コメントできない」と言われても絶対に批判してはいけませんよ。