サバイバル! "仕事力"養成講座 -6ページ目

教科書通りの経営?

最近、感じるんですが、
教科書通りの経営が一番いい、
と信じている人が増えている気がします。

MBAで教える知識だけを使い、
その知識のままに現場に適用する人。


そういう人が増えるにつれて、
がんばれば急回復できるものも、
平気で、切り捨て論を言ってきます。


もちろん、経営は、収益が出てナンボです。

しかし、いまの収益に注目するだけで、
中長期の収益を考えないのは、いかがなものか。


雇われ経営者であれば、
在任期間中に最大限の収益を確保することに
血眼になるのも理解できます。

しかし、なんと、雇われ経営者でもない、
株主でもない、ずっとその会社に雇用されてゆくであろう、
従業員・管理職でも、同じ発想をする人がいる。



LTVという考え方があります。

Life Time Valueですね。
生涯価値といった意味です。


いま、仮に、ムリして利益を出したとしても、
その利益を出すために、人財を削り、事業を廃止し、
直近の事業だけに集中(他は事業整理・撤退)するとすれば、
長期的な会社の価値は、どうなりますか?

もし、長期的な事業継続性を毀損するようであれば、
そのムリした利益は一体何なのか?考えてみる必要があります。


当然、セオリーとしては、
当期の利益を次の成長事業に投資して、、、
ということになりますが、
実際には、そうは簡単にうまくいかない。

じゃ、成長性がないから配当性向を高めて。。。。
としてしまったら、生涯価値はどうなるか?


家庭だって、同じでしょう。


いま、夫婦が楽しいから、
いま、家族の見栄えをよくするために、
子供を学校に行かせない親。

そういう親が、エライ・かっこいいと
言われるし、本人も、勘違いしちゃってる。

それって、変でしょう?


将来の原資を削るまでの利益確保は、慎重であるべき。
経営は、会社としてのLTV(生涯価値)も考えて経営しなきゃ。

そう思います。



そんな、日本的にはあたりまえの価値観も、
流行の教科書だけをみると、なかなか書いてないので、
つい、考えなくなっちゃうんですよね。


だから、
いまの利益を出すことが第一優先。
(これは教科書にアリ)

だけど、かといって、
将来の芽はつまないようにしたいものです。
(教科書が書ききれていないところも大切です。)

緊張する上司と緊張ない上司

「やっぱり、会議では緊張感が必要ですよー。」
「いてくれないと、緊張感がなくって、困りますよ。」

と言われてしまいました。


(えっ? そうなんだ。みんな、少しは、緊張してたんだ。)


ちょっとした発見でした。


会議のときには、緊張しないよう、
明るく、楽しく、時に、冗談を交えて、
むずかしい話を、できるだけ、わかりやすく
語ってたつもりなんだけれど。。。

(でも、聞き手は、緊張してたんですね。)


あなたは、周囲を緊張させる人になりたい?
それとも、緊張感を与えない人になりたい?


(緊張させないように工夫してたんだけど。。。)

「やっぱ、適度の緊張感は、あったほうがいいですよ。」


そういう話で、その場は落ち着いたのですが、
あんまりにも緊張感をつくりすぎちゃうと、
本音でコミュニケーションできにくくなっちゃう気がします。

問題・課題の発見が遅くなる可能性もある。


かといって、
まったく緊張感がない人ね。
として受け止められると、
それはそれでも、問題ですけどね。


結局は、バランスというか程度問題なのでしょう。


自分では気づかないところで受け止められている、
雰囲気というか、空気感みたいなものを、
もう少し、客観的に意識してみるのも必要かな。

と、改めて、感じた次第。






経営は最後は人間性だ

究極のビジネスの選択は、何か?

自分は、

リストラしてでも、事業を継続させるかどうか?
事業を損を出してでも、継続させるか?

にあると思います。


経営をするっていうことは、
そこにいる人々の生活・人生を背負っているもの。


にもかかわらず、それを無視して、
会社の利益を有線させるべきかどうか?

苦しいときは、利益を棒に振ってでも、
社員の生活を確保することを考えるか否か?


そういうところで、経営者の資質が問われるのだと思います。




最近、そういう問題を問われることが頻発しています。



自分の生活・お金を犠牲にしてでも、
従業員のために我慢する意思は、
あなたにはありますか?



本来、日本企業は、従業員の幸せを大切にする経営文化があったはず。

それが、いつのまにか、欧米化して、ユダヤ教的なコンプライアンスとか、アングロサクソン的な株主への配当責任とか、そういう類いのものに、視点がいってしまっているように思われます。


個人は、社会的な存在。
社会なくして、個人は成立できません。


社会に関わってビジネスが成立する以上、
人間性とか社会性を無視して経営をするようなことは、
ないようにしたいものです。


ちょっと、愚痴っぽいですが。。。


じゃ、また。