今日のトミカは2018年8月から現在までトミカ通常品で販売されている「5-7 トヨタ ダイナ レッカー車」です。このトミカは日野2代目デュトロのOEM車であるトヨタ8代目ダイナをモデルにしており、実車でも採用例の多いレッカー車をモデルにしています。トミカでは「37-7 日野 デュトロ クレーン付きトラック」として2代目デュトロのトミカが販売されていますが、こちらのモデルは新金型で作られています。
トミカはベトナム製で、アクションはレッカー装置の可動が可能となっています。車体色は道路公団カラーとも呼ばれている黄色の車体に白いラインが入った車両で、荷台部はプラスチック製となっています。荷台部は「2-4 三菱ふそう キャンター レッカー車」の設計図を流用しており、新金型となっています。
ヘッドライトはタンポ印刷で入っており、トヨタのCIエンブレムやDYNAの車名表記もタンポ印刷での再現となっています。車体の白いラインもタンポ印刷での再現となっており、フォグランプはモールドでの再現となっています。フロントバンパーのナンバープレート位置にはシャーシはめ込み穴があり、シャーシは黄色成形色のプラスチック製となっています。
先述の通りレッカー装置はキャンターレッカー車のものを流用しており、これは株式会社福岡工業社の「ハイブームFT-B31」と「ハイリフトFT-21」という装置の設計図を基に作られています。キャンターのレッカー車と比較するとハイブーム根本あたりの造形が異なっており、ハイブームの上下が可能となっています。
こちらのトミカは動画14分42秒から詳しく紹介しています。
トミカ紹介台数 0561台目