トミカ2-4 三菱ふそう キャンター レッカー車 | 朝比奈武弘のトミカ写真館

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動画で紹介したトミカが所持してるのか判断できなくなってきたので管理用に掲載。掲載画像は全て二次利用不可。このブログはタカラトミーや各特注元とは一切関係ありません。基本的にiPhoneで撮影した画像を掲載しております。


今日のトミカは2004年11月から2011年6月の間販売されていた「2-4 三菱ふそう キャンター レッカー車」です。このトミカは通常品で販売された「29-9 三菱キャンター 引越のサカイ」の三菱ふそう7代目キャンターをベースにしたトミカです。現状トミカでは最もカラーバリエーションが存在するレッカー車のトミカです。今回紹介するこちらのトミカはベトナム製の物ですが、工場移転時期のトミカだったので支那工場製のトミカも存在します。


アクションはサスペンションとレッカー部可動が可能です。このレッカー装置は株式会社福岡工業社の「ハイブームFT-B31」と「ハイリフトFT-21」という装置の設計図を基に作られているそうです。トミカの元になった車両は本来、日野デュトロをベースにした車両だったようですが、トミカでは金型流用の関係で7代目キャンターをベースとしたものです。以前は福岡工業社のサイトにその記載があったのですが、現在は残念ながらサーバーサービス終了か何かで見る事ができなくなってしまいました。


縦型テールランプがタンポ印刷で再現されており、実際のレッカー車同様に高い位置にもテールランプを装備しています。トミカで今まで販売されていたキャンターレッカー車は、クレーンで吊った車輪受けでレッカー移動する形状の物でしたが、こちらはトミカ史上初となるアンダーリフトを使用してレッカーが可能です。ハイリフト(アンダーリフト)横の丸い突起はレッカー装置のレバーを再現しているようです。レバー下にはチェーン等を収納するボックスがモールドで再現されています。


実際にレッカー移動している状態です。トミカではハイリフトを稼働する為に実際のレッカー車とはオーバーハングが異なり、長くなっています。実際のレッカー車は作業装置の移動範囲や取り回しの関係で、後輪すぐ後ろにハイリフトを装備しています。こちらのキャンターレッカー車のハイブームは可動しませんが、レッカー装置部設計図を流用したと思われる2018年8月に発売された「5-7 トヨタ ダイナ レッカー車」のハイブームは可動します。ハイブーム横にある丸い物体は塗装されていないので分かりにくいですが、後に販売されたトミカリミテッドで塗装された事で牽引車両の後輪に履かせる「ドーリー」という牽引器具であることがわかりました。サイドにある小物入れのボックスもモールドで再現されています。『トミカリミテッド(TL-0107) 三菱ふそう キャンター レッカー車(JAF)』今日のトミカは2009年5月23日に発売されたトミカリミテッド「TL-0107 三菱ふそう キャンター レッカー車(JAF)」です。このトミカは通常品「2-4…リンクameblo.jp



こちらのトミカは動画5分42秒から詳しく紹介しています。


トミカ紹介台数 0075台目