劒岳 点の記
2年前くらいに
母親から電話があったときのこと。
家族で剱岳に登ったという話と
山小屋で一泊したときに仲村トオルとかと一緒だったという話をしていた。
(※うちの両親はしゅっちゅう山に登っている)
あれから2年が経って
そのときの映画、劒岳 点の記が公開された。
山のシーンがどれも圧巻です。
セリフなしでも成り立ちます。
木村大作の映像へのこだわりがスゴい。
振り切れているというか、はち切れているというか。
それに応える役者もスゴいです。
命がけが伝わってくる。
こだわるというのは、こういうことなんだって、
教えてもらった。
この作品は
映像を見てから、
原作を読んだ方がいいかもしれない。
実際に山に登るか、映像を見ないと
しょぼいイメージのまま、
話を読み進めることになってしまうから。
山の映画を観て
山に登っている父の背中を思い出した
そんな父の日。
一人でやるか、分業するか
会社の規模が少し大きくなり、人員も増え、
Xの制作スタイルについて考えることがあった。
モノつくりという領域で
ナレッジを蓄積し、経験を積むという点では
一人で全部やるのが個人としてもっとも成長できる、と思う。
誰にも任せられない、自分でやるしかないから
必死で調べるし、勉強するし
トライ&エラーの繰り返しは
座学よりも身になるスピードはずっと速い。
そういう意味では、会社の立ち上げ期というのは
会社が個人に最も投資してくれる貴重な時期だ。
ただ、組織が拡大するフェーズで
同じやり方を続けていて、組織が期待通りの成長曲線を描くかと言えば
それはなかなか難しい。
幾つもの案件を一人で全部やっていると
必ず効率の問題と直面するからです。
人は基本的にマルチタスクが苦手です。
マルチタスクが得意という人も、
何とかガンバってシングルタスク並に処理はできるかもしれないけど
それ以上に効率をあげることは不可能だと思います。
だから、労働集約的な業務は
分業した方が基本的には効率が良くなる。
(例えば効率を追求した一つの形が、トヨタ生産方式とかでしょうか。)
組織拡大フェーズで、分業して効率化を図るのは
企業として当然だし、僕もそうすべきだと思ってます。
一方で、効率化を追求した組織成果は
ある程度スケールする一方で
それは頂上の見えた"それなり"のスケールとも言える。
きっとInnovationは生まれない。
経営とは
効率化を図る仕組み作り
と、効率化とは矛盾する
個人(Innovation)への投資
をバランスよく続けることなんだと思った。
釣りへ行く。
今日は会社のメンバーで釣りへ。
自分のブログタイトルともピッタリだ。
ブログ書き出し当初は
釣り日記にする説があったとか、なかったとか。
TJさんと僕以外はほぼ素人のメンバーだったので
釣りの道具を揃えたのは昨日夜
という、いい加減さだった。
とはいえ、
まさか3本も竿が折れるなんて
予想していなかったけど。
釣果はふぐ3匹という
残念な結果に終わったが
出発前にあれだけ自信に溢れていたのに
まさかのボウズに終わったTJさんは
きっとこのままでは終われないので
第2回を開催してくれることだろう。
それにしてもFさん。
早朝出発だって言っているのに
朝まで飲んでいたようで
スーツのままあらわれ
ずっと眠っていた。。。
Fさん@ムネさんの車
Fさん@うみほたる
Fさん@木更津
結局、Fさんは昨日購入した竿を
一回も海に投じることなく
帰って来たのでした。
そして最後には
「すごい充実してたぁ!」
って言って
帰っていったのでした。。
ロープレは続く
おもしろいことが結構ある。
先日はアポ中にゲップをされるという、
何とも無礼な扱いを受けた。
きっと
自分に威厳が足りないのが原因だ、
と思っている。
ちなみに僕は、
新卒から与件についてヒアリングをされるクライアント担当者
という役である。
今日もZのA木さんから、ヒアリングのアポ依頼があったので
5Fのミーティングルームを予約して
メールでA木さんに伝えておいた。
A木さんからは折り返し丁寧に
電話で承知の連絡をくれた。
ところが、A木さんは
時間になっても訪ねてこない。
連絡も入れずに遅刻してくるなんて、どういうつもりだ
と怪訝に思っていたら、電話が鳴った。
A木さん: 「すいません。地下ミーティングスペースでお待ちしているのですが」
僕: 「えっ?5Fですよ。」
A木さん: 「?!そうだったんですね。申し訳ございません。すぐにお伺いします」
と慌ててやってきた。
新卒にとってはミーティングルームは地下にしかない
という認識なのだろう。
急いで来て、
申し訳なさそうなA木さんは
こう釈明していた。
「知らなかったです。5Fにも地下室があったんですね」
きっと彼女はこう言いたかったのだと思う。
「5Fにもミーティングルームがあったんですね」
と。