タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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最新のドッグトレーニングと犬猫に関する情報
動物保護のお話など

 

みなさんは今千葉県に10万頭もの野生のキョンが生息していることをご存知ですか? 

 

キョンとは外来種の小型の鹿で恐ろしく繁殖力が強く、

今はなき『行川アイランド』から逃げ出した数頭が房総半島南部一帯で大繁殖し、

 2024年度の推定生息数は約9万4000頭ですから今や10万頭になっているでしょう。 

 

 

 

実はこのキョン、非常に警戒心が強いため人前に姿を表すことも少なく罠にもかからないため駆除も難ししいのですが... 

 

 

なによりも環境省が狩猟鳥獣(狩猟で捕獲してよい鳥獣)に認定していないため

有害鳥獣捕獲という形で実際の被害を提示し捕獲申請し許可された捕獲でしか対処できません。 

 

じゃあなぜ環境省がキョンをあっさり狩猟鳥獣に認定しないかといえば、

 

それには納得できる理由があったのです 

 

今のところ千葉にしかいないキョンを狩猟鳥獣に認定してしまうと、

マナーの悪い猟師たちが不法に県外の自分達の猟場に連れて行って放ち

繁殖させて獲物にしようとする可能性が高いからです。 

 

釣りでいうブラックバスブルーギルのように

全国区になってしまうというのが環境省の言い分です。

 

ブラックバスやブルーギルという外来署の魚も繁殖力が強く、

在来種を根こそぎ食べてしまうのですが

大きくなるので釣り人にはたまらない獲物になるんです。

 

そのため心無い釣り人が自分たちの釣り場に放流し

それが大量繁殖して日本の在来種の生き物が何種類もいなくなってしまいました😞

 

小型とはいえ鹿を千葉県外に連れ出すようなことをするわけがないと思うでしょ? 

 

実はかつて千葉県内では1970年代にイノシシは一度絶滅したのですが、 

「イノシシがいないと猟ができなくてつまらない」という理由から狩猟を趣味とする一部のハンターが再度イノシシを千葉県に放獣したため現在の大増殖に至ったといわれているのです😠 

 

 

農作物を荒らす害獣を駆除するために、

民間の猟師は必要だなどと言う連中はいますが、

その猟師たちのせいで異常繁殖してしまった外来種に対処できず

農家の人々が困っているというケースもあることを知って欲しいですね...

 

 

東京都に広がるのも時間の問題です↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは私も使っています。

人間用なのですがプロのトリマーさんにも人気の小型バリカンで

顔の毛や足の裏の毛をグルーミングするのにちょうどよく音も静かです。

なによりも日本製なので安心です↓

 

 

 

 

POCHIのエイジングケアシリーズは3歳からのエイジングケアフードです。

カロリーが低いのでダイエットにも有効で

原料にツッコミどころがないほど上質

プレ・プロバイオティクスが含まれているのでフンの調子も良くなりまます。

また、不飽和脂肪酸のオメガ3が高度に含まれているため、

毛質や褪色にも効果が得ることがタンタンへの給餌で確認できています✌️

 

 

 

 

 

 

 

 

一般の飼い主さんがドッグトレーナーに期待することってなんでしょう?

 

吠える、咬む、いたずらする、散歩で引っ張る、トイレで排泄できないなどの

『問題行動』を直して欲しい...

 

犬を飼い主が飼いやすいよう躾けて欲しい,,,

 

つまり犬の行動を変えて欲しいということでしょうか?

 

 

 

多くの飼い主さんはドッグトレーナーに

「うちの犬を従順に変えて欲しい」

「うちの犬の行動を手っ取り早く変えるにはどうしたらいいか?」

と相談してきます。

 

きっとライフハックのようにこうしたらテキメンに犬が変貌する方法があるんじゃないかと思っているのでしょう。

 

目を輝かせて秘訣を聞いてきます。

 

 

ですから以前お話しした『天罰方式』(リンクはこちら)などという

なんの天罰にもなっていない方法で「吠えが直りますよ」とか、

『愛情遮断法』(リンクはこちら)などという残酷な方法で、

「飼い主に対する反抗心がなくなりますよ」などと言われると

すぐ飛びついて試してみます。

 

犬の専門家が言っているのだから間違いないだろうなどと高を括って、

なぜそれに効果があるのかという理由や、

それによって犬の脳や心にどのようなダメージがあるのかなどは考えもしません。

 

そもそも教えている脳味噌まで筋肉でできていそうな訓練士が犬の脳神経のことまで気を配れるとも思えませんが...

 

 

犬は人間より劣る存在なのだから、飼ってもらう限り人間に完全服従すべきだ。

 

人間に迷惑をかけないようなんでもいうことを聞く犬になるべきだ。

 

飼い主さんの多くは(内心)そんな先入観に満ちていて、

自分がなにか面倒なことを学んだりやらなければいけないと知ると、とたんに不機嫌になります。

 

そういうバイアスに満ちた飼い主さんにとって、恐怖や苦痛を使って犬の行動を変えようという提案は実に受け入れやすいものです。

 

それを何回かやることで犬が吠えなくなったり、ブラシなどの手入れ中に咬んだりしなくなるならお安い御用とばかりに、大きな音で脅かしたり、チョークチェーンで首を締めたり、監禁&無視を言われた通り忠実にこなします。

 

 

まぁ、それらの方法が(一見)効いたように見えることも多いですし、嫌悪刺激が強ければ強いほど短期間で変化が現れるので、

飼い主さんとしてはモチベーションが上がり、叱る頻度も増え、声も体罰もエスカレートしていきます。

 

それが自分と犬の間に『主従関係』を築いて、

自分を絶対的なボス(リーダー)だと認識させる唯一の方法だと言われ、正しいことのように思い込まされて...

 

気がつけばあなたは犬にとって『怖くて嫌なやつ』です

 

 

 

昔は違ったかもしれませんが、

今の人々が犬と暮らそうと思ったきっかけは番犬でもなければ猟犬にするためでもなく、

家族の一員になってもらうためですよね?

 

決して自分専用の奴隷が欲しかったわけではないでしょう...

 

そんな家族を常に怒鳴ったり叩いたり脅かしたりしながら生活するのって、

異常だと思いませんか?

 

 

じゃあ、どうすればいいのよ!? ですか...

 

 

まずは自分や環境を変えることで

問題行動(人間からみてそう感じるだけなのですが)を

減らすことができるかどうか、

その原因を調べることです。

 

例えば、家の前を犬が通るたびに吠えるのをやめさせたければ、

ガラス窓にすりガラスや模様の入ったシールを貼ってみるとか、

 

 

外で人の声や犬の声が聞こえると吠えるのであればサッシ隙間テープを貼って防音率を上げる。

 

 

ゴミ箱を漁って困るのであれば、家中のゴミ箱を犬が開けられないタイプの蓋が付いているゴミ箱に変える。

 

 

ブラシや歯磨きを嫌がって咬むと言うなら、

ハズバンダリートレーニングのセミナーに参加して、

どのように慣らしていけば犬が自分から進んで

ブラッシングや歯磨きをしてほしがるようになるかを

学んでみてはいかがでしょう?

 

なにより犬についてもっと勉強しましょうよ!

 

本当に犬が好きなら犬の使っているボディ ランゲージや、

どうして犬たちが吠えたり咬んだりしなくちゃいけなくなったかを

学んでみたくなりませんか?

 

「そんな面倒なことに手間とお金を使ってやってられるわけないじゃない!」

「だからドッグトレーナーを雇ったのになんでサッサと犬をしつけられないのよ!」

って思う人も多いと思いますよ。

 

今はまだ...

 

だから私はドッグトレーナーとして開業する気にならなかったわけです。

 

手っ取り早く犬を変えるなんて、

自分が納得できない方法を人に教えることなんてできませんから...😮‍💨

 

 

 

 

シニアになってきたら楽に食べられるよう、

できるだけの配慮をしましょう↓

 

 

 

 

 

 

 

わんこがめっちゃ喜ぶキューキューチキン↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬や猫を大切に育てている皆さんにとって、

愛犬・愛猫は家族でしょうね...

 

私だって同じです。

 

家族である犬や猫が病気や事故に会えば、

どんなに費用がかかっても助けたいと思います。

 

もし、数千円で買ったハムスターでも、

家族だという感情移入ができてしまったら、

何万円もかかる手術でも、それで助かるなら獣医さんにお願いするでしょう。

 

でも、昔の倫理観で育ってきた老人たちにとって、

それは馬鹿げた行為でしかありません...

 

 

皆さんのご両親は何才くらいですか?

 

 

ご両親や祖父祖母が80才以上であれば、

普段いかに可愛がっているように見えても、

手術費用が数十万円と聞いた途端こう言うかもしれません。

 

「犬や猫は人間じゃないんだからそんなにかけるもんじゃないわよ。

 新しい子を買えばいいでしょう。その費用なら母さん出してあげるから」

 

普段どれほどあなたに優しくても、

どれほど愛犬・愛猫に優しく接してくれていても、

老人たちは彼らが育ってきた環境や教育方針で、

動物に対する感情移入が今の人たちと違っています。

 

私の両親はいまだ健在でタンタンを可愛がってくれますが、

これからかかるであろう手術の費用を話すと、

自分が払うわけでもないのに、

 

「犬にそんなお金をかけるのは馬鹿げてるよ。常識で考えなさい。死ぬときゃ死ぬのよ 」

 

などと言います...

 

 

私たち世代とまるで感性が違うのです。

 

 

そういう人たちが老犬を引きずるように散歩させていたり、

炎天下のアスファルトの上を平気で歩かせていたり、

軽トラックにリードを結びつけて何キロも走らせたり、

飼うのが大変になってきたからと保健所に連れてきて

「殺してくれ」などと平気で言ってきます...

 

 

でもそういう感性や倫理観の違いに対して、

怒ってもしかたがないことです。

 

昭和の大人だった今の年寄りたちの目から見た犬猫は、

さらにその親から刷り込まれた『畜生』(ちくしょう)でしかないのですから...

 

 

なぜ日本では動物がモノ扱いで、

どれほどひどい扱いを受けていても、

警察が飼い主から取り上げ保護できないのはなぜかといえば、

すべての業界のトップに君臨する年寄りたちの感性から見れば、

「たかが犬猫のこと」だからです。

 

 

動物福祉がどうの、先進各国ではどうのと言ってみても、

彼らにとっては人間の利益が優先で、

内心は犬や猫ごときのために時間をかけて改正法案を検討するなど無駄で馬鹿げたことだと思っているでしょうね。

 

動物の権利などに時間を使って真剣に考える感性など持ち合わせていないのです...

 

 

もちろん個人差はあります。

 

これは言い過ぎだと思う人もいるでしょう。

 

年齢によるものではなく、

動物に対して冷酷な人たちはどこにだっていると思うかもしれません。

 

単なる一部の年寄りに対する偏見で終わればいいのですが、

高齢者は人の感受性を決める子供の時期から、

「犬や猫は感情などなく、大して苦痛も感じず、記憶力も乏しい不潔な生き物」

と親や先生、周りの大人から教え込まれてきました。

 

刷り込まれた価値観や感情移入能力はなかなか変わるものではありません。

 

 

それが常識だった昭和の時代に生きてきた年寄りたちには、

なにを非難されているのかさえ分からないくらい感性がずれてるんです。

 

若い人たちの気持ちは分かっていても、

戦中戦後の厳しい時代を生きてきた人たちには、

飼っていた犬猫を食料として供出(きょうしゅつ)したり、

空腹に負けて食べてきた記憶に罪悪感を感じないように

感情移入にストッパーをかけてきました。

 

動物に人間同様の情けをかけたり、

権利や愛情を認めたりすることことは

自分たちの行ってきたことを罪悪と認めることに

なってしまうのです...

 

 

私は動物たちを悪気なく苦しめ、

無情に殺す大人たちを

あまりにもたくさん見てきました...

 

虐待を見て見ぬふりをする大人たちを

たくさん見てきました...

 

 

愛する犬や猫を老人たちに託してはいけません。

 

見えているものがまるで違うのですから...😞

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

 

 

タンタンも食べている3歳からのアンンチエイジングフードです

試しに1ヶ月与えてみてください↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本には謙遜を美徳とする文化があるせいか、身内を褒めることが恥ずかしいらしく、

自分の子供もあまり褒めません。


一方でアメリカなどでは 「Good boy!」「Good girl!」などと頻繁に褒めますし、

子供に何かを指示しても、それができたら「Thank you!」と感謝の意を伝えます。

 

犬に対しても同じで、日本人はあまり褒めません。


「おすわり!」「お手!」「ふせ!」などとコマンドに従うのを私に見せてくれる

のはいいのですが、それができても飼い主さんはドヤ顔をするだけで、

犬には「いい子ね」の一言もありません。

 

一度できるようになったことはわざわざ褒める必要もないだろうと思っているのかもしれませんね。


でも覚えたはずのことができないと叱ることだけはしっかりマメにやります。


これじゃ何が正解か分かりませんし、モチベーションが上がるわけないと思いませんか?

 

「うちの犬はバカだから教えてもすぐ忘れちゃうのよ〜」という飼い主さんをたまに見かけますが、犬がバカなのではなく飼い主がちゃんと褒めていないからせっかく学習したことも消去されているだけなんですよね...

 

例えば散歩中に他の犬を見かけると吠える子がいたとします。

 

吠えるたびに「〇〇ちゃん、やめなさい!」「〇〇ちゃん、吠えないの!」などと叱っているだけで吠えはなくなりません。

 

吠えている間は「やめて、やめて」と静かに言います。

そして吠えなくなるまで根気強く待って、泣き止んであなたに意識を向けたら「〇〇ちゃん、いいこね〜!」「ワンワン言わなくなったね〜」って褒めておやつを与えてみてください。

 

なかなか吠え吠え止まなくても根気強く続けてみてください。

 

するとある日スッと犬の腹に落ちる日がくるんです。

 

「今吠えなかったからいい子でしょ?」って犬の方からドヤ顔を見せてきます。

 

そしたら「そうね、吠えなくていい子ね〜!」って撫でておやつを与えます。

 

ここまできたら徐々に吠える回数が減っていき、よほど気に入らない犬と遭遇しない限りスルーして飼い主さんの顔を見るようになりますよ。

 

大切なのは根気です!

 

 

 

 

もちろん、おやつは与えなくてもその行動がほんのちょっとでも好ましければ「いい子だね」って褒めていいんですよ。


うんちが出たら「いい子」

おしっこが出たら「いい子」

目があったら「いい子」

ごはんを食べても「いい子」

「なんでも褒めてバカじゃないの?」って思う人もいるでしょうね...

 

でも褒めることによって『自己肯定感』を育んでいくことはとても重要なんです。


『自己肯定感』を高めながら育った犬は、精神的に安定していて怒りにくくなります。
何かを教えようとしたときも学習効率が高くなります。

 

なによりも褒めることによってあなたと愛犬の絆が深まります。

そして、犬を褒めている貴方自身の『自己肯定感』も

高まっていくのですよ…

 

ですから意識して褒めてみてください。

 

きっとあなたの愛犬の表情も変わってくるはず😉

 

 

 

 

 

地震に備えて電源を買っておきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

この動画はベトナムにある中国の漢方薬(中薬)『熊胆』(ゆうたん)の製造工場から

レスキューされ生まれて初めてのプールで遊ぶ熊の動画です...

 

 

あまり日本では知られていませんが、

中国やベトナムでは生きた熊の腹部に穴を開けパイプを刺して死ぬまで胆汁を搾り取る

中薬『熊胆』(ゆうたん)の製造工場がいくつもあります。

 

そのあまりにも残酷な現実をアニメにして紹介し、

こんなことをやめさせる署名を求めている動画がありますので見てください。

 

(決して残酷な実写は出てきません)

 

 

アニマルズ・アジアという団体が中国やベトナムの熊胆製造工場の熊たちを救助しているのですがまだまだこのような残酷な中薬の原料を採集するための虐待は続いています...

 

実は『熊胆』の有効成分であるウルソデスオキシコール酸(ウルソデオキシコール酸)は、

すでに人工的に合成できるようになっているので、わざわざ熊から抽出しなくても同じ薬が作れるにもかかわらず中薬の二日酔いの薬としていまだに人気があるのです😮‍💨

 

製造工場で熊(とくにツキノワグマ)は腹に穴を開けられ10年程度死ぬまで毎日胴を絞り上げられて胆汁を採取されるのですが、

熊たちの中にはあまりの苦痛に耐えられず、最終的に切腹して自分の手で内臓を抉り出して自殺する者もいます。

ところが工場の管理者は自殺できないように鉄のベストを着せ気が狂うような苦痛の中生かし続けます。

 

そのため食事を拒否して餓死を選ぶものもいるそうです。

 

動物が自殺を選ぶなんて... 

なんとおぞましい生き地獄なのでしょう...😢

 

 

 

象牙にしても、ウミガメにしても、クマの胆汁・胆嚢(熊胆 ゆうたん)にしても中国人富裕層が欲しがるから密猟や密輸がなくならないのです。

 

ウミガメは中国で高級食材として一匹3〜4万円で買い取られるため、

月収数百円の現地の漁師たちには逮捕の危険があっても止められないわけです…

 

倫理観が古い富裕層の老人たちが早く死んでいってくれないと、野生動物たちが絶滅してしまうかもしれませんね...😢

 

 

マハトマ・ガンジーはこう言い残しました

 

「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」

「私の心の内では、子羊の命の尊さは人間の命の尊さにいささかも劣るものではない」

 

 

 

 

・熊胆工場のクマの救助・保護活動を行っている海外団体『Animals Asia』のサイト↓

 

 

 

 

・「Animals Asia」を支援する日本の団体「アニマルズアジア サポートグループジャパン」のサイト↓

 

 

 

 

 

 

 

これは人間用↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは愛犬のこういう眼差しを見たことがありますか?


実はこれ、対象となるものに視線を置いた状態で顔をわずかに外らすことによって

白目が目立つ状態になっているのですが…


これをWhale Eyes(クジラ目)といいます。

 

 

一見、かわいい表情なのですが実はこの表情は犬が『困惑』『不安』『ストレス』などを

感じた時にするサインでもあります。


同時に耳、口角、尻尾などの位置も見るとその『程度』にも気づくでしょう。

 

 

よく飼い主さんはこのクジラ目を叱られた時の反省の表情だと思っていることが多いのですが、

むしろ叱られたことに対する『困惑』であってそこに後悔や反省のような感情はまずありません…

 

この表情を見て面白がるということは、

飼い主として愛犬の気持ちが何も分かっていないということです...

 

子供が犬を構っていて、犬がこの表情をしていたら、

次の瞬間威嚇して吠えたり歯を当てるかもしれません。

 

すぐに、子供たちに犬をからかうのを止めさせてください!

 

犬同士の挨拶に関しても、相手の犬がクジラ目になっていたら、

近づいて来られることを迷惑に感じているサインですから、

気持ちを汲み取ってそれ以上近づけないであげてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは愛犬に生卵を与えることがありますか?

 

いえね、別に与えてもいいんですよ。

 

個体によってはお腹を壊す子もいるかもしれませんが、

基本的には身体に害はありません...

 

ただ、これは人間も同じなのですが、

卵白にはアビジンという糖蛋白質があって、
生のままだとこの物質が腸内のビオチン(ビタミンB7)と
結合して吸収できなくしてしまうため、

大量に食べるとビオチン不足になってしまうといいます。


まぁ卵黄の中にビオチンが含まれているので、

卵黄と一緒なら生の卵白も与えていいわけなんですけど、
そもそもアビジンと結合したビオチンは胃内でほぼ消化
できないため胃の中での滞在時間が長くなるし、
腸内でも吸収しにくくなります。

しかもせっかく卵黄に含まれているビオチンを、

無駄に不活性にしてしまうのももったいないですよね...

 


実は、アビジンは熱に弱くビオチンは熱に強いので、
卵は加熱して食べるのが一番効率がいいというわけです。


生の時点で白身と黄身が直接触れると、
アビジンとビオチンが結合してしまうので、
黄身を割らないように熱を通します。

完全に熱を通すと、それはそれでまた消化が悪くなるので
卵黄を半熟状態で卵白を固めるのがベストということなのですが…

 

 

もう一つ言うならば、

卵の殻も実は犬の強力な胃酸で消化が可能なので、

一緒にこまかく砕いて与えると素晴らしいカルシウム源になります。

 

ただ、卵のカラは非常に汚いので、

サルモネラ菌などが付いている可能性があります。

 

卵を熱湯で5分以上茹でて、

ブレンダーかミキサーでカラごと粉砕し、

全部与えると一番効果的に栄養を与えることができると言えるでしょうね😋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく、支配性理論(パックリーダー論)バンザイなトレーナーや訓練士がいう話に、

「散歩の時は犬など見ずに悠々と胸を張ってまっすぐ前を向いて歩きなさい」とか、

「家の中で歩いて行く先に犬が寝ていたら、『ごめんね、ちょっとどいて』などと言わずに床をドン!と強く踏んで音を出し、威圧して自分から退くようにしつけなさい」などという指導があります。

 

もっとひどいトレーナーもどきだと、

「散歩は飼い主が歩きに行くお供に連れて行ってやるくらいの気持ちでいいんです」

などと言いますが、「馬鹿も休み休み言え!」ですよ。

 

散歩は犬のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)のために行くんです。

 

「今日は気分がのらないから散歩には行かない」などと言っていたら、

オーストラリアの一部の州なら罰金を課せられます😓

 

 

「犬に対しては常に偉そうに振る舞いなさい」

「信頼関係のためには、飼い主の強いリーダーシップが必要とされます」

などという指導を聞くと支配欲の強いタイプの飼い主さんは、

すぐに言われたとおりのオレサマ道スタイルを始めます😞

 

犬がちょっとでも気に食わないことをするとリードを引っ張る。

 

言う通りにしないと大きな太い声で名前を怒鳴る。

 

 

リーダーウォークなどというこっぱずかしい名称の、

リードショックで脚側歩行を叩き込むトレーニングを散歩中にやろうとします。

 

 

でもこんなことして犬があなたを尊敬すると思いますか?

 

気づいていないかもしれませんが、

相手に『気を遣う』という行為はとても想像力を必要とするものです。

 

自分がこうしたら相手はどう感じるだろうか?

 

自分がこうしたら相手はどう反応するだろうか?

 

そういったことを常に意識して考えられる大きな器と想像力がなければ、

他人に気を遣うことなどできません。

 

最初に話した行為はいずれも「犬に対して気を遣うな」という指導で、

『人間の社会の中で権力のある者は下の人間に気を遣ったりしない』という

偏ったイメージをドッグトレーニングにも当てはめているだけなのです。

 

犬になんか想像力を駆使して気を使わないでいいよと言っているだけで、

言われた方はその方が面倒がなくていいやと飛びつきます。

 

 

でもそんな思いやりのない飼い主を犬は尊敬などしません。

 

犬が尊敬するのは常に周りの仲間を気をかけ、

危険があったら即座に現れ守ってくれる頼もしい存在です。

 

 

犬に対して偉そうにしろなんてアドバイスは本気にしないでください。

 

あなたが『時代錯誤のじーさんやばーさん』に見えるだけです...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッグトレーニングのために応用行動分析学(ABA)を学んでいると、

「学び手は常に正しい」 "Organism is always right" 

というフレーズを目にします...

 

例えば教えた通りに生徒が行動しなかったら先生は怒るでしょうが、

生徒がなぜ言った通りに行動しなかったかといえば、

先生の指導の中になんらかの問題や誤解を招く表現、

生徒の感じ方・状況などで指導通りにできなかったなど

先生が予測できなかった理由があったからで、

応用行動分析学的には生徒がとった行動は、

生徒が悪いのではなく起こるべくして起きたということなのです。

 

 

これはドッグトレーニングで言えば、

自分がこうなるはずだと思って行ったトレーニングが、

思うような成果をあげられなかったとしても、

その原因は犬側にあるのではなく、

教え手である飼い主やトレーナーの側に

予測できなかった問題が

あるのだということに他なりません。


トレーニングの手法や手順に問題があったから、

ねらい通りに犬が行動しなかっただけであって、

犬を責めるのは愚かなことなのです...

 

 

これを踏まえた上でドッグトレーニングを行えば、

なかなか教えた通りに犬が行動しなくても、

その子が 『バカ犬』 なのではないことがわかりますよね?

 

「うちの犬はバカ犬でどうしようもないですわ」などと言っている飼い主さんは、

自分がいかに 『バカ飼い主』 かをアピールしているようなものです。

 

なぜ犬が教えようとした行動をしてくれないかを再考して感情的にならずに方法や手順を調整し、

「こうすればいいことがあるのだ」と伝えればいいのです。

 

どうすればいいか分からなければ、

応用行動分析学(ABA)を正しく理解したトレーナーさんやインストラクターさんに

相談してみてください。

 

そして、決して体罰を使った手法に頼らないでください...

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                             

                                                              

                                        

 

① お父さんと子供たちをリビングに呼びます。

 

② みんなが揃ったらアゴをしゃくれぎみにし、両手を腰にそえます。


 


 

③ 「今後靴下を洗濯カゴに入れずソファーや床に放っておいたら晩ご飯は抜きにします」と伝えます。

 

④ ゆっくり鼻から息を吐きます

 

 

犬の行動を変えようとするよりまず

 

自分達を含めた環境を変えることで

 

解決することを考えてください...

 

 

 

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