昭和の大人のモラルの低さ | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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先日、公園で背後から無言で近づいてきて犬に触ろうとしたじいさんに驚いて、

いつもおとなしい知り合いのワンコが「ウー!」とうなったら、

「しつけの悪い犬だな!ちゃんとしつけとけ!」と怒鳴って行ったという話を聞きました。

 

それは、チャイムも押さずに玄関に入ってきた見ず知らずの人に気づいて「わぁ!」って驚いたら「おたくは礼儀知らずだな!」と怒り出すようなものだと思うのですが…😓

 

 

昔の人は、

犬はどんなに人間が雑に触ったり脅かしても絶対におとなしくされるがままにならなければいけない

という偏見があって、どんなひどいことをしても唸ったり吠えたりしたら「しつけが悪い」と怒っていました。

 

野良犬を蹴飛ばして咬まれたら保健所に連絡して「狂犬だから殺処分してくれ!」などという輩(やから)が普通にいましたからね。

 

今では幼児でさえ見知らぬ犬を撫でさせて欲しい時は飼い主さんに「撫でてもいいですか?」と確認して承諾を得てから触るのが常識だと親から教わっているのに...

 

まぁ、まれに非常識な親が子供に教えていない場合もありますが😓

 

 

思い起こせば私が子供の頃もおっさんたちは本当にマナーが悪かったです。

 

タバコの吸い殻・空き缶・ガムを道路にポイ捨てする。

(道や川は常に空き缶空瓶、排水溝はタバコの吸い殻で溢れていました)

 

「カァーッ、ペッ!」って所構わず痰を吐き捨てる。

(だから駅構内にはタンツボなるものがありました)

交通マナーの悪さ

(自転車は歩行者に対してチリンチリン鳴らしてどかしながら走っていましたし、

自動車もちょっとでも邪魔だとクラクションを鳴らして脅していました。

 

電柱に立小便をする。

(犬より量が多い分始末が悪いですよね)

 

品の悪いセクハラで女性を小馬鹿にする。

(お尻を叩くのが挨拶代わりの上司なんてのがザラにいました)

 

男尊女卑の言動をすることが男らしさだと思っている。

(だからお散歩時に偉そうな暴言を吐かれるのも大抵女性です)

 

ここのところ問題になっているキス強要などの性加害を行ったENEOS元会長の杉森氏もそうです。

 

 

 

 

 

 

書き出せば限りなく出てきますがそんなことが日常に溢れていました。

 

そんな連中は時代の流れで少しづつ減ってはきましたが、いまだにじいさんたちに刷り込まれた古い価値観は根強く生きていてことあるごとに本音として出てくるのです。

 

 

 

政治家の重鎮も、ジャパンケネルクラブや警察犬協会、大日本猟友会(名前からして古臭い)、日本犬保存会などの上層部のじぃさまたちも、

もういい加減長いこと生きてきたんだから自分達の既得権益のことばかり考えずに、

社会の『浄化』とか地球環境や野生動物を守ることに目を向けられないものでしょうかねぇ...

 

ほんとに今時の古いもんは...😮‍💨

 

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