いとしき春よ | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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寒い日が続くと春が恋しくなりますね。 
今年は特に寒さがこたえます... 

そんな中ふと思うのは、 
寒い冬があるから春を慶べるのだろうなということです。 

常に穏やかな気候で1年中桜が咲いていたら、 
きっと散る花に、はかなさの美など感じることもなく、 
掃除の手間に業を煮やすことでしょう... 

春風に何の趣(おもむき)も感じず、 
目を細めて歩き去るだけでしょう... 

人の心とはそういうものです。 


痛みがなければ悦びも薄れ、 
不本意がなければ本意を楽しむこともできません。 


もしかしたら、 
倖せとは耐えた苦労の報酬なのかもしれませんね。 

砂漠で何日間も彷徨い歩き続けた人には、ただの冷たい水が 
どんな高価なワインよりも美味しく思えるでしょうし、 
週末が楽しいのも月曜から金曜まで頑張って働いてきたからこそ、

開放感に酔いしれるのでしょう...

それとは逆に、 
裕福で働く必要もなく、何不自由なく生活している人には 
生きる喜びも色あせて見えることでしょう。

 
有り余る時間を持っている人は、どうやって暇をつぶすか 
悩んでいるはずです。 


たまに優しくされれば、とても嬉しいものですが、 
常に優しくされていると、鬱陶しく感じられたり、
そうでないときに不満を覚えるのが関の山... 



愛しい人と別れ、傷ついている人も... 

 

大切な人や愛犬愛猫が亡くなって悲しんでいる人も...


病気で苦しんでいる人も... 


仕事に追われヘトヘトになっている人も... 


とりかえしのつかない失敗をして途方に暮れている人も... 

それを遥かに凌ぐよろこびが、

次の角を曲がればすぐそこに 
待っていることに気付きません。 


目前の砂丘を越えれば、

緑のオアシスが広がっていることも 
今はまだ分かりません。

 

 

 


だからこそ貴方に伝えたいメッセージがあります。


  今つらい人はこれから訪れる倖せに備えなさい 


溢れるほどの心からの感動を噛みしめる準備をなさい。 


道行く人すべてに挨拶をしたくなるような喜びと、 
何でもできてしまいそうな自信に満ちた笑顔... 
生きているのが楽しくて寝てしまうのが惜しくなるような日々が 
もうすぐ始まります。 

特別なことなど何も必要ありません。 


他愛ない日常が不思議とそう感じられるようになるんです。 
それこそが本当の倖せなのだと思いませんか...? 



失ったものなど後でいくらでも取り戻せます。 


そしてそれが意外に簡単なことも

時が来れば分かるはずです... 



間もなく梅が咲き、桃の花がほころび、 
ほんわかとした風が頬を撫でてくれることでしょう。 

そして私たちの街にもまた、
あの懐かしい桜咲く春が 今年も...

 

 

 

 

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