トレイルランニングの世界において、1つの
到達点とも言えるカテゴリーが100マイル。
通称マイルと呼ばれる160kmのレース。
現在、日本では5大会実施されています。
(写真は信越五岳トレイルランニングレース)
市場調査の一環で、日本の100マイルレース
の参加人数を調べてみました。
2012年に日本初の100マイルレースUTMF
が誕生したとき、年間の参加人数は延べ
1,000人。それから10年で現在は年間延べ
4,000人ぐらいだと推計しました。
着実に増えてきていることがわかります。
100マイルは誰でも気軽に参加できる種目
とは対極で、「経験を積んだ好き者」だけ
が参加する種目だと思います。
非日常の極みのようなカテゴリーなので、
人間の本能的なチャレンジをかき立てて
やまないのだと個人的には理解します。
業界内からは、新しい100マイルレースの
開催という話も聞こえてくるので、日本での
100マイル人口の伸びはまだ続くと見て
います。
なお、100マイルは運営するにも莫大な労力
と費用がかかります。参加料金も高くて、
2万円、3万円の世界です。
計測工房では国内100マイルレースの1つ、
信越五岳トレイルランニングレースを計測
させていただいていますが、他の仕事とは
まったく別格のボリューム感です。