俺がいた会社 -7ページ目

評論家課長

俺は訳わからず後輩の赤松君と一緒に昇給の作業をしていたときのこと。うちの課長が「状況はどうだ?」なんてのぞきに来た。で、赤松君が作っていたデータを見ながらボソっとひと言「これ、おかしくねぇか?」俺は何がおかしいのかさっぱりわからず黙っていたんだけど、よく聞いてるとただ単にいいがかりなんじゃないの?って思ったな。赤松君は黙ってハイハイ聞いていたけど、課長が退室してから俺が「いつもあんな調子なのか?」って聞いたら「いつものことっすよ」だって。おかしい!って言うだけで具体的に何がどうおかしいってことをはっきり言わないんだよな。何だか訳のわからん評論家の先生がやみくもに「これはおかしい、問題です」なんて言っているようなもので、俺には単なるいやがらせとしか思えなかった。今の俺にはそんな課長のいいがかりなんてくる状況ではなかったけど、「近いうちに俺もやられるな」と感じたのも無理は無い。

初日

人事部での初日の話なんだけど、行った早々机に座っても何をやればいいのか全く分からない状態で上司の指示を待つことになった。「課長、私は何をすればいいのですか?」課長「うーん、そうだな、今別室でさ、赤松君が昇給の仕事をやってるからそこへ行って手伝ってあげて」俺は、とりあえず別室に行って赤松君へ「課長から行けと言われたからとりあえず来たよ」と言った。そうしたら赤松君も困っちゃって「うーん、とりあえずそこに座っててもらえますか?あとで、データの読み合わせでもしましょう」と。赤松君は俺より入社歴も浅くて、いきなり俺みたいな奴が自分の上司(笑)として来たもんだからやりにくかったと思う。でも彼は1人で大変だったらしく、そんな俺でも歓迎してくれたな。彼は生真面目だけど、ホントにいい奴だったな。しばらくして読み合わせをやったけど、俺はその時点で「何で課長は人事のイロハを教えてくれねぇんだ?」って凄く不安を覚えたな。普通はさ、人事とはこういうことよなんてレクチャーしてくれるんじゃない?初日からこんな感じで、「俺は何しに人事へ来たんだ?」って真剣に悩んじゃった。

経理から人事へ

何だか知らないけど、経理で5年経過した頃、上司に呼ばれた。丁度、定期異動のシーズンだったから「転勤?」かな、なーんて。ところが、「お前、4月から人事部だって!栄転だな、おめでとう」なんて言われちゃった。俺はキョトンとして「へ?」なんだか知らないけど、嫌いな中田先輩と離れられるからいいかな?なんて思って「はいわかりました」なんて返事しちゃった。ところが、この異動こそ俺の人生を狂わせたわけだ。今でもちょっと後悔してるな。

宣戦布告???

今は経理部の時のことを書いてるけど、メインは人事部へ異動してからのことなんだよね。俺みたいな人間が人事部へ異動になったのも???なんだけど、そんな俺が見てもこの人事部さんは異常だったな。個人情報保護法?だから何?名誉棄損で訴えるなら訴えてみろ!俺は事実を書くんだから問題ないわな。仮名にしとけばいいじゃん。書かれていることに「俺?」「私?」なんて感じた人間は堂々と俺にクレームつけてくれよ。待ってるぜ!爆

経理部

入社してすぐ経理部へ配属された。大学で簿記を少しやっていたからという理由だったみたい。そこでいきなり中田先輩(仮名)からキツイひと言「大学出てるからっていい気になるなよ!」と。顔も体もふてぶてしいから俺より年上なんだろうなと思ったら1年下でビックリしたな(笑)中田先輩、大学受験はしたものの不合格になり、やむをえず専門学校へ行ったようで「大学」というものに偏見というか妬みをもってたみたい。いきなりこんなひと言かまされたら、たとえ先輩だろうが「イヤな奴」と思ってしまったのも無理はない。以後、俺たちは犬猿の仲になった。俺は大学出てるからといって鼻にかけていたわけでなく、専門学校や高卒だからといって差別なんてした覚えもない。そんなに大学へ行きたかったら、浪人して頑張ればよかったわけだし、金銭の問題でそれができなくても奨学金制度を利用すればよかったのだから、中田先輩はただ単に「勉強が面倒だった」だけなんだろう。しかし、中田先輩は短気なわりに気が小さくてまともに女性を口説けなかったみたい。うちの会社に派遣で来てた女性を気にいってしまったみたいなんだけど、いつまでたってもグループ交際みたいなことやってたって!バカじゃねぇのかな。最初はそれでいいけど、本気で口説くなら2人きりで行くようにもっていかないといけないのにさ。ったく、口ではデカイ事言うくせに気が小さいんだから、情けない。ま、俺も口ではデカイ事言ってたけど、気は大きかったな。だからこんな先輩とは気が合うわけがなかったのは言うまでもない???