使用済みの通帳、どうしてますか?
今年こそ決意して手放す?データ化する?
そして、デジタル通常に切り替えますか?
・・・50代の家事と暮らし、デジタル化でコンパクトな写真整理、網野千代美です。
■使用済みの通帳どうしたらいいですか?と相談を受けます
私は、データ化のサポートもしているためか、紙の通帳についてもよく相談を受けます。
使い終わった古い通帳、いつまで取っておくべきなのか。
これからの通帳はデータで持つべきなのか。
そんな人には、まず考えてもらいたいことがあります。
それは、
自分は今、一体何に困っているのか。
ということ。
通帳って、手のひらサイズですよね。
時系列で口座ごとに整理したら、30年分ぐらいあっても、せいぜい靴箱に入るぐらいの量ではないでしょうか。
↓私の2つの口座。これで16年分・時系列。
困っている理由が特に思いつかないのであれば、
そのまま保管でいいと思います。
- しまう場所があって
- 自分で管理できているのであれば
自分が働いた証!人生の終わりに給与振り込みを振り返りたい!という時のために、保管場所を設けてどうぞ大切にしてください。
でも、私に相談されるということは
「何十年も前の通帳、とっておいても仕方がないのかも??」
という迷いがあるからでは?と思うのです。
■実は私もつい昨年まで紙の通帳でした
そこで、自分の目的、メリットデメリットを整理し、自分の口座をどうするかについて考えました。
そもそもEco通帳とは
紙の通帳を持たず、インターネットやスマートフォンで入出金を確認するネット通帳のことです。
Eco通帳とは、三菱UFJ銀行のネット通帳の呼び名です。以下Eco通帳と表記。
●紙の通帳で困っていること
- 紙の通帳を持っているとネットバンクで確認できる過去履歴が最長2ヶ月まで
- 最近はほとんどネットで入出金を確認しているので記帳がめんどう・おろそかになる
- ネットバンクで2年分まで過去履歴が確認できる
- 申請すると10年分までさかのぼって取引推移表がもらえる
- 紙の通帳は使えなくなる(利用再開は窓口で申請)
- ネットのトラブルに弱い
- 窓口でお金の出し入れはキャッシュカードのみ
- 自分に何かあったとき家族が口座についてネットを閲覧しないといけない
- 10年より前の履歴は手に入らない
※あれ?こうしてみるとデメリットの方が多い?
※一番不安なのは赤文字の部分。
一方で、現在利用の9割以上がネットバンクなので、Eco通帳に変える利便性は大きいです。
特に確定申告の時など、紙の通帳でダブルチェックなどしますが、ネットでデータをダウンロードしてチェック出来たらずっと楽になるだろうなーと思います。
というわけで、問題を整理した結果、現在の利便性を優先し、思い切ってEco通帳に切り替えました。
■Eco通帳に変えた結果
変えて半年。
■変更後にやらなければならないこと
■10年以上前の記録はどうするの?
さて、Eco通帳で取り寄せられる取引推移表(入出金の記録)は10年前まで。
となると、それ以前の記録はどうなるの?
それ以前の過去の取引を振り返りたい場合は、10年以上前の通帳は紙のまま保存しておかなくてはなりません。
なーんだ!結局保存しておくんじゃない!!と思いますよね…。
ただ、Eco通帳にしたい目的が
- 普段使いの利便性なのか
- 紙モノをなくしてデータ化したいのか
■これでOK!通帳のデータ化3選!
- 家庭用複合機
- ハンディスキャナ
- スマホアプリ
1.家庭用複合機
ウチにもあるわ!という方多いと思います。
スキャンに時間がかかるのが難点ですが、すでに家に複合機がある方なら、これを使わない手はありません。
2.コンパクトスキャナ
今回は、iX100で、通帳の厚みがすんなりスキャンできるかためしてみました。
ばっちり通りますね!
3.スマホアプリ
一番手軽な方法として、スマホアプリの利用があります。
今回は↓こちらを使ってみました。
CamScanner(iPhone、Android)
★オマケのお役立ち情報
通帳など、フラットに開けないものをキレイにスキャンするコツ
スマホアプリで撮影するとき、通帳がうまく開けないとスキャンデータにゆがみが出てストレスですよね。
そこで、キレイにスキャンできる便利グッズを紹介します。
あるとないとでは大違いなので、よかったら参考にしてくださいね。
①アクリル板
通帳の上に乗せるだけで面が平らになります。反射はアプリが補正。
小さいサイズならホームセンターで数百円で購入できます。
継続的にスマホアプリで書類をデータ化するなら、A4サイズぐらいのアクリル板を持っておくと便利です。
②FAXシート・クリアファイル
間にはさむだけ。アクリルボードより手軽ですが、若干のうねりは出ます。
■まとめ
- 本当に必要なモノか精査
- 時系列、講座別に分類
- 場所を決めて保存
- 身近な人と状況の共有
今日はここまで。
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