台湾人主婦としての試練が降りかかってきたに言った通りに、12/19から夫婦で韮、ニンニク、葱、玉ねぎ、エシャロットが使えない野菜主義である蛋奶素の食事を始めました。
台湾ではこのような野菜主義を守る人が多いので、会社や学校の給食も野菜主義の食事を提供していますから、旦那の昼食は会社の給食調理員に言っておけばいいですが......
給食調理員であるおばさんは、変な人です。
宗教で野菜主義を守っている彼女は、日頃にはいつも食堂で社員たちに「肉食で地獄に落ちる」とか言っているのに、旦那のようにある理由で「今週は野菜主義をお願いします」ってしばらく野菜主義を守る人がいると、逆にわざと野菜主義を守る食事を出してくれないのです。
不満を言われるといじめられたって泣くので、旦那は自分で何とかすることに決めました。
(地獄へ落ちる列車があれば、そのおばさんの席もきっとあると思いますね)
旦那のなんとかするというのは、たぶんクッキーとかパンとかですから、もちろん準備してあげますね。
旦那の会社は電子レンジがないので、1人前用の電鍋を会社に持って行かせました。(台湾では会社で自炊するのが普通ですが、詳しくは台湾の職場での食文化(笑)をご参考ください。)
日本では小さな部屋でもキッチンを整えているアパートがたくさんあるそうですが、台湾では一人暮らし向けの物件なら、ほとんどキッチンがないので、自炊したい人にとってこのサイズの電鍋は重宝です。
でも、サイズが小さいですから、使えるお弁当箱も少ないですが......
そして、初日のお弁当は、蒸しても美味しい炊き込みご飯。
きのこ、キャベツ、ニンジン、大根をゴマ油で炒めてから、米と一緒に蒸した料理。
そして、水を減量して硬めにして、そうすれば、旦那が電鍋で加熱しても作りたての食感を維持することができます。
炊き込みご飯✕1、おかず✕1を準備するつもりでしたが、旦那はたぶん「妻に迷惑をかけた」と思って、「これでいい」って強く主張したので、とにかくこれで。
でも、念のため、おかずも準備してあげました。
卵、麦粉、砂糖、レーズン、ミルクで作ったシャーチーマー。
ハトムギ、こんにゃく、 緑豆、オートムギ、ピーナッツで作った「薏仁宝」という缶詰め(甘食、大学時代の朝ごはん「八宝粥」のようなもの)。
そして、やっぱり、旦那は昼食後にすぐにお腹がすいて、お菓子を食べました。
ということで、二日目のお弁当は、
二つになりました。
電鍋で一気に加熱したいので、この前に紹介した↓の方法を使いますね。
でも、お箸が長すぎて、小さい電鍋に入れられませんから、ステンレス製の鍋敷きで代用。
そして、朝食、保冷剤と一緒に保温バッグに入れました。
お持ち帰りのために買った保温バッグですから、私の好みによってピンクを選びました。
旦那はやや抵抗を感じましたが、一週間だけで別に買うともったいないですから、とにかくこれで。(台湾ではコーディネートや雰囲気に合わないものを使うのはあるあるで、職場ではマイナスの影響はありませんから、心配しないでくださいね。)
ではでは、明日のお弁当は何にしようかなぁ?