今日は食事をした時に、急にいくつかの台湾の職場文化を思い出しました。
自分の職場経験が少ないですが、周りの人たちや取引先などから見ては、たぶん定着している文化だと思います。
まずは、自分の学生時代の経験ですが、
台湾の小学校~高校は朝の7時半~8時に「早自習」という時間があります。
「早自習」=「朝の自習時間」ですが、台湾の生徒にとっては大事な朝食時間です。
そして、12時~12時半は食事、12時半~13時は昼寝。
ちなみに、「早自習」で生徒会や部活で朝食を食べられない生徒のために、一限目の授業を受けながら朝食を食べることを許可する教師もいます。
そしてそして、生徒たちは大人になって社会人になって、上司になったり、社長になったりしたので、台湾の職場ではこんな文化を慣れてる人たちが溢れるでしょう?
だから、出勤の途中に朝食を買って、職場で仕事しながら食べます。
そうしてはいけない業種や会社もありますが、せめてオフィス系だったら食べれる職場が圧倒的に多いと思います。
だいたい、9時半以前に食事を済むと大丈夫ですね。
次は昼です。
給食がない小さい会社が多い台湾では、11時くらいに昼食を考えないとだめですね。
みんなと一緒に出前を頼みますか?自分で外食しますか?同僚の間に仕事しながら話し合います。
さらに、知人たちのことですが、皆で自宅に食材を準備して置いて、11時に会社の冷蔵庫から食材を出して11時半くらいに電鍋に入れて調理して、12時に一緒に食べます。
会社で調理する人は多くないけど、珍しくないと思います。
台湾では「オフィスで使える調理用具」が多くなったし、ネットの掲示板で「オフィスで調理したい」という記事が出る時には、ほとんど真剣にオフィスで調理する方法を検討しているコメントなので、たぶんこれからも多くなるでしょう?
台湾の職場は学校と同じように12時~12時半は昼食で、12時半からは昼寝。昼寝の終わる時間は会社によって13時、13時15分、13時30分があります。
だから、台湾では12時~13時半の間に、会社に電話をかけるのはとても非常識です。
公務機関もそうですよ。
「8:00~12:00、13:30~17:30」という業務時間だったら、「12時~13時半」に昼休みだから電話をかけても出ない意味です。
「8:00~17:30」などの業務時間でも、オフィス系だったら、なるべく「12時~13時半」を避けたいですね。
本当に避けられないならなるべく12時半の前にかけたほうがいいです。
昼寝が始まってからの電話は、嫌われます。
オフィス全員に嫌われます。
次は15時ですね。
アフタヌーンティーの時間です。
知人たちの経験によっては、特に女性の方が多い部門がアフタヌーンティーの時間を大事にするようです。
上司や会社がアフタヌーンティーの経費を提供して、自分で予算内のデザートなどの出前を頼むタイプも、社員たちが自発的に同僚に「アフタヌーンティーを食べる?」って誘うタイプもあります。
旦那の部門は男性ばかりなのでそうしませんが、時には女性たちの部門から「出前を頼むが、一緒に?」の内線電話を受けたりします。
そして、仕事歴45年くらいのお母さんもそうですが、OLたちのデスクの引き出しには必ずお菓子を常備しています。
周りのOLたちに洗脳されて、仕事中にお腹がすいたら可哀そうだと思うので、結婚してから毎晩旦那のリュックにクッキーなどのお菓子を入れていました。
拒否した旦那はだんだん自分でお菓子を準備するようになって、最近も同僚に分けたりお菓子をおすすめしたりしますね。
やっぱり、仕事中のお菓子は大事です。
以上は、台湾人の職場での食文化でした。