最近の華人世界では、みんなあるスキャンダルを注目していますね。
簡単に言うと、「王力宏」という華人世界でイメージがいいスーパースターが、離婚したばかりの元妻に浮気、モラハラなどの「裏の顔」を摘発されたことです。
彼は台湾でデビューして有名になってから、中国へ行って中国の愛国者として活動していましたが、スキャンダルが出てからそちらの大物ジャナリストに「中国人ではなく、アメリカ籍台湾人である」と言われたので、一体中国人か台湾人か不明(?)、とにかくここでは「華人」と言いますね。(無事中国人、有事台湾人という感じで判断すればいいかも)
ここでは語りたいのは、スキャンダル自身ではなく、女性として日本人でも台湾人でも、華人男性と付き合う時に、気をつけたいポイントです。
台湾人の親子関係シリーズの続きとして書きたいですが、このスキャンダル自身は気をつけたいポイントがたくさんあるので、新しいシリーズで紹介しますね。
王さんの元妻によると、
帰国子女である王さんは45歳になっても自分で決めることが少ないです。
今でも両親にコントロールされた彼の苦しみを見て、妻であった彼女は夫を守ろうとして、いつも代わりに夫の権利などを求めていました。
結局、王さんは彼女を盾として権利を手に入れたのに、両親の前には自分の主張をせずに、いつも両親の味方として「妻を悪者にする」って自分だけ良ければいいそうです。
だから、5年間の結婚生活の中に、彼女は義家族&夫のモラハラで苦しんでいました。
帰国子女の知り合いがいないので、あくまで噂にすぎないですが、
普通は欧米育ちの人だから、先進的な価値観を持つと思い込んでしまいますが、華人の家庭は差別がひどい欧米でサバイバルするために、家庭内の教育&親からの支配は台湾国内の家庭より厳しいそうです。
だから、逆に台湾人から見ても異常を感じる親しい親子関係になるのもあるあるです。
王さんのように1990年代にデビューして有名になった帰国子女系の芸能人の中に、お母さん=マネージャー&インタビューではいつもお母さんと言い及ぼす人が何人いるし、有名になっても自分のお金の支配権を持っていない人もいるし、まったく根拠のない噂ではないと思います。
そういう報道を見て、台湾人の親子関係①機能性を重視していた祖父母の時代のような関係性が見えるので、もしかしたら、欧米で暮らしていて、台湾国内でじわじわと進化している価値観を全く知らず、「華人としての文化を守りたい」という気分で伝統的な価値観のままでは?って推測しました。
でも、台湾国内でも、今子供を支配しようとする親がたくさんいるので、実際に比べないとどちらかひどいかわかりませんね。
愛する前には生きる。
サバイバルすることができないなら、愛情の在り方を考えることができないと思いますから、「そういう価値観はだめ!」って否定するつもりがありません。
でも、結婚するなら、文化が違っても価値観が合ったほうが幸せと思うし、華人男性と欧米で出会って国際恋愛する日本人女性も少なくないと思うし、結婚する前にこういう傾向を知ってこそ、正しく「結婚するかどうか」って判断することができるかもしれませんね。
to be continued......