6/7の台湾は?
国内感染者211人、追加修正なし。
感染者数は前より減少しましたが、指揮センターによると、週末に一部の検査スタンドが休みましたから、まだ様子を見る必要があるそうです。
追加修正なら、この前には毎日の追加修正は1桁になると、公表しないと言ったことがあります。
苗栗県のクラスター感染について
前置き:6/6の台湾コロナ、計画停水の中止、端午大ピンチについて
苗栗県は6/5に工場クラスター感染の接触者たちに全員検査を受けさせたので、週末&大雨に影響されませんでした。
でも、まだ発症してない人がいると思いますから、6/2~6/15(14日間)にわたって様子を見ないとわかりません。
ちなみに、クラスター感染が発生した工場は48時間の営業を停止してから、今日からまた始まりました。
指揮センターのメンバーは労働部などの専門家と一緒に監督していますが、「48時間の営業停止は足りない!指揮センターは会社側の味方!労働者の安全を気にしない!」という声もありますから、こちらにも注目したいです。
苗栗県クラスター感染の関連対策
各県市は
自分の工場エリアで検査スタンドを立ち上げました
外国人労働者の住居や仕事環境を見直しています
苗栗県自身の隔離施設が足りないので、ほかの県市は隔離施設を提供して支援します。
そして労働部はコロナ情報をベトナム語、インドネシア語などに翻訳して、外国人労働者への情報伝達を強化します。
レベル3&休校の延長
次は、朝のニュースで在台日本人のみなさんもわかったと思いますが、レベル3は6/28に延長して、休校はそのまま夏休みに繋がることにしました。
「レベル3がずっと延長するより、一気にレベル4に引き上げて2週間頑張ってから開放したほうがいい!」という声がありますが、指揮センターは下記の理由でなるべく引き上げないことにしました。
台北市&新北市以外の県市はレベル3で十分。
台北市&新北市のみレベル4に引き上げると、そこから中南部まで逃げる人がたくさんいますから、逆に拡大します。
レベル3では、子供を世話することができない立場が弱い家庭は、まだ子供を学校に預かることが可能で、自粛&日常をぎりぎり両立していますが、レベル4になると、給料や支援も大幅に減少するので、そういう家庭にとって絶望的ですよね?だから、なるべくレベル4に引き上げないように頑張っています。
個人的には、レベル4に引き上げてゼロを目指したいですが、このみんなで力を合わせないと収束できない状況では、「余裕のある人は余裕のない人の心に寄り添うべき」だと思います。
余裕のない人が見捨てられると、「どうせ失うものが何もないなら、自由に生きたい。ほかの人はどうでもいい」って思ってしまいますよね?
みんなの力を借りたいですから、1人も見捨ててはいけないと思います。
安全社交距離アプリの更新
オードリータンの実聯制利用法、読みやすいバージョンはLINEを利用していますが、毎日LINEでたくさん喋っている台湾人にとって、「疾管家」を探すのは面倒くさいです。
だから、個人情報不要の台湾接触者APPを装着しましょう!の安全社交距離アプリも、そのQRコードを読み取る機能を追加しました。
安全社交距離アプリを最新バージョンにアップグレードすれば、下記の写真のようにQRコードを読み取るボタンが出てきます。
利用法はLINEの「疾管家」と同じですから、LINEに苦手な人はこのシンプルなアプリを利用してみましょう。
以上は、6/7の台湾についての報告でした。