水不足のピンチが解除
まずは、4月からの苗栗、台中、彰化の計画停水は今日(6/6)から解除します。
苗栗、台中、彰化のみなさん、お疲れ様でした。
大雨で大変になった台北と新北のみなさんも、お疲れ様でした。
6/6、国内感染者335人、追加修正8人
6/5の国内感染者476人、追加修正35人より少なくなりましたね。
ここで注目したいのは新北市160人(No.1)、苗栗県75人(No.2)、台北市64人(No.3)、桃園市16人(No.4)の部分ですから、一緒に6月からのデータを見てみましょう。
6/7に更新
新北市&苗栗県の関連記事:6/5の台湾.......肝心な新北市、どうすればいいかなぁ?
6/6の台北市は3桁→2桁で、クラスター感染で大変になった苗栗県と逆転しましたが、6/1にも一度2桁になったことがあるし、6/4の台北市は大雨でひどく浸水があって、検査数も下がったし、しばらく様子を見ましょう。
そして、たまには2桁になる台北市と比べると、感染者数が圧倒的にみんなより多い新北市はとくに目立ちますから、収束するための難点として注目されています。
苗栗県についての対策は後で説明しますから、ここではまず桃園市ですね....
6/5の台湾.......肝心な新北市、どうすればいいかなぁ?では「与党の県市v.s野党の県市」という問題点を少し話しましたね。
今回のピンチは空港から始まったので、空港がある桃園市も大変になるはずですが、現状から見ては収束していませんが、ある程度収まっていますから、与党の市長だからしっかり指揮センターと協力し合っている成果かなぁ?って考え始めました。
でも、与党支持者ですから、客観的に野党の市長(台北市と新北市)を見ることができませんから、6/5の台湾.......肝心な新北市、どうすればいいかなぁ?で説明したように、苗栗県の様子をしばらく見てみましょう。
苗栗県の対策
前置き:6/5の台湾.......肝心な新北市、どうすればいいかなぁ?
6/4、指揮センターは苗栗県で支所を立ち上げました。
6/5、全員検査を受けさせました。
6/6、下記の対策を発表。
このエリアの外国人労働者は全員自宅隔離(支給)。
高リスクエリアの外国人労働者は集中隔離施設へ。中低リスクエリアの外国人労働者は自宅隔離して、毎日しっかり健康管理。
感染された台湾人労働者は、接触者、行動履歴を把握して、規制によって隔離。陰性の労働者は健康管理を実施。
感染者は全員治療中。
工業局(工場エリアを管理する機構)、防疫専門家は工場側とこれからの仕事規制を検討します。
ここで説明したいのは、
外国人労働者は寮で暮らしていますが、台湾人労働者は自宅で暮らしていますから、相応しい対策が違います。
このクラスター感染での問題点は、工場側は労働者たちの安全を気にせず、感染者が出ても感染拡大が怖い労働者に出勤の強要をしていたので、実は工業局だけではなく、労働部も関与するそうです。
では、これからも一緒に苗栗県を見守りましょう。
端午大ピンチ
6/14(月)は台湾の端午節で、台湾人(華人全員?)にとって大事な帰省日ですから、中南部人はみんな緊張しています。
台湾の現時点の難点は、
新北市
北部から中南部へ逃げた人たち
だから、北部から何万人が中南部に帰省したら、100%拡大します。
昨夜の報道によると、高鉄と台鉄で帰省する人は28万人でした。
でも、台湾の法律は国民の移動権を守っていますから、政治家たちは必死に「帰省しないほうが安全ですよ。家族のために、みんな自宅にいてください」って要請しました。
みんなも「今年拜祖先、明年變祖先」のような言葉がSNSで必死に拡散していました。
端午節は先祖をお祭りしますから、この言葉は「今年は帰省して先祖をお祭りすると、(みんなは死んで)来年の先祖になりますよ」という意味です。
そのおかげで、75%の人はチケットをキャンセルしました。(ごめんね。そして、ありがとうございます。中南部人も我慢してお互いに往来してないので、一緒に頑張りましょう!)
そして、指揮センターもキャンセル料を免除する対策を出してくれました。
では、今回のピンチはみんなで乗り越えられますか?