今日は朝早くからお弁当を食べたくなっちゃったので、お弁当特集にしましょう!
お弁当は、台湾人の日常にはとても大切です。
調味が濃すぎて実は不健康的だそうですが、簡単に野菜、肉などいろいろな栄養が摂取できて美味しいですから、
学校、会社の昼ご飯はお弁当。
職人現場、医療現場の昼ご飯も晩ご飯もお弁当。
だから、退勤したらお弁当を絶対に食べない人もいますね(笑)
フリーランスで、そんな悩みを持ってない私にとって、お弁当は大好物です。
では、今日のお弁当特集を始めましょう!
まずは、この前紹介した鶏排お弁当。
そして、豚肉で作った排骨お弁当。
排骨は肉付き肋骨ですが、骨付きのも肉だけのもありますよ。
そして、他の県市の排骨お弁当の排骨は、醤油で漬けて粉を付けて揚げたものだけど、台南は醤油も粉もありません。
金色の表も肉です。
結婚して一年目は、粉を付けて鶏排のようにカリカリな排骨お弁当を食べたい気分で、お弁当の箱を開いたら、肉の色のままの排骨を見て.....
泣いてしまいました。
本当ですよ。
一年目は、台南の暮らしに全然慣れなかったし、同じ食事でも味や作り方も地元と違うし、日常でいろいろ我慢して笑顔で対応できましたが、排骨まで期待外れの衝撃を受けたら、涙はボロボロしました。
でも今は大丈夫。やっぱり地元のような味が見つかりませんが、せめて好きな台南式排骨を見つかったし、今の私は台南を地元と比べなくて、台南を台南のままに好きになりましたね。
次は、鶏腿お弁当です。この前紹介したのは大鶏腿で、80台湾ドル(およそ290円)以上です。こちらへ。
80台湾ドル未満だったら、ほぼは小さめの棒棒腿。
私は大きい方なら食べきれませんから、こちらが好き。
ちなみに、左の上の野菜は雪裡紅という漬物。60台湾ドル(およそ220円)の駅弁にもありますね。
それは安っぽいって非難する人もたくさんいますが、そのサクサク感が好きです。
ちなみに、お弁当はしっとり系と乾燥系があります。
野菜を直接にご飯の上にのるお弁当は乾燥系。しっとり系は、上の鶏排お弁当と大鶏腿お弁当と同じく野菜を別にします。
私は、乾燥系が好き。
そして、気付いたんでしょうか?
この四つのお弁当は、木の薄片で作ったお弁当箱を使いましたね。
それは「池上飯包」です。
池上は台湾の東部の台東にあります。
ちなみに、台湾は北部を台北、中部を台中、南部を台南、東部を台東って言う外国人がたくさんいますが、ちょっと違いますよ。
方向的には正しいですが、台北、台中、台南、台東がすべて地名です。
北部は台北、基隆、桃園など、中部は台中、彰化、南投など、南部は台南、高雄、嘉義など、東部は台東と花蓮がありますよ。
では、元の話題に戻しましょう。
池上飯包というのは、台東の池上駅で売っていたお弁当でした。
台湾でよく見える「便當」は日本語のお弁当から来たんですが、実は中国語では飯包(ファン・バォ。ご飯を包む)らしいです。
そして、とても美味しい池上飯包が木の薄片で作ったお弁当箱を使うので、今は木の薄片お弁当箱と台東池上の米を使うお弁当なら、すべて池上飯包と言いますよ。