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ゆるくやります

1月4日 旅行6日目

青森まちなか温泉で朝風呂&朝食バイキングを楽しみ青森駅へ。

 

 

[48本目]奥羽本線五能線奥羽本線 青森→秋田

青森8時すぎに発車するリゾートしらかみ2号青池編成で秋田へ。

 

 

くまげら編成に乗ったことないから乗りたいのに青池か橅にばかり当たる。

 

 

木造駅も降りてみたいと思いはじめてすでに5回以上は通り過ぎてるな。

 

 

前日は風雪が強く運休になっていたので心配していたが晴れ間も見える。

だが、風だけは強かったので一時減速運転をしていた。

 

 

20㎞制限が十数分つづいた。

 

 

そのおかげで千畳敷駅での停車時間が大幅に削られ千畳敷観光はできなかった。

 

 

車窓から見える景色だけでも十分だ。

温かい車内から荒れ狂う真冬の日本海が見ながら飲んだり食べたりできるのが鉄道旅の醍醐味だ。

 

 

深浦駅でも停車時間が削られちょっと写真を撮っただけで終了。

 

 

ウェスパ椿山あたりでは雪も降ってきた。

 

 

東能代駅ではキハ40系列が停車していた。

 

 

約5時間の乗車で秋田に到着。

駅前のスーパーで土産用のカップ酒を購入。いろんな絵柄があって7種類購入した。

 

 

さらに歩いてアトリオン献血ルームで趣味の献血。

いつもの400ml全血献血。検診のお医者さんが美人だった。

正月だったからお礼にと福袋をもらう。なかにはポテトチップスと日用品が入っていた。

 

 

リゾートしらかみの到着から次の羽越本線酒田行まで2時間ちょっとしかないので昼飯を食うとかいう余裕はない。

 

 

 

 

[49本目]羽越本線 秋田→酒田

 

小学生から大人まで多くの人が乗車し座れなかったが数駅のうちに下車していくので座って約2時間。

冬なので日が沈むのが早く景色はすぐに見えなくなった。

 

 

雪が降ったりで対向列車が遅れ、さらに速度規制が出でて酒田には37分遅れの17時55分ごろ到着。

予定であれば4分で連絡する普通新津行に乗車するはずだったが、アナウンスを聞くと接続はせず行ってしまったとのこと。

困ったものだ。冬の東北しかも日本海側で1本乗り損ねただけで崩壊するような行程を組むなって話だが、この日は欲張ってこのあと新潟発直江津行きの快速信越に乗車したかったのだ。リゾートしらかみにも乗りたい、信越にも乗りたいとなるとこうなったのだが、困ったな。

 

どうしようかと思っていたらアナウンスで「このあとの特急いなほ号に乗車券だけで乗車できます」という温情措置がとられた。念のために改札で駅員に「北海道&東日本パス」も対象ですかと確認したところ、大丈夫ですとのことだった。2021年の年末あたりに上越線が運休している間18きっぷで上越新幹線に振り替え乗車ができるというので調子に乗って乗りまくる人が続発し振り替え乗車を中止するという出来事があっただけに振り替え乗車を実施してくれて感謝だ。

 

 

[50本目]羽越本線白新線 酒田→新潟

 

いなほ14号に乗車。

 

 

酒田駅始発だったため席は選び放題。まあそんなに乗ってる人もいなかったのだが。

 

 

窓に氷の粒が付くくらい寒かった。

 

このあと踏切に車の立ち往生で30分以上遅れる。

車掌に快速信越に乗車する予定なのだがこれから普通列車がさらに遅れる可能性があるので、新潟までの乗車を確認したところ了承を得たので新潟まで乗車。今回は天候不順というJRに過失のない遅れにも関わらず振替乗車を認めていただき非常に感謝している。なお、この特急券なしで酒田から新潟までの乗車はあくまでも特例でありこの記事を用いて車掌や駅係員に同様の待遇を強要するような行動は控えていただきたい。

 

 

アマゾンプライムで事前にダウンロードしておいたジェイソンステイサムの映画を観る。

 

 

デットセクションで消灯

 

 

新潟に到着

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年1月3日夜の五稜郭駅

 

 

青函フェリーの函館ターミナルまで徒歩で移動。

青森⇔函館には2社のフェリーが運航していて、今回乗るのが青函フェリー。

もう一方の会社が津軽海峡フェリー。青函フェリーは安く、津軽海峡フェリーは設備が売りのよう。

質より量主義としては同じ区間はより安いほうに乗るのは当然。

 

ということで最寄りの五稜郭駅から1時間弱かけて函館ターミナルを目指す。

 

 

タクシーが客待ちしているのには目もくれず国道を南下。

 

 

セイコーマート 函館吉川店を経由して飲み物と食べ物を買う。

 

 

歩道には雪が積もっているのでキャリーバッグのキャスターが役に立たない。

また、港湾部であるため歩道を歩く人がいないので雪が積もったまま。とても歩きづらい。

 

 

 

五稜郭駅から約40分で到着。

 

 

受付では予約済みなのでチケットを発券してもらう。

今回は、『縄文遺跡群・世界遺産登録おめでとうキャンペーン』を利用して破格の大人1300円で本州へ。

 

午後11時の乗船開始までテレビを見ながらスマホをいじって暖をとる。

 

 

アナウンスがあり徒歩客の乗船開始。

タラップではなく車と同じランプから乗船するのも新鮮だな。

 

 

乗船したのは「3号はやぶさ」定員105人なので4隻中3番目の大きさ。

深夜帯なのでこの船でも席に余裕はあった。

 

 

狭い階段を上がり客室部へ

 

 

雑魚寝のスペースもあったが食事をするのにテーブル席がよかったのでテレビも見られるしここにした。

 

 

給湯室には冷水器と電子レンジ、給湯器があり、

 

カップ麺の自販機もあるからか割り箸が置かれていた。

 

 

夕飯はコープとセイコーマートの合作。

 

午後11時30分出航で青森到着は午前3時20分。

 

 

真っ暗で何も見えなかったが、特に揺れることもなく快適だった。

 

青森についたら雪が降っている。

 

 

着いてすぐに青森駅まで歩いても早すぎる。

青森まちなか温泉は6時から営業開始で、グーグルマップで徒歩経路を調べると徒歩45分と表示された。

しかし、雪が降っていることを考慮して倍の1時間30分かかると読んで4時30分まで待合室で待機。

スマホも充電させてもらった。

 

 

 

ターミナルを出て左に曲がり海沿いの道をずっと歩いていこうと思っていたら、ご覧のようにとてつもない量の雪が積もっていて、歩道は寄せられた雪で歩けるような状況ではなかった。

 

 

予定を変更して国道を東に進むことにした。車道は除雪されていたが道幅はだいぶ狭くなっていた。

 

 

歩道が雪で埋もれているばかりか、除雪ブルドーザーやダンプ車が行きかう。

雪が降り続いていたので日の出前から除雪をしないと交通がマヒしてしまうのだろう。

 

ただ、歩道がないので車道の端を歩くしかなく身の危険を感じた。暗いし道は狭いし車両は多いしキャリーバッグは重いし旅行6日目で疲れてるし船の中では1時間ちょっとしか寝てないし、この旅行中1番つらかった。

 

 

ダンプ車やブルドーザーが多いので交差点に交通誘導員がいた。

青森駅の方向があっているのか不安になったが、スマホをカバンにしまっていて取り出すのが大変だったのでその方に道を尋ねようと声をかけた。

その人が振り向くとアニメなどで銀行強盗が使っている目出し帽をかぶっていた。

一瞬「え!!」と思ったが親切に道案内してもらえた。

防寒具なのだから正しい使い方だが、強盗が使っているイメージしかないのでびっくりした。

 

 

さらに歩くと青森駅をまたぐ「あすなろ橋」までたどり着く。

歩行者自転車専用であるが立派だ。昔の青森駅だったら入場券を買わないと東口と西口の往来が大変だったから作られたのかな?

 

 

橋の上からは青森駅で出発を待つ列車がヘッドライトを点灯させているのが見える。

 

 

東口側に行くと歩道には屋根がある。とてもありがたい。

キャリーバッグはショルダーバッグよりも徒歩移動に適しているが、雪にはめっぽう弱い。

ここまで雪に苦しめられるとは思わなかった。

 

 

想定通り1時間半かけて到着。足はビチョビチョ、運動靴の替えなんか持ってきてないのでこの日1日ずーと濡れてた。

 

 

6時の開店に合わせて入店。

フロントで「入浴+朝食バイキングセット」価格1000円の購入を申し出る。

入浴料は450円であることを考えると550円で朝食バイキングが食べられる。

非常にお得だし、早朝から1時間半氷点下を歩いてきたので体を温められ、列車の時間まで休めて好都合だ。

 

浴室はスーパー銭湯のような作りでカランもたくさん、浴槽も複数あり露天風呂までついている。

宿泊施設でもあるので宿泊客もいたが、朝風呂に入りに来た地元客もいて6時でも混雑していた。

 

入浴の後はお楽しみの朝食バイキング。

1階レストランで食券を渡して好きなものを取る。

 

 

 

 

実質550円のバイキングとは思えない豪華さに驚嘆した。

ローストビーフあるぞ。ホタテもあるぞ。

なんだこれは。青森の名産品がたくさんある。

 

特に美味しかったもの

・菜の花にしん 酸味が効いて数の子の粒々食感良し

・けの汁 具だくさんの味噌汁みたいなの温まった

・リンゴジュース 甘いけどすっきりして何杯でも

 

おかわり

このクオリティで1000円なら通いたくなる。

今まで青森には何度か来ていて朝はのっけ丼を食べていたが、今度から朝ご飯はここで決まりだな。

このブログを書いていてまた行きたくなった。

 

 

 

青森駅へ向かう途中、アウガ地下の市場を通ったがまだ正月休みの店も多かった。

 

 

青森駅前

 

 

旅行6日目の1本目の列車はリゾートしらかみからスタート。

この年末年始は東北各地で暴風雪により列車の運休があり、とくに海沿いを走る五能線の運休が危惧されていたがこの日は運行。

日頃の行いがよいからだ。そうに違いない。

 

つづく

 

時間の経過ともに旅行記を書く気力と記憶がなくなってきた。

なので、今までよりもテンポよくしてなんとか終わらせたいと思う。

 

 

[45本目]函館線 ニセコ→長万部

 

1日に5本しかない長万部行きに乗車して長万部へ

 

 

車内は混雑 マスクしていない人もいるのでCOVID-19の心配だった。

 

 

二股駅 試験場はない

 

 

 

1時間余りの乗車中はずっと立ちっぱなしだったので大変。

 

 

長万部駅のこ線橋から

 

 

駅舎には大きなつららが生えていた。

 

 

駅前の道

 

長万部駅で函館行きの普通列車まで約2時間。

ひとっ風呂浴びるのにはちょうど良い時間だったのでグーグルマップ約10分のところにある長万部温泉ホテルへ。

 

温泉に行く前に駅近くのスーパーへ行ったら半袖半ズボンの買い物客がいた。

ドアトゥードアだとしても外気温-7℃だぞ。すごいね~。

 

 

道を歩いていると猫がいた。

わざわざ濡れているところで座らなくてもいいのにと思ったが、水の出どころが民宿で温泉を排水しているのだろう。

少し湯気が立っていた。

 

 

野良猫なのか首輪はしていない。近づいても逃げなかった。

 

 

3が日なので休みかなと不安になりながら歩いてたどり着いた長万部温泉ホテル。

普通に営業してよかった。大人450円と銭湯価格。

 

浴槽はひょうたんみたいな形の浴槽の真ん中が仕切られて熱いお湯とぬるめのお湯の二種。

シャンプーとボディーソープは置かれている。ドライヤーは有料。

 

午後3時前だったが地元の人が数人。坊主の怖そうなおじさんが真横になって寝ていたのが印象的。

場所柄か漁師みたいないかつい人が多かったように思う。

店主の方は親切で、濡れているからとタオルを貸してくれた。

 

 

長万部駅へは徒歩の場合この中央跨線橋を使うのが近道。

 

 

長万部駅を一望でき、列車の撮影には適している。

しかし、北海道新幹線の工事で3月末で渡れなくなってしまった。

 

 

さらに駅へ向かって歩くとアパートの看板が。

ストーブの有無は重要なのだろう。神奈川県ではエアコン完備はあるにしてもストーブ完備は見たことなかったので、面白いと思い撮影した。

 

 

[46本目]函館線 長万部→函館

 

長万部駅には発車時間よりも早めについた。

函館駅まで約3時間長時間乗車なので、絶対にボックスシートの進行方向を向いて座りたかったから。

 

改札前に並んで早歩きをしたら何とか席を確保し、列車を撮影。

 

 

 

車内では前の日に購入した半額おにぎりを食す。

消費期限は過ぎているが冬だから大丈夫だろうと思っていたし、実際におなかを壊すことはなかった。

 

 

列車は森駅で特急列車の退避。

所定であれば7分しかない停車時間が特急の遅れで30分くらい停まっていた。

 

 

 

時間があるので改札を出て駅前のロータリーに出るとまた猫が歩いていた。

気温も長万部同様に氷点下7℃近くまで下がっているのに屈強だな。

 

うち猫は拾ってから病院に行ったきり家から出たことのない生娘なので見習ってほしいものである。

シャブ漬けならぬチュール漬けにはすでになってしまっているが。

 

 

定刻よりも遅れて函館駅に到着。

は~るばる来たぜ函館へという歌もあるが、札幌から函館本線の普通列車だけで函館に行くのもはるばるだ。

 

 

函館についたのは夜8時前だったので、観光するようなところもない。

函館市電は過去に二度乗車したことがあるが、湯の川と谷地頭に行ったことがなかったので乗車した。

 

車内で信号待ちの間にICASnimocaと一日乗車券を購入。

運転士さんから3回乗らないと元取れないよと言われましたが、承知の上ですと話し購入。

 

 

さきに湯の川まで乗車。

特に何もなかったので折り返しの列車に乗車。

 

函館アリーナ前のコープで夕飯用のサラダとパンを買った。

その後、駒場車庫前で車庫を外から眺め谷地頭へ。

 

 

谷地頭

 

これで、北海道のJR在来線と公営鉄道は乗りつぶした。

あとは北海道新幹線だけだが、どうせ札幌駅まで延伸するのでわざわざ乗りに行かなくても機会があったらでいいかと思っている。

 

 

谷地頭から函館駅前まで乗車した。

 

 

高校生の頃、北斗星乗車前に函館観光をしたとき、2階のコインロッカーに荷物を預けているのを忘れかけてホームで北斗星を待っているときに思い出し間一髪だったことがある。

 

 

[47本目]函館線 函館→五稜郭

 

函館駅から五稜郭駅へ。道南いさりび鉄道の車両だが、五稜郭駅まではJR北海道なので北海道&東日本パスで乗車。

 

次回、青函フェリーに乗る。

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4(2022)年1月3日 北海道&東日本パス5日目

 

札幌駅近くのリブマックスというビジネスホテルを出る

 

 

チェックアウトといっても朝のフロントは無人なので鍵をポストに入れるだけ

 

 

 

 

ガード下を歩いて札幌駅へ

 

 

7時14分発の小樽行きに乗車予定だったが早く着いたので1本前の7時05分発に乗る

 

 

[41本目]函館線 札幌→小樽

 

3が日ということもあり朝の車内はガラガラ

 

 

銭函駅を過ぎると石狩湾が目の前に広がるのだが窓が汚くてよく見えない

 

 

小樽駅

 

 

[42本目]函館線 小樽→倶知安

 

札幌近郊を走る電車から単行の気動車に乗り換え。

同じ本線なのにこれほど運行形態が変わるのも珍しいのではないか。

 

今回乗車する小樽→長万部はJR北海道の在来線で唯一となった未乗車区間なので、長万部まで乗れば在来線完乗。

18きっぷシーズンでもあるしまだ多くの人は冬休みだろうから混雑しているかと思いきや空席が少しあるくらいの乗車率だった。

 

 

小樽駅を出ると自然が多くなり人工物が少なくなる。

 

 

 

蘭島駅では列車交換、対向の小樽行きは2両編成だ。

 

 

余市駅では半分くらいが降りた。ウイスキーで有名なことは知っている。

北海道新幹線の札幌延伸時にこの駅はもうない。残念だ。

 

 

余市からさらに山を越えてこの列車の終着倶知安駅に到着。

 

 

倶知安駅のホームは屋根と壁があってやけにキレイだなと思っていたら北海道新幹線の工事の関係で移設したかららしい。

風雪が避けれるので安心して写真が撮れる。

 

 

列車を撮影し改札口へ。いつも写真を撮っているので改札に行くのは最後のほうなので待つことは無いのだが、このときは女性二人が駅員と話し合っていた。近づくとどうやら札幌近郊から交通系ICカードで乗車してたらしい。普段鉄道で移動しないのだろう。ニセコ駅でも行こうとしてたのかな。

 

 

倶知安駅の正月飾り

 

 

駅前は真っ白

 

 

[43本目]函館線 倶知安→蘭越

 

倶知安から補充券を売っている蘭越駅へ

 

 

ニセコ駅を経由して蘭越町の中心駅蘭越に到着

 

 

 

 

 

駅舎

 

外は寒かった。お目当ての切符売り場は......

 

 

残念ながら正月休み

 

後から聞いた話だとここは役場が委託されて営業しているから休みはきっちり取るとのこと。

 

 

駅ノートが置いてあったので他の旅行客が記した手記を読んでニセコに行く列車の発車を待つ。

 

 

[44本目]函館線 蘭越→ニセコ

 

窓口の営業していない蘭越に2時間もいられないのでニセコへ

地元の人が数人乗っていた

 

 

20分弱で北海道の一大スキーリゾート地ニセコへ

降車客よりも小樽方面への乗客が多い

 

 

ニセコ駅は観光協会が受託してきっぷを発売しているので、蘭越とは違い年中無休

周囲に客がいないことを確認し、用意していた購入リストのメモ用紙を渡す。

 

数十分おにぎりを食べたりスマホをいじって待った結果

 

 

補充回数券・入場券・常備券・出札補充券・料金補充券 

 

実際に使用した新津~来迎寺の快速信州の指定券は倶知安駅に電話をしてもらい取ってもらった。

印象的だったのがD席をデンマークと言っていたこと。

 

文献を読んで知ってはいたが、電話での予約で席番の書き間違いを防ぐために「A」だったら「アメリカ」、「B]だったら「ボストン」、「C」だったら「チャイナ」という風にアルファベットごとに決められた単語を使うこと。

オンライン予約ばかりを推し進める現代にあって電話で予約してもらうのは、国立科学博物館のマルス101の横で流れている解説映像に出てくるマルス登場以前の指定席購入の風景を思い出す。

ちなみにマルスで購入した乗車券がダブルブッキングされたことは一度経験したことがある。

 

 

待合室で購入したきっぷの写真を撮りながらニヤニヤしていたところホームのほうからエンジン音が聞こえた。

ラッセル車だ。動いているのは初めて見た。営業時間中に除雪するんだ。

 

さすがに窓越しに撮影しホームに出ることはしなかった。

 

 

長万部行まで時間があるので外に出てみた。

雪はやんでいるので少し歩いてみる。

 

 

 

 

 

 

発車時間の10分くらい前からホームに出て列車を待つ。

 

 

雪を見ると雪だるまを作りたくなってしまうので雪をつかんでおにぎりを握る要領で丸めてみたところ、固まらずに砕けてしまう。

ニセコのパウダースノーすごいと思った。本当に粉みたい。

降ってもべちゃべちゃな雪しか降らない神奈川県と大違い。

 

 

そうこうしていると長万部行がやってきた。

 

つづく

 

 

旅行から2か月が経過してしまい春の18きっぷシーズンに突入したが年末年始の旅行記は継続する。

4日目午後、1月2日である。

 

スマイルクーポンを使って食事をしたいと思い札幌駅付近をウロウロしていたが、なかなか適当な店が見つからなかった。

東急百貨店やエスタに行ったが高そうな店ばかりでどうしようか悩み電車に乗っちゃえと改札に入ったところ蕎麦屋があった。

 

 

北海道そば蕎麦紀行

 

見てみると立ち食いそば店ではなく街中にあるようなちゃんとした蕎麦屋だ。

1食あたりちょうど1000円くらいだしスマイルクーポンを使うと100円引きになるとのことでこの店に決定。

 

 

蕎麦は冷たい方が好きだが外は寒かったので間を取って”かしわせいろ”にした。

さらにおなかが減っていたので1玉多い特盛にしてもらい海老かき揚げも追加した。

 

 

かしわせいろ 950円 特盛 300円 海老かき揚げ 200円 計1350円(スマイルクーポン割引100円適用)

 

北海道は幌加内産のそば粉を使用した麺は私好みの太さ固さで噛み応えあり、噛めば噛むほどそばの香りが広がる。注文時に親鳥を使用しているから固めだと言われた。ひな鳥に比べたら固いが、問題はない。むしろ歯ごたえがあって美味しい。

 

海老かき揚げも揚げたてアツアツ。手前の皿のネギの横にあったのは山葵かと思ったら柚子胡椒だった。さわやかな辛さで鶏にあう。2段あるせいろも最後まで飽きることなく美味しかった。最後は蕎麦湯で汁を一滴も残すことはない。

 

 

16時前だったので客は前に一人後に一人と店内は空いている。上着やカバンがあるのでテーブル席を使えたのがよかった。

北海道は蕎麦の名産地なのでご当地のそばをクーポンを使い350円の支払いだけで食べられ非常に満足だった。

 

 

時刻は16時過ぎ、観光をするには日も暮れかけているがホテルに戻るにはまだ早い。

そんな時はフリーきっぷを使って降りたことのない駅へ行ってみる。

 

 

[34本目]函館線札沼線 札幌→あいの里教育大

 

石狩沼田はおろか新十津川にもいかなくなったことで全線電化が達成された札沼線に乗る。

長い駅名の下車印をよく集めているので札幌近郊では長い7文字あるあいの里教育大駅へ。

 

 

札幌のニュータウンあいの里の中心駅

 

 

みどりの窓口があり、翌々日に乗車するリゾートしらかみの指定席券を発券した。

同じ緑系統のJRとは違い朝の5時半から日をまたいで0時10分まで営業しているのは羨ましいと思った。

 

 

日は暮れているし御覧のように雪がたくさん積もってあまり歩きたくないので札幌方面に引き返す。

 

 

[35本目]札沼線 あいの里教育大→桑園

 

 

桑園駅は函館本線から札沼線が分岐する駅

 

 

[36本目]函館線 桑園→銭函

 

縁起の良い駅名のひとつ銭函駅へ行く。列車内で時刻表を見ながら行き当たりばったりでぶらりとするのも楽しい。

桑園駅から30分弱で到着。

 

 

ニシン漁で栄えていた時に銭函が積み上げられたからというウィキペディア情報。

前後の駅も天体観測と海産物で面白い。

 

 

これは改札横にあった駅員手作りの銭函

下車印を押してもらい入場券を購入した。

 

 

昼間は晴れていたが夜になると雪が降ってきた。

次は小樽へ行こう。

 

 

[37本目]函館線 銭函→小樽

 

銭函駅には快速が停まらないので普通列車で小樽へ向かう。

 

 

小樽駅前 やはり雪が降っている

 

 

小樽に来たのは駅前に長崎屋があり夕飯を買うため。19時なので半額の弁当や総菜がないかなと探したがなかった残念。

小樽にいる理由がなくなったので、折り返してイオンがある桑園まで戻る。

 

 

次の発車は19時27分発の快速エアポート200号だが、白石駅でポイント不転換の影響で折り返し列車が遅れていたため12分ほど延発見込み。

 

 

寒いのでホームの端から端まで歩いて写真を撮りながら時間をつぶす。

 

 

[38本目]函館線 小樽→琴似

 

イオンがある桑園駅には快速エアポートが停車しないため琴似駅で乗り換え。

 

 

琴似駅

 

 

タワマンのある駅

駅前にイトーヨーカドーがあるが営業していなかった。

 

 

外からホームに戻るとき入り口付近にペットボトルがたくさん置かれてなんだコレは?

最初は飲み物を配っているのかと思ったが、説明を読むと滑り止めの砂が入っていた。

よく雪国の道端には砂が入った箱が設置されているのは知っていたが駅にこうやっておいてあるのは初めて見た。

どれくらい効果があるのかな?

 

 

[39本目]函館線 琴似→桑園

 

札幌駅のホームが埋まって列車が詰まっていたのでなかなか普通列車が来なかった。

正月はまだ遅れはあっても大規模な運休は発生していなかった。

2月は特に札幌圏で何度も大雪が降り札幌駅発着の列車が終日運休という災害に近い天候が続いていた。

やはり日頃の行いが良いからだろう旅程に影響は出なくてよかった。

 

 

イオン札幌桑園店

 

北海道旅行で何度もお世話になったイオン。年末年始でも夜遅くまで営業しているので助かる。

どうでもいい話だが、このイオンはイトーヨーカドー金町店やイオン久里浜店と共通していることがある。

 

何かというと屋上が自動車学校で教習コースがあるということだ。

私が自動車学校には行って普通自動車免許を取得したのが2年前。そのときは夜ばかりの教習でマニュアルのギア操作やクラッチを離すタイミングが難しいと思っていたが、北海道民はこんな天候でも路上教習をしなければならないと思うと簡単だったんじゃねと。北海道の道を運転するのは特殊技能だと思う。

 

イオンでは弁当飲み物さけるチーズを購入。

 

 

[40本目]函館線 桑園→札幌

 

4日目最後の乗車列車は札沼線からきた札幌行。快速エアポートで運用されていればUシートは指定席で金をとられるが、札沼線運用なので無料の自U席だ。

 

 

一駅だけだけどリクライニングシートをMAX倒して快適に移動。

 

札幌駅の到着は21時15分。4日目終わり。

 

ホテルに戻り夕飯を食べて寝た。

 

 

 

5日目は函館本線の山線に乗って函館へ。

約1か月ぶりの更新

ニンテンドースイッチの有機ELを購入して毎日遊んでいたら1か月弱経っていた

 

1月2日の朝、北海道&東日本パス4日目

札幌には連泊するので遠出はせず札幌市内の観光とする。

 

 

6時に起床しホテルリブマックスBUDGET札幌駅前を出て徒歩5分で札幌駅へ。

連泊のいいところは着替えやお土産が入ったキャリーバックを持ち歩かなくていいことだ。

肩掛けカバン一つで千歳行に乗車。

 

 

[33本目]千歳線 札幌→新札幌

 

新札幌駅には札幌市営地下鉄東西線に乗車するため。

札幌市営地下鉄は東西線の他に南北線と東豊線があるが東西線以外は乗車済みなので乗りつぶしを行う。

 

 

JRは「新札幌」地下鉄は「新さっぽろ」

 

 

東西線宮の沢駅へ

 

 

宮の沢駅

 

乗りつぶしのマイルールとしては、乗車さえすれば寝ていても乗りつぶし認定としているので終点まで寝ていた。

 

 

一応外に出てみたが特に何かするわけでもなくホームに戻る。

地下鉄だけ乗っていても楽しくなく、天気も良かったので羊ヶ丘展望台へ行くことにする。

 

宮の沢駅から東西線で大通駅、東豊線に乗り換えて福住駅を目指す。

 

 

福住駅バス乗り場

さすが北海道だなと感じたのが、駅のバス乗り場が外気にさらされていないこと。

 

 

北海道中央バスで約10分終点の羊ヶ丘展望台に到着。

バスを降りるときに運賃210円とバス停横にある料金所で入場料530円を支払う。

ちなみに入場料の支払いにSAPICAは使えなかったので、Suicaで支払った。

 

 

バスの乗客は全員が一目散にクラーク博士の像へ。

札幌といえば時計台とここでしょう。思ったより人が少なくバス到着直後でなければのびのび撮影できた。

 

 

羊ヶ丘展望台の知識は全くなく、有料なのも下調べ中に初めて知った。

そして、到着してクラーク博士像以外に協会や土産物屋兼レストラン、結婚式場などの施設があった。

 

写真はクラーク博士像の隣にあったクラークチャペルと言いう建物。

 

 

中には立派なコインロッカーが鎮座していました。

 

 

次のバスまで1時間ちょっとあったので土産物を物色したり羊を見たりしてバスで再び福住駅へ。

 

 

地下鉄に乗り換え大通駅、南北線に乗り換えて南平岸駅へ。

 

 

東豊線

 

 

南平岸駅

南北線は高架を走っている。直線距離だと福住駅と南平岸駅は3キロ弱だが、こんな雪道歩いてらんないので遠回りした。

 

 

目的はおなじみの平岸高台公園。

前枠後枠を撮影したくなる公園の奥には旧HTB本社があったが建物は解体され更地になっていた。

 

 

丘の上まで上がると遠くまでよく見える。ソリのあとがたくさんあった。

 

 

公園を上から下から堪能したらまた地下鉄に乗ってすすきのへ。

 

 

次はまだ乗車していない札幌市電を一周する。初めて札幌を訪れたときは環状線化する工事の最中で乗車しなかった。

なので今回乗りつぶしを行う。

 

 

すすきのから反時計回りに乗る。

ただ一周しても面白くないのでどこかで下車したいと思ったが、沿線にめぼしい施設がなかったので車庫のある電車事業所前で降りる。

 

 

公道上からはササラ電車が見えた。残念ながらこれが活躍するには至らない天気だったので眺めて終わり。

 

 

次に来た市電ですすきのまで乗車し札幌市電完乗。

 

 

その後は歩いて札幌駅まで行く。

 

 

時計台を見る。今年は雪まつりが中止なのでこの場所に雪像が建つことは無い。

 

 

時計台は正月休みだった。

 

札幌駅では四季彩館でスマイルクーポンを使いお土産を買った。ロイズのチョコレート、じゃがバター、白いブラックサンダーなど。

 

つづく

 

令和4年元日も夜になり旅は3日目が終わった。

 

 

 

新千歳空港で飛行機を降りた客だろうか大きな荷物を持っている人が多かった。

 

 

札幌駅に到着し予約していたホテルリブマックスBUDGET札幌駅前へ向かう。

夜に見ると綺麗だ。

 

 

樹木にも電飾が括りつけられていた。

 

札幌駅周辺を歩いていて感じたのが、足元が悪いこと。多分融雪剤か熱で溶かしているのか一度解けて足跡の形になったものが凍結し路面が凸凹になっていた。ただ歩くだけならさほど問題はないのだが、キャリーバックだとガタガタしてしまうので持ち上げるしかなかった。

 

 

桑園方に線路沿いを歩くと5分ほどでリブマックスに到着。

 

今回このホテルに宿泊したのは表題の通りサッポロ冬割を使ったためだ。

サッポロ冬割は6000円以上の宿泊に対して5000円の補助と2000円のクーポン券が貰えるキャンペーン。つまりは6000円のホテルがあれば1泊するたびに+1000円相当得をするというもの。札幌市民や北海道民でなくとも利用できるのが素晴らしい。

 

札幌には1月1日から2泊する予定として検索をした。サッポロ冬割は11月12日から発売が開始され気付いたのは11月20日ごろ。すでに発売が開始されている旅行サイトはクーポンの配布は終了、ホテルに予約枠も完売しているところばかりで検索は難航した。販売中のホテルでも年始料金で普段より高く、1泊6000円のホテルはなかなか見つからなかった。ホテルが発売する分についてはいちいち泊まる日にちを入力して検索する必要があるので、何日かかけてようやく見つけたのがリブマックス。泊まったことはないビジネスホテルだったが寝られさえすればいいと思った。予約した後で口コミを調べたら掃除が不十分だとか臭いが気になるとか悪いこともたくさんあり当日までどんな部屋なのか心配だった。

 

入り口すぐのフロントでチェックイン。宿帳に必要事項を記入し鍵とクーポン券を受け取る。

 

 

1000円のクーポンが4枚で4000円分。チェックアウトの日まで有効で、連泊の場合はチェックインの時にまとめてもらえるので使いやすい。

 

 

エレベーターで4階に上がり自分の部屋へ。

口コミに書いてあった通りよく臭いを嗅いでみるとちょっと臭かった。臭いはあまり気にしない方なので問題はない。

 

 

扉を開けて第一印象は思ったより広いな。

 

 

荷物を置くスペースには困らない。気になるのはベッドから窓まで微妙なスペースがあること。

 

 

リブマックスの宿泊プランを見てみるとマッサージチェアが設置されている部屋もあるそうだが、普通の部屋でも同じ間取りだからか2畳くらいの空間がある。なんかもったいないような気もする。ベッドに寝転がりながらテレビを見るんだからテレビをもっと近くに置いてくれればいいのにと思う。

 

 

リブマックスで良かったと思ったのは電子レンジがあること。弁当を温めて食べられるので重宝した。

掃除については必要十分にはされていた。使えない空調機のボタンのプラスチックがボロボロになっていて、なんだこれはと思ったくらい。建物は建築されてから年数が経過している感じはしたが汚くは感じない。照明が暖色系の弱いものばかりだったので部屋が薄暗かったのだ唯一の不満。

 

 

電車の音がするのでカーテンを開けると目の前に線路があり、電車が走っている。4階がちょうど列車と同じ高さなので見事なトレインビュー。

いままでホテルから列車が見えることはあったが一番見やすい。プラス☆ひとつ。

 

おなかも減ったのでイオンで買った弁当でも食べようかと思っていたのだが、牛乳を買うのを忘れた。年末年始は学校給食がないので牛乳の消費量が減り大量廃棄の危機にあるという報道を目にしたので北海道に言ったら牛乳を飲もうと思っていた。ホテルは連泊なので1リットルの牛乳を買っても二日に分ければ飲み切れるので買おうと思っていたのにイオンで買い忘れた。近くのファミリーマートで買ってもよかったのだがコンビニは割高なのであまり利用したくない主義なので、近くのまいばすけっとへ行くことに。

 

 

牛乳の他に半額の弁当とインスタント味噌汁を購入した。

 

 

牛乳とみそ汁以外は半額以下夕食。

 

 

部屋にある湯沸かし器でお湯を作りマグカップにみそ汁を入れ、ザンギをレンジで温めた。

 

 

北海道鮭食べくらべ御膳

常温でも大丈夫なようにしているからか漬けや酢で〆た鮭だった。美味しかった。

北海道に来たら北海道らしいものを食べたいと思っていたのでこれで満足だ。

 

おなか一杯になり、次の日の旅程を考えて12時くらいに寝た。

次は4日目札幌市内観光編。

 

つづく

北海道&東日本パスを使い始めて3日目午後なので旅は折り返し。

元日の小幌駅で30分過ごして本日宿泊する札幌駅へ普通列車で向かう。

 

 

[27本目]室蘭本線 小幌→東室蘭

 

このシリーズでは乗車する列車の写真とともに北海道&東日本パスで乗車した列車の本数を記載している。

 

 

乗車した列車の中で遅い昼食を食べる。多賀城のイオンでおよそ20時間前に購入した半額のおにぎり弁当。

 

 

 

 

 

16時51分東室蘭駅に到着。

室蘭行きまで21分あったが駅前にちょうど良い店はなく写真だけ撮ってホームへ。

 

 

[28本目]室蘭本(支)線 東室蘭→室蘭

 

室蘭本線のうち東室蘭駅から室蘭駅までの区間は乗車したことがないので初乗車。

またH100形だ。特急すずらんの車両が東室蘭駅から室蘭駅の間だけ普通列車になる運用もあるのでそっちに乗りたかった。

 

 

真っ暗なので特に何も見えずスマホをいじっていたら18分で到着。

自動ドアから外に出ると強風が吹いていた。海が近いからかとても寒い。

 

 

駅の近くにあった商業施設の壁にはー3℃の表示。

風速1mにつき体感温度は1℃下がると言われている。また、気象庁の過去の気象データを検索すると当日の17時台の風は西北西から11.2m/sということだった。駅の周辺は建物があるのでこれよりかは幾分風速は低かったと思われるので、体感温度はー10℃くらいだったということになる。とても長時間外にいられるような状況ではないのですぐに待合室に戻る。

 

北の大地の入場券を購入し駅スタンプもノートに押して17時40分発の東室蘭行きに乗車。

 

 

[29本目]室蘭本(支)線 室蘭→東室蘭

 

 

母恋駅は駅名に恋が入っていることと駅弁で有名なので、いつか下車してみたい。

 

 

[30本目]室蘭本線 東室蘭→苫小牧

 

北海道に来てから初めてH100形以外の列車だ。

 

 

キハ141系の車内は座席がグレーでフカフカそう。

苫小牧駅までは1時間18分もあるし北海道の列車の車内は暖房がよく効いているので座って走り出したらすぐに眠ってしまう。

起きたら苫小牧駅だった。

 

 

苫小牧には19時22分に到着。すぐ6分後に発車する普通手稲行に乗車し、南千歳で快速エアポート199号に乗り換えて札幌まで行く予定だった。

 

 

発車標をみると普通手稲行が消滅していた。

駅員のアナウンスを聞くと昼からずっと札幌圏のダイヤが乱れて乗車予定の列車は運休となったそうだ。

つづけて特急北斗には特急券なしで乗車してもよいとのこと。これはラッキー。

 

 

[31本目]室蘭本線千歳線 苫小牧→新札幌

 

定刻19時45分から4分ほど遅れて苫小牧駅に到着した特急北斗17号。

 

 

先頭6号車の自由席に乗車。さすがに2席とも空席はなかったが、通路側の席は何席か空いていた。

リクライニングシートは快適だなと思いながらツイッターを見ると新千歳空港が大雪で相次いで欠航が出たそうで大混乱だったとか。欠航した飛行機に乗ろうとしていた乗客が北海道・東北新幹線で本州方面に向かいだし、上り列車は大混雑で指定席の通路も開放しなければならなかったそうだ。よかったー。自分は札幌方面に向かう特急の自由席に座れているしホテルも2泊予約済みだ。札幌にさえ着いてくれれば何時間遅れても構わない。ついているなと感じながら南千歳駅に列車は停まる。もしかしたら乗客がたくさん乗るかなと思っていたがデッキに数人がたっている程度で混雑というほどではなかった。

 

札幌まで乗車してもよかったが夕飯は食べてないし、駅からホテルまでの間にはコンビニくらいしかなく元日なので飲食店は開いていなさそうだったのでイオンが直結している新札幌で下車することにした。

 

 

 

特急だとあっという間だ。

 

 

新札幌駅

 

イオン新さっぽろ店へ。20時過ぎだったので弁当とかもうないかもしれないと思いながら食品売り場に言ったらまだ少し残ってた。よかった。

約600円分の食料を買い込み駅に戻る。

 

 

改札中の快速エアポート203号小樽行きの乗車。

 

 

[32本目]千歳線函館本線 新札幌→札幌

 

快速エアポート203号は快速と言いながらダイヤ乱れの影響で各駅停車になっていた。

3日目最後の列車。

 

 

21時25分札幌到着 3日目終了

 

つづく

旅は3日目そして令和4年元日となった。

 

仙台港から苫小牧西港まで太平洋フェリーの「きそ」に乗船した。

 

 

11時に下船して苫小牧駅行きの道南バスの発車は11時30分なので30分の待ち合わせ。

 

 

ツアー団体客の観光バスはすぐに発車するが路線バスは待たなければならない。

苫小牧フェリーターミナルの3階にはミニポートミュージアムと見学・送迎デッキがあるので行ってみることにする。

 

 

エレベーターで3階に上がると苫小牧西港を発着しているフェリー会社の紹介パネルや模型、港の歴史、東北地方太平洋沖地震や北海道胆振東部地震の際に時系列順にフェリーターミナルの動きをまとめた展示、環境にやさしい海運の解説があった。特に気になったのが平成30年北海道胆振東部地震の時、苫小牧市の隣の厚真町にある北海道電力苫東厚真発電所の稼働停止によって全道がブラックアウトした際の解説。地震直後フェリーターミナルは避難所として機能、その後は本州方面から物資や自衛隊等の援助の窓口となり重要な役割を果たしていたというもの。津波は無かったのでフェリーはほぼ平常運行、大量輸送が得意な船は災害時に役に立つということが理解できた。

 

 

ミュージアムの隣にはデッキがあり停泊中のフェリー見ることができたが寒いのですぐに室内へ。

 

 

苫小牧フェリーターミナル 11時30分発の道南バス苫小牧駅前行

乗客は10人くらいはいたと記憶している。発車まで時間があり車内を見渡すとどうやら道南バスは運賃の支払いにPayPayが使えるらしい。

 

 

乗客の乗り降りが激しい都市部の路線バスだと交通系ICカードだが、乗り降りの少ない地方の路線バスはPayPayでもいいんじゃないかと思った。下車するときに金額を打ち込み運転手に確認してもらってから決済なので現金ピッタリよりも時間はかかったが、両替する人とは同じくらいの早さだった。ほかに使っている人はいなかったが、キャッシュレス化の取り組みは素晴らしいと思う。

運賃は250円。ちなみに札幌行きの中央バスでも苫小牧駅までは同額で乗車できる。

 

 

苫小牧駅南口に到着。所要時間は17分。時刻は11時47分。

 

駅前にはビジネスホテルこそあるものの駅前には巨大な廃墟があり寂しい感じ。

苫小牧駅に来るのは3回目だが冬に来るのは初めて。

 

 

苫小牧駅の改札。なにやらホワイトボードが置かれて駅員がしきりにアナウンスをしていた。

どうも札幌圏が大雪でダイヤが乱れているらしい。この後乗車するのは室蘭長万部方面なので遅れる見込みがあるか駅員に問い合わせたら平常運行の予定とのこと。平常運行の予定なら特急でワープしなくても良さそうなので、駅北口にあるドン・キホーテへ行くことにする。

 

 

趣味の一つであるゲーセン巡りの活動の一環としてバッティングセンターと遊技機を視察。

元日から営業している点は評価できる。

 

その後はどんな福袋が売られているのかと食品売り場を見回り苫小牧駅に戻る。

 

 

室蘭行きの前に日高本線の鵡川行がいたので撮影。

日高本線は2020年7月に様似まで行ったことがあるので今回は乗車しない。

 

 

[25本目]室蘭本線 苫小牧→東室蘭

新型のH100形に乗車。JR北海道のキハ40に変わる主力気動車として2018年に登場。DECMOの愛称がつけられている。

乗車した乗り心地は明るくきれいだがキハ40と比べると椅子が硬くボックス席が少なくなっているので長時間乗車には向いてないと感じた。

 

 

 

 

登別駅では特急北斗に追い越された。

 

 

[26本目]室蘭本線 東室蘭→小幌

 

同じH100形に乗り換え。苫小牧駅から函館駅までのルートは急行はまなすの乗車で乗りつぶしとしているが、普通列車では乗っていなかったので景色を見れたのは初めて。

 

 

北舟岡駅は海が目の前に広がっていた。こんなに海が近いのに知らなかった。

 

 

伊達紋別駅に停車中に車内から撮影したポスター。

「ようこそ 北の湘南伊達へ」と書かれている。なんというキャッチコピーだ。本家の湘南に住んでいる身としては何故ここが北の湘南と自称しているのか謎を解き明かすため探検隊はアマゾンのジャングルの奥地…ではなくネットで検索。北海道の中では降水量、積雪が少なく温暖で噴火湾に面しているところが湘南と呼ばれる所以だそうだ。宮城なのか神奈川なのかよくわからない場所だが、この後小幌駅で一緒に下車した方にこのことを聞いたところ北海道民はこういうこと言いがちで憧れがあるそうだ。

 

 

東室蘭駅を出発しておよそ一時間、礼文駅の次が秘境駅ランキング全国1位の小幌駅だ。

 

 

礼文駅を発車すると列車はトンネルに入り少し走ってトンネルを抜けると小幌駅がある。そして目の前には次のトンネルがあり、駅はトンネルに挟まれる構造になっている。

 

 

乗客は自分を含めて5人が下車。思ったより多いか。

礼文駅を発車してすぐに運転席の前に陣取り一番に下車したが、ホームは除雪されておらず足首まで完全に埋まるほど積もっている。

 

 

列車はすぐに長万部へ向かっていった。

夏であれば山道を歩けば国道まで行けるそうだが、雪山装備がないとたどり着けそうにないので完全に孤立したと言ってもいいだろう。

 

 

真っ白なので分かりにくいと思うが階段がある。かろうじて段差があるが一歩間違えたら転びそうだ。

足で行きをかき分けながら慎重に降りる。

 

 

構内踏切と建物まで通路らしきものがある。ほかの場所よりも積雪量が少ないので除雪されていたことは分かるが、少なくとも今日は除雪していないようだ。ツイッターで検索したら年末に除雪していたようだ。数人いるかいないかの乗客のために除雪する担当者もさぞ大変だろう。

 

全部雪で覆われているのでどこを通ればよいかわからない。

 

 

左の建物がトイレだそうだがたどり着けそうにない。

 

 

 

駅名票

 

 

下車した鉄道マニア(多分)は各々散らばり写真撮影を楽しんでいた。

 

 

雪であまり身動きできないので小幌駅探索はこれで終わり。今回は、小幌駅に一番利用しやすいであろう15時10分の長万部行で下車し15時45分の東室蘭行きに乗車するので滞在時間は35分。この列車の組み合わせ以外だと2時間以上何もない小幌駅で過ごさなければいけないので特に冬季はこの列車の組み合わせの利用を推奨する。

 

35分の間に札幌行きの特急北斗が通過するはずなので降りたホームに戻り列車を待ち構える。

そこで、同じ列車でやってきた方と話をした。お一人は北海道に住まわれ小幌駅には何回も来ているそうで、かつてこの駅に住んでいた仙人と呼ばれていた方と会話されたこともあり、エピソードを教えていただいた。神奈川県に住んでいて初めての小幌駅訪問だと自分のことを伝えると、なかなかチャレンジャーだね、8時の列車で誰も降りていなさそうだから君が2022年小幌駅下車第一号だよとおっしゃっていただいた。乗車した人はいなかったし駅に他にも人はいなかった、国道方面の山道を人が通った形跡もないので私が2022年第一号だろう。1年間自慢できるな。

 

そんな会話もあり待ち時間もあまり苦ではなかった。しかし時間が迫っても特急は来ない。時計をみながらそろそろ通過するはずだよなと待っていたら構内踏切が鳴り出す。カメラを構えていると列車が来た。

 

 

あっ。東室蘭行きの普通列車だ。これに乗らないとさらに2時間待つことになる。まずい。

急いで反対のホームへ走るがキャリーバックがあるのでもたつく。まあ、運転士も待ってくれるだろうけどほかの乗客がいるので迷惑になってはいけないので急ぐ。

 

 

乗り遅れなかった。だが、特急が通過してから普通列車が来るもんだと思っていたので下りホームの撮影ができなかった。

雪ばかりで天気も良くなかったので今度は雪が解けた春あたりに行きたいものだ。

 

つづく

 

今日は日曜日で休みなので大回り乗車をしてきた。

大宮駅でかにチャーハンを食べ、水戸線に乗り弥生軒の唐揚そばを食べた。

そのうち記事にする予定。

 

旅は二日目の夜、大晦日の午後11時すぎ

 

太平洋フェリーは3隻の大型客船が在籍し今回乗船したのは「きそ」

この船の大浴場は板張りで和風、そして現在は閉鎖されているがサウナも3隻の中で唯一設置されている。

 

 

岩手県南部の沖合を進んでいる。

 

 

人もまばらで静かだった

 

 

5デッキの案内所横には鏡餅と初日の出の時刻を知らせていた。

 

 

自分の部屋に戻っても相部屋なので消灯しおじさんが寝ているので、6デッキのテレビを見る。

リモコンはテレビの横にあり他に観ている人もいなかったのでNHKのゆく年くる年を観た。

 

 

0時も過ぎ眠たくなり、初日の出を見るために5デッキにある2等和室に戻って寝ることにする。

すると、新年の挨拶が飾られていた。

 

 

6時30分起床。進行方向右側だけシャーベット状の氷が広がっていてとても滑る。

 

 

 

7デッキには初日の出を見るために20数人集まっていた。

客室側の壁に手すりがついているが、この手すりを使わないと進めないくらい風が強く滑りそうに何度もなった。

 

 

水道管は完全に凍結して寒いことがわかると思うが、写真だけだと風の強さがわからないと思い動画も撮影した。

 

 

 

台風のような強風でとてつもなく寒かった。しかし初日の出を見たいので待つしかない。

6時58分になっても雲に隠れて太陽は見えない。

 

 

30分粘ってようやく雲の隙間から太陽が顔を見せた。待った甲斐があったと思う。

 

 

 

動画でも撮影したので見てもらいたい。

 

30分以上も強風にさらされていたので体が冷え切ってしまった。

風邪でも引いたら旅行中止どころか帰るに帰られなくなってしまいかねないので、すぐに大浴場で温まることにした。

 

昨晩入浴したときは真っ暗で何も見えなかったが、日が昇ると果てしなく続く太平洋が見えた。

フェリー乗船の醍醐味だ。

 

 

風呂に入った後は飯。

 

 

レストランタヒチへ

 

朝食のメニューを見ると正月らしく伊達巻、紅白なます、祝い蒲鉾、雑煮があるらしい。

 

 

 

 

料理が並ぶ

 

 

太平洋フェリーの朝食は必ず食べているが、正月なだけあって少し豪華。

伊達巻は好物なのでうれしい。

大根おろしとなめ茸これはそのまま食べてもいいしご飯にかけても美味しい。

 

 

正月なのでみそ汁ではなく雑煮をいただく。すまし汁タイプ。

 

 

お代わりのウインターと伊達巻、デザートにオレンジとブルーベリーソースをかけたヨーグルト。

 

 

おなかがいっぱいになったのでプロムナードという展望通路にある椅子に腰かけ外を眺める。

こうしてボーっと外を眺めて時間を忘れるひと時が船旅しているなと実感する。

 

本当に時間を忘れると慌てて下船しなければならないので、部屋に戻って散らかった服や時刻表、パンフレットの類を片付ける。

フェリーって乗る前は何時間もあって長いと感じても降りるときには必ずあっという間だったなと思ってしまう。

 

 

苫小牧港到着のアナウンスが流れたので再び7デッキの外に出ると接岸間近だ。

苫小牧って北海道の他の地域と比較して雪が少ないはずだが結構積もっていた。今年の冬は雪が多いんだな。

 

 

きそは、さんふらわあさっぽろの隣に着くようだ。

 

 

寒そうだ。

 

 

タラップを接続し下船が始まる。

 

 

太平洋フェリーでは搭乗券を乗船時と下船時に係員がちぎっていたのを乗船時の回収をなくし下船時に乗客自ら乗船券すべてを回収箱に入れる方式に変わっていた。これだと手元に乗船券が残らないので案内所にいた係員に問い合わせたところ、3枚のうち乗船用と下船用のみ切り離し1枚は持ち帰ることができた。参考になれば。

 

 

いつもおもうのだが、下船するときに何分も前から荷物をもって並んでいる人がいるが、フェリーに乗っておいてそんなに急いでいるのかと。

もっとゆっくり下船すればいいのに。

 

 

フェリーターミナルを出ると大型バスが何台も停まっていた。

どうもクラブツーリズム等の旅行会社が初日の出クルーズと北海道周遊みたいなツアーを組んでいたようだった。

 

つづく