令和4(2022)年1月3日 北海道&東日本パス5日目
札幌駅近くのリブマックスというビジネスホテルを出る
チェックアウトといっても朝のフロントは無人なので鍵をポストに入れるだけ
ガード下を歩いて札幌駅へ
7時14分発の小樽行きに乗車予定だったが早く着いたので1本前の7時05分発に乗る
[41本目]函館線 札幌→小樽
3が日ということもあり朝の車内はガラガラ
銭函駅を過ぎると石狩湾が目の前に広がるのだが窓が汚くてよく見えない
小樽駅
[42本目]函館線 小樽→倶知安
札幌近郊を走る電車から単行の気動車に乗り換え。
同じ本線なのにこれほど運行形態が変わるのも珍しいのではないか。
今回乗車する小樽→長万部はJR北海道の在来線で唯一となった未乗車区間なので、長万部まで乗れば在来線完乗。
18きっぷシーズンでもあるしまだ多くの人は冬休みだろうから混雑しているかと思いきや空席が少しあるくらいの乗車率だった。
小樽駅を出ると自然が多くなり人工物が少なくなる。
蘭島駅では列車交換、対向の小樽行きは2両編成だ。
余市駅では半分くらいが降りた。ウイスキーで有名なことは知っている。
北海道新幹線の札幌延伸時にこの駅はもうない。残念だ。
余市からさらに山を越えてこの列車の終着倶知安駅に到着。
倶知安駅のホームは屋根と壁があってやけにキレイだなと思っていたら北海道新幹線の工事の関係で移設したかららしい。
風雪が避けれるので安心して写真が撮れる。
列車を撮影し改札口へ。いつも写真を撮っているので改札に行くのは最後のほうなので待つことは無いのだが、このときは女性二人が駅員と話し合っていた。近づくとどうやら札幌近郊から交通系ICカードで乗車してたらしい。普段鉄道で移動しないのだろう。ニセコ駅でも行こうとしてたのかな。
倶知安駅の正月飾り
駅前は真っ白
[43本目]函館線 倶知安→蘭越
倶知安から補充券を売っている蘭越駅へ
ニセコ駅を経由して蘭越町の中心駅蘭越に到着
駅舎
外は寒かった。お目当ての切符売り場は......
残念ながら正月休み
後から聞いた話だとここは役場が委託されて営業しているから休みはきっちり取るとのこと。
駅ノートが置いてあったので他の旅行客が記した手記を読んでニセコに行く列車の発車を待つ。
[44本目]函館線 蘭越→ニセコ
窓口の営業していない蘭越に2時間もいられないのでニセコへ
地元の人が数人乗っていた
20分弱で北海道の一大スキーリゾート地ニセコへ
降車客よりも小樽方面への乗客が多い
ニセコ駅は観光協会が受託してきっぷを発売しているので、蘭越とは違い年中無休
周囲に客がいないことを確認し、用意していた購入リストのメモ用紙を渡す。
数十分おにぎりを食べたりスマホをいじって待った結果
補充回数券・入場券・常備券・出札補充券・料金補充券
実際に使用した新津~来迎寺の快速信州の指定券は倶知安駅に電話をしてもらい取ってもらった。
印象的だったのがD席をデンマークと言っていたこと。
文献を読んで知ってはいたが、電話での予約で席番の書き間違いを防ぐために「A」だったら「アメリカ」、「B]だったら「ボストン」、「C」だったら「チャイナ」という風にアルファベットごとに決められた単語を使うこと。
オンライン予約ばかりを推し進める現代にあって電話で予約してもらうのは、国立科学博物館のマルス101の横で流れている解説映像に出てくるマルス登場以前の指定席購入の風景を思い出す。
ちなみにマルスで購入した乗車券がダブルブッキングされたことは一度経験したことがある。
待合室で購入したきっぷの写真を撮りながらニヤニヤしていたところホームのほうからエンジン音が聞こえた。
ラッセル車だ。動いているのは初めて見た。営業時間中に除雪するんだ。
さすがに窓越しに撮影しホームに出ることはしなかった。
長万部行まで時間があるので外に出てみた。
雪はやんでいるので少し歩いてみる。
発車時間の10分くらい前からホームに出て列車を待つ。
雪を見ると雪だるまを作りたくなってしまうので雪をつかんでおにぎりを握る要領で丸めてみたところ、固まらずに砕けてしまう。
ニセコのパウダースノーすごいと思った。本当に粉みたい。
降ってもべちゃべちゃな雪しか降らない神奈川県と大違い。
そうこうしていると長万部行がやってきた。
つづく