〈6〉「年越し太平洋フェリー後編 仙台→苫小牧」2021年冬北海道&東日本パス旅 | きっぷのブログ

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ゆるくやります

今日は日曜日で休みなので大回り乗車をしてきた。

大宮駅でかにチャーハンを食べ、水戸線に乗り弥生軒の唐揚そばを食べた。

そのうち記事にする予定。

 

旅は二日目の夜、大晦日の午後11時すぎ

 

太平洋フェリーは3隻の大型客船が在籍し今回乗船したのは「きそ」

この船の大浴場は板張りで和風、そして現在は閉鎖されているがサウナも3隻の中で唯一設置されている。

 

 

岩手県南部の沖合を進んでいる。

 

 

人もまばらで静かだった

 

 

5デッキの案内所横には鏡餅と初日の出の時刻を知らせていた。

 

 

自分の部屋に戻っても相部屋なので消灯しおじさんが寝ているので、6デッキのテレビを見る。

リモコンはテレビの横にあり他に観ている人もいなかったのでNHKのゆく年くる年を観た。

 

 

0時も過ぎ眠たくなり、初日の出を見るために5デッキにある2等和室に戻って寝ることにする。

すると、新年の挨拶が飾られていた。

 

 

6時30分起床。進行方向右側だけシャーベット状の氷が広がっていてとても滑る。

 

 

 

7デッキには初日の出を見るために20数人集まっていた。

客室側の壁に手すりがついているが、この手すりを使わないと進めないくらい風が強く滑りそうに何度もなった。

 

 

水道管は完全に凍結して寒いことがわかると思うが、写真だけだと風の強さがわからないと思い動画も撮影した。

 

 

 

台風のような強風でとてつもなく寒かった。しかし初日の出を見たいので待つしかない。

6時58分になっても雲に隠れて太陽は見えない。

 

 

30分粘ってようやく雲の隙間から太陽が顔を見せた。待った甲斐があったと思う。

 

 

 

動画でも撮影したので見てもらいたい。

 

30分以上も強風にさらされていたので体が冷え切ってしまった。

風邪でも引いたら旅行中止どころか帰るに帰られなくなってしまいかねないので、すぐに大浴場で温まることにした。

 

昨晩入浴したときは真っ暗で何も見えなかったが、日が昇ると果てしなく続く太平洋が見えた。

フェリー乗船の醍醐味だ。

 

 

風呂に入った後は飯。

 

 

レストランタヒチへ

 

朝食のメニューを見ると正月らしく伊達巻、紅白なます、祝い蒲鉾、雑煮があるらしい。

 

 

 

 

料理が並ぶ

 

 

太平洋フェリーの朝食は必ず食べているが、正月なだけあって少し豪華。

伊達巻は好物なのでうれしい。

大根おろしとなめ茸これはそのまま食べてもいいしご飯にかけても美味しい。

 

 

正月なのでみそ汁ではなく雑煮をいただく。すまし汁タイプ。

 

 

お代わりのウインターと伊達巻、デザートにオレンジとブルーベリーソースをかけたヨーグルト。

 

 

おなかがいっぱいになったのでプロムナードという展望通路にある椅子に腰かけ外を眺める。

こうしてボーっと外を眺めて時間を忘れるひと時が船旅しているなと実感する。

 

本当に時間を忘れると慌てて下船しなければならないので、部屋に戻って散らかった服や時刻表、パンフレットの類を片付ける。

フェリーって乗る前は何時間もあって長いと感じても降りるときには必ずあっという間だったなと思ってしまう。

 

 

苫小牧港到着のアナウンスが流れたので再び7デッキの外に出ると接岸間近だ。

苫小牧って北海道の他の地域と比較して雪が少ないはずだが結構積もっていた。今年の冬は雪が多いんだな。

 

 

きそは、さんふらわあさっぽろの隣に着くようだ。

 

 

寒そうだ。

 

 

タラップを接続し下船が始まる。

 

 

太平洋フェリーでは搭乗券を乗船時と下船時に係員がちぎっていたのを乗船時の回収をなくし下船時に乗客自ら乗船券すべてを回収箱に入れる方式に変わっていた。これだと手元に乗船券が残らないので案内所にいた係員に問い合わせたところ、3枚のうち乗船用と下船用のみ切り離し1枚は持ち帰ることができた。参考になれば。

 

 

いつもおもうのだが、下船するときに何分も前から荷物をもって並んでいる人がいるが、フェリーに乗っておいてそんなに急いでいるのかと。

もっとゆっくり下船すればいいのに。

 

 

フェリーターミナルを出ると大型バスが何台も停まっていた。

どうもクラブツーリズム等の旅行会社が初日の出クルーズと北海道周遊みたいなツアーを組んでいたようだった。

 

つづく