10月25日(土)、予定していたSilver Comet Trail Marathonに参加してきました。
レースの結果は、3時間3分32秒。
全体で8位、マスター(40歳以上)で2位で、なんとトロフィーをもらってしまいました!
さらにPersonal Record(自己記録更新)できました!
といってもマラソンは2回目ですが・・・。


1マイルごとのラップを掲載します。



20マイル時点(32-33kmあたり)で、失速。
後半、めっちゃくちゃきつくなってしまい。
ジェルはMaurten 100を4本、CAF 100を2本の計6本を持参しました。
ジェルは30分毎に摂取。Maurten100 x 4本と Maurten Caf 100 x 2本。
靴下は5本足のInjinji、
ウエストにはFlipBeltを使用。
アミノバイタルは前夜に1本水に溶かして飲み、当日に朝に1本水に溶かして飲み、
1本はハイドラパック250mlに水に溶かしてFlipBeltの中に忍ばせて持っていきました。
シューズはASICS Metaspeed Sky Paris (ストライド用)を使用。
レース展開
0〜21km
序盤は集団のリズムに乗り、4:12〜4:20/kmのターゲットレンジで淡々と進みました。
心拍も早めに安定し、フォームは上下動を抑え、真下接地を意識しました。
呼吸、脚ともに余裕があり、体温も快適でした。
前に、ちょうどサブ3ペース(6:50/マイル=4:15/km)で巡行している人を見つけたので、
ハーフまでは、その人の後ろにつかせて走らせてもらいました。おかげ様で、時計を見る回数が
減り、精神的にも楽に走ることができました。ありがとう、知らない人。
ベストペースは坂の影響で3:41/kmの瞬間がありましたが、すぐに落ち着かせて巡航に戻しました。
21~30km
脚はやや重くなり始めるものの、ペースレンジは維持できていました。
フォーム指標は、カデンス170spm、ストライド1.36m付近で推移、上下動も10cm台前半で安定。
ここまでが今回のベストセクションです。
30km~38km
32kmを過ぎてから失速の兆候。ラップは4:22、4:28、4:29、4:37、そして5:03という落ち込みもありました。
心拍は大きく暴れませんでしたが、接地時間が平均235msから後半は240ms超の場面が増え、
弾性エネルギーの回収が弱くなった体感がありました。
体感温度の上昇、口渇、脚の反発感の鈍さが重なり、ピッチは維持できてもストライドが縮む展開でした。
CAFは30〜32kmでもう1本入れて立て直しを図りましたが、脚の神経筋スタミナの不足は隠せませんでした。
38km 〜ゴール
今回のレースで、一番苦しくなりました。ハムストリングがカッチカチに固く感じて痛みがでてきました。
ふくらはぎも、これ以上ちょっとペースを上げるとつってしまいそうでした。
ただ、「pain is temporary=痛みはこの時だけ。」と思って、気合で最後まで大失速はせずに、止まることなく
ゴールしました。
良かった点
前半のペースコントロールがうまく、心拍もフラットに推移しました。
フォーム指標も終盤まで大崩れせず、上下動と垂直比は許容範囲でした。
補給は計画通りに入れられ、胃腸トラブルがなかったのも収穫です。
課題
炭水化物の総量は約150g(3時間で約50g/時)で、サブ3を狙うには少なめでした。
気温上昇に対して水分とナトリウムの摂取が足りず、後半の神経筋パワーが落ちて接地時間が伸びました。
結果として、ストライドが縮み、4:20レンジを維持できなくなりました。
学び
1 早め早めの給水と電解質が、後半の神経筋スタミナを守る。
2 ピッチを上げるのを忘れていた。足へのダメージが少なくなるので、次回はピッチを上げる。
3 35km以降を想定したロングの終盤強度を高くする。40km近いロング走の回数を上げて、後半失速を防ぐ。
今回の筋肉痛は、終盤の弱点を教えてくれた「良い教訓」を得られるレースでした。
40km近辺のロング走を計画的に増やし、接地時間を短く、反発を活かすフォームを身体に染み込ませる。
そこに補給と電解質の最適化を重ねれば、最後の12kmで落ちない走りに近づけます。
次はこのテーマで積み上げ、サブ3を確実に獲りにいきます。応援よろしくお願いします。
ちなみに2026年のボストンマラソンの基準タイムが3時間5分でしたので、おそらく2027年の
ボストンマラソンへの申し込みはできることになるかと思います!
