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Thousand Days

さうざん-でいず【千日手】
1. 同一局面の繰り返し4回。先後入れ換えてやり直し。
2. 今時珍しく将棋に凝っている大学生の将棋系ブログ。
主に居飛車党過激派向けの序盤作戦を網羅している他、
雑学医学数学物理自転車チェス等とりとめのない話題も…


…まずは問題図を再掲します。



【初形から8手ずつ指してできた図】

黒の側は一切ムダなく駒を動かさないとこう配置できないので、手順は既にほぼ確定しています。
(※e5~Qf6~Qf3~f5~Kf7~Kg6~Kh5の順)
…ただし、e4だけは途中どこでも良さそうです。

一方の白はナイト一枚取らせるだけなのですが…
実際に動かしてみればお分かり頂ける通り、
最後にどうしても一手ズレてしまうんですよね。


このナイトは偶数回動いた末に果てたはずです。
(∴盤上で動かせるのはルークとナイトだけ、ルークも結局元の位置へ戻るため偶数手しか動けない)

ナイトは一回跳ぶごとに逆の色のマスに来るので、
ナイトが最後に訪れ(そして取られ)たのは黒マス。

となると…Qf6の瞬間しか取る機会はないのです!




しかし、3… Qf6に先んじて3手でナイトをf6へ送り込むのは容易なことではありません。
(2手だと直線距離でも届かないので2… e4は確定)

最短?のNh3→Nf4→Nd5→Nf64手掛かります。
まあ、冷静に考えてみれば黒マスから3手で黒マスに行けるわけがありませんよね。。


「ここで知恵が必要である」












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1. Nc3 e5 2. Nd5 e4 3. Nf6

こっちのナイトならピッタリ3手で到着します。
(右の頬が駄目なら、左の頬を差し出しましょう!)

残り5ターンは証拠隠滅のための時間なのです(笑)



3… Qxf6 4. Nh3 Qf3 5. Nf4

ナイト2号「ちょっと通りますよ…」



5… f5 6. Nd5 Kf7 7. Nc3 Kg6 8. Nb1 Kh5
まで問題図


…Quod Erat Demonstrandum.

こんな恐ろしい構想、作者は一体どのようにして思い描いたのでしょうか?


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何となく私も自分のお気に入りTシャツを公開せねばならないような気がしたので。。




…寄生虫、めっちゃ可愛いですよね!!!


※ちなみに目黒寄生虫館(入場無料)で買えます。


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※盤外の様子『Retrospective Kyoto』


・若島先生のTシャツに描かれていたプロブレム。
(※考えやすいよう図面は上下反転してある)




初形から双方8手ずつ指し進めたところ上図が出現した。その手順を述べよ」という問題で…
解がきちんと一意に定まる(多分)ところが素敵!


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一局目の将棋は私の後手番。
少々変わった出だし(46角・42角型)から、端歩を咎めるため角をブツけて脇システムの類形となった。

(本当は矢倉右試験飛車にしたくて堪らなかったのだが…勝っても負けても早い終局になるので自重)

15歩に代えて22玉と入城されていたら、
きっと指し手が見えず途方にくれていたと思う。。




ここでは先行できて後手ペースになったっぽいが、
68角と鍛えの入った受けを指されて手が止まる。

気軽に指しては取り返しが付かなくなりそうだ。。




75銀~39角で馬を作ることには成功した。
ただ、ここで66銀と催促されてみると後手も非常に忙しいところ。

実戦は(87歩成~77歩という筋があって)細いながらも何とか手にはなっていたようだ。
…ひとつ間違えば受け潰されていたかもしれない。


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二局目の将棋はこちらが先手で別の相手と。

二手目32銀には驚かされたが…悲しいかな、咎め方も全く思い浮かばないので普通にのんびり駒を組む。




途中いくらか怪しいところがあったとはいえ、
とりあえず銀交換を果たして一安心していたところにこの25銀である。。(予想はしてたけど)

先手の飛車を浮かせないよう指し進めてきたのは、
最初からこの手を見据えてのことだったのだろう。

…敵ながら流石によく読んでいる。
試合中、私は感心しっ放しだった。(アカン)




「いかにも重いけど次に32銀不成~43銀成と効率よく取れるしまあ何とかなるでしょー」
と、軽く考えてこの順に飛び込んだところ…

ここから13角~24角~68角成の攻め合いなら普通に負けだったのかも、と局後に気付いた。
(実戦は33角だったため26飛と引いて勝負あり?)

どうも私は将棋に向いていないような気がする。。


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チェスの二局目は私の白番。 (※一局目はコレ)
フィアンケットの毛布にくるまったところまでは予定通りながら…
やっぱり私は序盤がどうしようもなく下手だった。

7. Nh4からの8. f4は例によって時期尚早らしく、
Ng4~Nf2+を含みに8… Qb6+と覗かれてみると早くも受けが難しい。
(一歩を犠牲に試合続行だけは許して貰えたけれど)

そこから私なりによく頑張って持ち直したものの…
駒損を取り返す本譜の順で満足してしまい 20. Rxf7!? Kxf7 21. Rf1+の強襲を逃したのが残念。

…以降は急所にナイトを据えられて永遠の守勢を強いられ、大局観の差を見せつけられた。


投了後も 36. Rxg3 fxg3+ 37. Kh3 Bf2 38. Rxe4 Kg7には39. Bf1でまだ粘れそうなのに、
寄り形と思い込んで早投げしてしまったのはひとえに集中力の不足と言わざるを得ない。。


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※今後は将棋について書く場合も過去の記憶(メモ)をそのまま書き記すに留めることとします。

それにしてもこの棋譜、誤植だらけですね…(苦笑)


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当ブログの写真に、久々に人間が登場します(笑)

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Day 1

金閣寺とか龍安寺とか行きました。
(あれ、金閣ってこんなに光沢あったっけ…?)

※ここだけの話、
石庭の石全てを目を瞑っても形状色彩質感まで完璧に思い出せるようになれば棋力が少し上がります。



Day 2

チェスの試合。
(イメージとしては、東大将棋部十人衆がアフリカの小国にわざわざ遊びに来てくれた感じでしょうか)

もちろん敵は美男美女揃いです。
対する味方は将棋がつよいです。




ちなみに、上図中央の二人は翌日の将棋でも白熱した戦いを繰り広げてくれました。

棋歴2ヶ月の彼女が愛用していたのはアンナグマ(!)
…寒いロシアにはぴったりの良い戦法だと思います。



Day 3

将棋の試合…からの、夕食会。

結果だけ見るとただの殲滅戦に思われそうですが、
敵さん普通にかなり強かったです。特に受けが。

(やはり持ち時間1時間の存在が大きいのでしょう)


昼食時に二十五手詰の例の問題を紹介してみたり、
二局目は折角なので二十一手詰を実演してみたり、
将棋特有の深淵を伝える努力はしたつもりです。。

その結果ドン引きされてもまあ仕方ないですね(笑)




この日は今年タイトル獲得予定の糸谷先生と、
チェスプロブレムTシャツ着用の若島先生も光臨!



Day 4

最終日は台風さんもいらっしゃって大雨でしたが、
清水寺と三十三間堂の観光が敢行されました。


日本語に100%選択特化することで致命的なコミュ力不足を誤魔化しながら暮らしている私にとって、
外国人との会話は非常にハードルが高いようです。

…交流という本来の目的は全然果たせてません(笑)

その代わり昼食場所を取ったり借りた傘13本をホテルに返しに行ったり忘れ物を東京に送ったりなど、
日本人らしく裏方に徹することにしました。。



Day 5

その翌日は風も強く更に劣悪な天候だったものの、
メインの忘れ物は帰国前に何とか送り届けられたようで何よりです。

…このように貴重な国際交流の機会を与えて下さった主催者の皆様に感謝しています。


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8/9の晩に教授とひっそり祝勝会が行われ、そこで
明日からは国試まで一切チェスをやらないこと
焼肉を頬張りながら改めて約束し…
こうして私は短い選手生命に自ら幕を引きました。


例の変なチェス盤は龍谷の戦友にあげたので、今後も彼ともども普及に尽力してくれることでしょう。
(角行以外にも代理の将棋駒が増えたらいいですね)

代わりに手元に残ったのは…4枚の棋譜用紙と、
後で出てきて結局返しようのなかった眼鏡の忘れ物。






※盤上の様子『日露交流戦:8きゅうの記憶』


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