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Thousand Days

さうざん-でいず【千日手】
1. 同一局面の繰り返し4回。先後入れ換えてやり直し。
2. 今時珍しく将棋に凝っている大学生の将棋系ブログ。
主に居飛車党過激派向けの序盤作戦を網羅している他、
雑学医学数学物理自転車チェス等とりとめのない話題も…


8.1 将棋は留年の強力なリスクファクターである

留年率 residue は棋力 (dan) に応じて指数関数的に上昇するとされる:

residue ∝ e^(k) …………(1)

理論上 k~1 に収束すると考えられ[Asage, 2014]、
=4 における留年リスクは健常者の約55倍、
=6 においては健常者の約400倍と計算できる。
(※奨励会段位に対しては +4~+5 の補正を行う)


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素数日更新の原理だけは堅く守られている今月。
しかしその割には落ち着く気配が見られません。。

…そんなわけでこんにちは、予後不良群の者です。
(残念ながら今日もただの生存確認的更新です)


・さて、国家試験といえば9割方通ってしまうヌルヌル試験というのが社会一般における定説ですよね。

なのに偏差値80近くあって早慶程度は受験勉強ゼロでも受かるであろう向う岸の人達が6年間勉強してもやっぱり9割なのは、傍から見ていても不思議です(笑)

…最低ラスト半年は死ぬ気でやらないと死にます。
(※6回生以前に死ぬほど勉強してきた人や元々就くべき職種を間違えてる人は除く)

医学生が「大学受験などゴミのようなもの」とは決して口にしないのと同じで、
医学生に「国家試験って簡単なんでしょ?」みたいな質問はしないのがお約束☆


・国試不合格のリスクファクターとしては、
確か男性・留年経験(+)・帰宅部・6回生で西医体出場等々あったと記憶していますが…

ちゃんと調べれば、きっと凄まじい陽性尤度比でそこに将棋有段者も加わるはず(確信)

でも知り合いの将棋を指すお医者様は皆めっちゃ優秀ですし、あかんのはやっぱり私だけかも。。


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…どうもテーマが暗くていけませんね(笑)
題名が横文字の日は基本どこかおかしいのです。

今は9月はじめに迫った狂気の北海道旅行を楽しみにしつつ、マイナー&卒業試験の勉強中です。

丸々1ヶ月ほぼ全ての平日を使って行われる卒試は…もちろん全てが必修科目。

まあ、国試と違ってこちらは何とかなるでしょう。



※冒頭の公式はもちろんフィクションです


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※前回の記事『先手石田対投げやり銀冠』


あまりにシンプルなその姿からB級戦法のレッテルを貼られ続けている中飛車左穴熊(いわゆる東大流)。

ただ、杉本先生の著書などを立ち読んでみると…
実際にはかなり本格的な戦法のようにも思われる。
(※75歩と66歩を決めて頂くという条件付きだが)

私もよく採用し下手なりに中々の結果を得ていた。


まあ次回なんて無いのだけれど今回はとりあえず、
穴熊に組む遥か前の最序盤に絞って考えてみたい。



76歩 34歩 75歩 54歩 66歩 42玉
96歩…(H)


後手としてはまず66歩と形を決めさせた上で、
さらに先手が78飛と廻って居飛車の含みが消えたのを確認してから中飛車に振りたいところ。
…そのためには上記の手順が最も合理的といえる。

54歩に78飛なら 88角成 同銀 45角 85角 84歩 63角成 52金右 64馬 62飛があり後手もやれる。
42玉68銀だと84歩~85歩で先手は石田流に組めないし、78飛にはそこで52飛と廻れば良い。

しかしこのオープニングにおいては、96歩が後手陣に対応した美しい応手だと思う。
(※初出は二歩千金さんのブログ。流石の一言です)



94歩 68銀 84歩 67銀 85歩 97角
…(H1)


すぐの84歩は普通に78飛とされて何も得られない。
そこで後手は一手待つことになるものの、これがまた難しい。

出てきた角の頭を狙う94歩は最も自然な発想だが…
次に74歩が王手で入るせいで端攻めは間に合わず、
結局78飛~76飛を間に合わされてしまいそうだ。。



32玉 68銀 74歩 同歩 72飛 67銀
74飛 78飛 同飛成 同金…(H2)


玉寄りにも同様に68銀~67銀が、先手の予定。
…ならばその隙に位を取り返しにいくのはどうか?

けれどまあそこで普通に飛車交換を強要されてみても後手陣の方が大分まとめにくそうに見える。

先手からは53飛の打ち込みや95歩からの端攻め、
更には68王~56銀など無数の狙い筋があって指し手に困ることもないだろう。



32玉 68銀 55歩 67銀 52飛 36歩
…(H3)


後手が態度を保留しようとしても、やはり68銀~67銀と待たれてみるとあまりの手の無さに絶句する。
(しかも下手すると56歩から位を奪回されかねない)

玉頭戦にされると右の金銀の遊びが致命的なので、
結局後手は52飛を決めてしまって右銀を素早く玉頭に配備させていくよりなさそうだ。

対する先手には様々なプランが考えられるのだが…
一例としては右銀が間に合わないうちに36歩~38飛として3筋を換えてしまうのが簡明だろうか?


7筋の歩を守りにいくとバランスが崩れてしまう。
…しかし「あげちゃっていいさ」と逆に考えてみれば実際どうということはないのである(笑)


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76歩 34歩 75歩 42玉 66歩 32玉
…(I)


前述した変化群はいずれも、後手を持って指しこなす自信が全く持てない。

そのため私は後手番で左穴熊を目指す場合、
54歩を我慢して上図(I)の構えで待つべきなのでは?

…と考えるに至った。

ここでも警戒すべきは居飛車への方針転換だが、
後手陣がコンパクトな分だけ対応はしやすそう。。




96歩 94歩 68銀 84歩 67銀 85歩
97角 62銀…(Ia)


(96歩に対して94歩と応じるのは気に食わないが)
97角の脅威が消えたお陰で先刻の順は成立しない。

上図(Ia)から98香あるいは 78飛 95歩 76飛など頑張る順はあるものの…
玉形の差も大きく、いずれも予定通り角頭を攻めて後手が充分やれるはず!



96歩 94歩 78飛 32飛…(Ib)

先後の差に加えて94歩の緩手もあるため、普通に組み合われてツブれている可能性もなくはない。
(今のところまだ具体的な順は見当たらないけれど)

まあそれならそれで、左穴熊が本格戦法であることのひとつの証左となるし…
個人的には良いことなんじゃないかと思う(適当)


ここから主だった変化を検討し始めると本当にキリがないので、これ以上深くは掘り下げないでおく。。


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76歩 34歩 75歩 42玉 78飛 88角成
同銀 45角 55角 33桂 74歩 同歩
58王 27角成 74飛 73歩 34飛 32金
36歩 26馬…(ħ)


四手目42玉の場合は、78飛の変化も意外と手強い。
(羽生先生とか普通に先手側を持って指してるし)

折角83歩型なので92飛と寄るべきかもしれないが、
堅く73歩と打ってしまった方が先手の飛車が狭くなっている意味はある。

この戦型では馬を自陣に引き付けるのが急所で、
(どんな戦型でも急所になるという説はある)
上図(ħ)では次に54歩~53馬の狙いが強力。
54同飛なら、そこでさらに36馬と追撃できる。

※58王~74歩~55角の順番だと 32玉 11角成 22銀 12馬 72飛 59王 45馬 28飛 31玉 26香 32金が生じる。
58玉~55角も 33桂 74歩 45馬 (73歩成 55馬 82ト 同銀 72飛打 52金左)と馬を使われる。本譜が良さげ。



35飛 34歩 同飛 54歩 77角 53馬
…(ħν)


「島ノート」ではここで話が終わっているものの…
実はまだ素敵三間飛車先生ご指摘35飛という好守があって全然めでたくも何ともない(笑)

もし私が実際にこの局面を迎えてしまったら、
どうせ飛車を貰っても活用できそうにないし歩損上等で無理やり馬を引き付けにいくと思う。
(34歩27歩は同馬からめでたくThousand Days)

厳密にはちょっと後手が悪いのかもしれないが。。
先手は生角と窮屈な飛車の使い道がわかりにくく、
しばらくは後手の桂頭を攻める展開にもできない。

※77桂と62銀を入れて35飛〜34同飛〜54同飛も、53銀に74飛や37角と捌いて難しい。
77桂〜74歩にも92飛 38金(or銀) 74歩…で互角。


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76歩 34歩 66歩…(…)

ところで私、
矢倉も相振りも石田流も全部大嫌いなんですけど…
こういう場合どうすべきですかね?(苦笑)

(ちなみに今のところは62銀から対矢倉も対石田流も64歩型左美濃で頑張っております)




p.s.
図(H)から 32玉 68銀 84歩 67銀 85歩 97角 62銀 78飛 64歩と強く応じて後手充分という説も。
…例によって際どく僅かに無理筋くさくはあるが(笑)

個人的美学として75歩には54歩がセットであり…そう指せるのならそれに越したことはない。
ただ四手目54歩だと先手番4→3戦法含みの68飛もあって、これはこれで悩ましいところ。

余談だが、初手から 76歩 84歩 78飛 85歩 77角 34歩 75歩の「新鬼殺し」にも54歩は有効。


※評価【良し】【微妙】


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…ただ、いっさいは過ぎていきます。

人生最後の夏休みが、勉強と共に過ぎていきます。


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・北方に用事があり出かけていった帰りの先週末、
豪雨に見舞われてちょうどF市で封鎖されました。
(よりによってお盆で混んでるこのタイミング!?)

京都方面も大阪方面も揃って通行不能という。。

F市に留まったところで翌日に帰れるかも怪しかったので、6時間かけて島風で回り道して帰りました。
(※なおラスト1時間を除いて立ちっぱだった模様)


…やっぱ大文字どころじゃありませんでしたね(笑)




(理論上はこの駅の近所に竹田城があるはずだったのですが残念ながら全く見当たりませんでした)


帰宅後、同じ日に遠方の将棋大会で負けてきた皆様と合流して残念会をやりました。

まあ誰もが長時間の移動で疲れ果てていて気付いたら全員すぐ眠ってしまってたんですけれど。。


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・そんなこんなで日頃の行いの悪さを噛み締めながら今週こそはと勉強に励んでいます。

(ついさっき囲碁将棋部の視察に行ってたような気もしますが決して指してはいませんよ! …どやっ!)


ただ折角なので、久々に再会した無垢な一回生達に
困ったら棒銀!」「飽きたら右四間!
それでダメなら他の戦法を勉強しよう
「でも今始めるならチェスがいいかも☆」

…といういかにも頭の悪い金言を授けてきました。


これ以上私が妙な真似をしない限りにおいて、
あと数年は廃部にならずに済みそうで何よりです。


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・本人的には勉強を超頑張ってるはずなんですが…

チェスで通常あり得ない成長曲線を描いてみたり、
母校のマッチング試験前日に飲み会を入れてたり、
卒業試験の真ん前に例のバカルテットで北海道旅行を企ててたりとか傍目にはただのアレな人ですね。。

…ちょっと扁桃体が壊れてるのかもしれません。



【上図はとある1日の予定コース】

稚内行きだけはなんとか阻止したものの、
これはこれで本当に実行可能なんでしょうか…?

(と言うか今回もまた雨降ったらどうしよっか…?)


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