お散歩中、ワンちゃんが
特定の場所まで出てくると
強くひっぱり、
それより先に
絶対行こうとしなくなったり、
キョロキョロと
落ち着きがなくなったり
暴れだしたりしたという
経験はありますか？
飼い主さんが
どんなになだめても、
動けなくなる。
落ち着きがなくなる。
人間には怖くなくても
何か怖い思いを
したのかもしれません。
4足歩行をしている
犬の体高は
人間と比べて低いので、
人間の目線とは違います。
その目線で 何か恐怖心が
出てしまうような物が
視覚に入っていることが
考えられます。
振り返ってみてください。
お散歩コースで、
ワンちゃんが
怖がりそうなものが
なかったでしょうか？
1.外でする特定の音が嫌
重機のエンジン音、
ドリルで何かを砕く音、
解体するときの振動を伴う音。
鉄骨のぶつかる音。
人間より聴力の
優れている犬は、
地鳴りが
するような音が
苦手であることが
確認されています。
その為、工事現場の音を
怖がる子が
結構な確率でいます。
もし、工事現場や
建物の解体を
している場所が
お散歩コースにある場合、
迂回するなど
してあげると
落ち着きを取り戻す
可能性があります。
2.外で遭遇するものが嫌
外でしか会わない人やものを
怖がる子もいます。
警戒心の
強い子であれば、
家族以外の人が怖い
と感じることも
あるでしょう。
うるさい音を
出しながら
自分にくさいガス
を浴びせて
走り去るバイク、
自分のそばを
ものすごい勢いで
通り過ぎていく自転車、
杖を突いている人。
自転車やバイクが嫌
という子は、
自分が
ひかれてしまったら
どうしよう！
（ガソリンなどの）
このにおいが
なんかヤダ！
と怖がっている
可能性が
考えられますし、
杖を持った人が怖い、
という子は
杖に反射する
光が怖いとか、
杖で
ぶたれることを
怖がっている
可能性
もあります。
人間にとっては
大したことがなくとも、
犬にとっては
恐怖を与えて
くるもの
と考えて、
こいつに会う
からヤダ！
と怖がって行きたがらなく
なってしまうことが
少なくないのです。
地面から30センチ、
その目線で気になるものを
いま一度確認してみてください。
ワンちゃんを
安心させてあげられる
ヒントが必ず見つかります。
ワンちゃんにとって、
お家の外は未知の世界です。
「慣れさせて
いないこと」や
「意味もなく
嫌な思いを
したこと」
の積み重ねで
ワンちゃんが
特定の場所
を怖がることに
つながってしまうのです。
生活上避けられる
ものであれば、
基本的に避けて
生活することが
望ましいでしょう。
避けることには
限度がありますし、
少しづつ慣らしていくことで
犬が「怖くない」と
学習することも
出来るかと思います。
その為には
「なんだかよく
わからないもの」
と遭遇して犬が怯えたときに
犬がそれを
飼い主さんに
伝える方法を
考えておく
必要があります。
困ったことがあったら
飼い主さんの横で
オスワリ・
フセなどを
すれば良いと
日頃からしっかり
意思疎通できる
状態であれば、
さまざまな場面での
犬の落ち着きや
冷静さに繋がります。
犬は群れで
生活する動物です。
飼い主さんは、
自分の保護者であり、
頼れるリーダー
であることを
求めています。
この人の傍にいて、
従っていれば安心
という信頼関係が
できていれば、
克服できる
でしょう。
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