東洋占星術における新年は立春、2月4日からだ。ここから運気も新年になる。以下正式に勉強しわけではないので話半分に読んでいただきたい。
タイトルにある三つのうちホソキさんが独自に単純化した「大殺界」が有名だが、三つとも占術の根本が同じなので時期は重なる。大殺界(六星占術)とか0学だと「その時期」は12年のうち三年で、空亡や天中殺は二年だ。私は去年からその「大殺界」だったが、去年はおおむね平和だった。それが今年からは二年続くとされる天中殺と空亡もやってきた。ただこういった占いについて知的に書かれた文章を散見すると、空亡も天中殺も他の時期と比べて特殊な時期とはいえるが、「怖い時期」「運気の下がる時期」といった単純なものではない、とある。単純で分かりやすいと多くの人に届く。脅しの場合特にそうだし、世界の政治で問題視されているポピュリズムも同様。わかりやすさは危うい。
そんな私の今回の大殺界/空亡/天中殺。まず2月1日土曜日、一緒にゴルフに行ったら、一生吸わないと誓ったはずの夫が喫煙しているところを目撃。信頼が一気に崩壊。夫婦関係の危機。2014年10月、2016年4月に続いて三度目。もうダメだこりゃ。全部ゴルフがらみなところがすごい。ゴルフって本当にしないほうがいいんじゃないだろうか。
それに先立って、冷蔵庫が壊れかかっていたんである。1月中から製氷機能がダメになっていたが、冷凍庫がいよいよチルド室に。アイスが溶ける。思ったより急速に壊れてきた。当初は三月の年度末セールに買おうか、なんて言っていたが、夫の喫煙目撃翌日、夫婦で選びにいくハメに。去年10月に私がごり押ししてパナソニックの洗濯機を買ったが、使ってみたら意外にハズレで、今回は夫に丸投げするつもりだったが、そうはいっても使うのはオマエだろということで、仲のぎくしゃくした夫婦が日曜日に冷蔵庫選び。
洗濯機についていうと、日立からパナに替えたが、パネル表示が不親切でわかりづらく、お風呂のお湯取りも最後のすすぎは強制的に水道水に替わるといった、「日立のほうが使い勝手がよかった」とはっきり言える箇所が二つもあった。パナの掃除機とアイロンは正解だったのにな。冷蔵庫は夫がこのマンションに越してきたとき(つまり前妻とまだ結婚していたころ)に買った東芝製で15年以上使っている。近所の家電量販店のいくつかウロウロして、結果三菱のフレンチドア(観音開き)タイプを購入。生まれて初めてのフレンチドア冷蔵庫。うまく対応できるだろうか。これ自体不測の出費(20万)で痛い。
冷蔵庫は一緒に選びつつも、相変わらず距離のある夫婦を次に襲ったのが猫の発熱だ。2月4日立春の日、朝起きたらいきなりぐったりしていた。昨夜まで元気だったのに、なんだこりゃ。病院へ。この猫は去年五月一日の令和初日に病院デビューして、今度は令和初の立春に病院。やはり”スピリチュアル猫”なのか。いや、言葉に支配されない動物はみな人間よりスピリチュアルかもしれない。点滴と抗生剤を打っても熱が下がらず、翌日から入院。前の白猫が具合が悪くなったときもそうだが、私は本当にこういうとき精神的にヤラれてしまう。とてもひとりでは事態に向き合えない。夫と仲直りせざるをえず。この時に至るまでも何度も謝らせているが、再度誓わせて猫の不調に夫婦で向き合うことに。もともと私は夫が喫煙したら海外旅行など使途不明のまま豪遊してもいい、という約束を以前から取りつけていていたが、高級旅館におひとり様エステプランなどといった外泊ものにはしなかった。というわけでなのかどうなのか、猫が代わって”豪遊”。結局二泊して元気になって帰ってきたが合計で四万円以上かかった。
ちょいちょい書いているが、私は排卵日付近で1~2日体調を崩すが、このときはひどかった。五日夕方検査を終えた病院から電話があるという段取りになっていて、約束通りに電話が来て入院決定。電話を切ってしばらくしたらひどい吐き気と頭痛に。日程的には排卵日不調で通常通りだが、いつもは吐き気はないし、頭痛とともに急に深く襲ってきた。40代をまるまる支配されているホルモンバランスの不調はほんとうにストレスに弱い。そのあとに来た生理も遅れ、結果不調期間がその分伸びた。一週間以上不調。すぐ体調に反映される。夫に煙草を吸われるわ、冷蔵庫は急激に壊れるわ、猫は病気になるわ。
8日には冷蔵庫が来た。中身入れ替えたり、どかした冷蔵庫の下を掃除したりとなかなかの慌ただしさ。そのころから左耳に耳鳴りがするようになった。かすかな音ではあるがはっきりと、一人で静かな家にいたり、夜寝るときなど「ボー」っという音が左側にするようになった。私は39歳と42歳で蝸牛型メニエール病になったことがある。この病気は片耳に症状が現れる。またもメニエールか、ストレス多かったしな、と耳鼻科に行った。すると比べれば左耳の鼓膜が引っ張られているような感じはするが、それも程度としては軽微とのこと。聴覚テストもした。メニエールの場合不具合のあるほうの耳の低音部の聴覚が衰えるが、そういうこともなかった。結局鼻の通りをよくする薬を処方されて帰ってきた。軽微な耳鳴りはその後三日ほどで治った。処方された薬が効いたせいなのかはわからない。
私は前回の三年だか二年(2007~2009年or2008~2009年)の「特殊な時期」を終え、2010年年末に夫と知り合って、2011年三月に結婚した。それから今に至るまで、この子ナシ専業主婦という社会的にはあまり評価されない期間は正直なところ、人生で最も幸せな9年間といっていい。ざっくり言って幼少期から10代は精神的にヤラれていてずっと不幸だった。生きること自体重荷で仕方なかった。大学入学前後から30代まではざっくりいって楽しかったが幸せかというと違った。どこか焦っていたし渇いていたと思う。なにか劇的な変化が人生に起こって、今とは違う自分になれるのではないかと渇いていた。それが子ナシ専業主婦だなんて、ほとんど隠居というか出家状態を指すとは思いもしなかったが。
何となく焦りを抱えたまま30台終盤「ドツボ」の約2年に突入した。「なんとなく」なんて生易しいものは一切なく、この時期は「大殺界」と呼ぶに相応しい時期だった。この年齢以前にもその「特殊な時期」はあったはずだが、このときほどわかりやすく「そう」だったときはない。「大殺界」だと2007~2009年の三年で、2007年はイマイチ思い出せないが、やはりそうでもなかったような気がする。しかしはっきり覚えているのが2008年、「空亡/天中殺」も始まった年の夏、急転直下の展開が訪れた。その後なんとか事態に前向きに対処しようとあがいたが状況は悪くなる一方。それまでそれなりにあった楽しさなんて全然ないどころか、憂鬱な展開の連続。そんなのが丸一年続き、ほとほとイヤになって2009年の夏にすべてを投げ出して無職のプータローになった。すると親が心配して知り合いの仲人業を個人で営む男性を連れてきた。なんとか40歳になる前に、と思い立ったのか吹き込まれたのか。しかしこれまた無責任な詐欺的男性で、返金を求める事態に。ここまでくるとヤケクソの清々しさ。何をしてもダメとはこのこと。ここまで来たらもう人生どうなってもあたしのせいじゃないっていう開き直り。ここまでなんとか自分の人生を立て直そうと何度も何度もよく頑張ったよな。全然結果につながらないのに。その後2010年あたりは陽の展開とはいえないまでも小康状態的な、以前味わったような底辺感はないが肯定的とはお世辞にも言い難い日々が続き、引き続きどうせあたしの人生なんてこんなもん。そして2010年の終わりごろに夫に出会い、交際1日で電撃婚の「陽の急展開」が始まった。結局この「明るい展開」もどこか棚ぼた的。努力の積み重ねで勝ち得た地位とはいいがたく、また不意にこの幸せも失われるに違いないと、いつもどこか恐れて9年が過ぎた。
やっぱり2022年の立春までは前回のように「揺さぶられる」のを覚悟すべきなんだろうか。ものの本などを読むと、程度問題にしても逆境でこそ元気になるというひともいるようだ。私みたいなヘタレには考えられないが。こういうひとは順調期こそなにか物足りなくどこか不安で、明確な逆境になるとがぜん元気に気力も充実するという。「乗り越えるものが明確である」ことが活力となるようだ。あたしみたいに「何もない日常こそ幸せ」みたいなタイプとは違うにしても、なにか学ぶところはありそうだ。こうして考えると、特に私のようなタイプにとって、その「特殊な時期」というのは物事が予定通りに進まなくなりやすい、といえるかもしれない。そんな「特殊な時期」は既に正月のお葬式から始まっている。しかしこんなことをグダグダといってると、占いに興味がない人には「特殊な時期とかなんとか、ことの真偽に関係なく、気にすること自体意味なくない? 起こるときは恐れていようといまいと起こる。無駄に恐れるだけ損だ」とか言われそうだ。確かに真理だ。
※ちょっと小難しく「天中殺」が解説してあります。「ちょっと開運してくる」はコチラ(外部)
※電撃婚のいきさつについてはコチラ。
※「ゴルフと煙草と離婚と猫」はコチラ(夫の過去二回の喫煙犯行について書いてあります)。
※前回のマルチマイナスイベントはコチラ(地味に不運な10月のわたし)。
※山岡荘八「徳川家康」にもその「特殊な時期」について書いてありました。その第14巻はコチラ。
※予定通りに全然進まなかった今年のお正月はコチラ。
★今週の出来事★
2/21 中居正広、三月いっぱいでジャニーズ事務所退所を発表。
2/22 上記記事の約束通り、1人中目黒で「豪遊」。エステにグルメで四万オーバー。嬉しかったのでまたタバコ吸って!とは思わない。猫と「山分け」といった感じ。