近況報告って誰に? 来年以降の私にヘかな。
 今月14日をもって結婚13周年を迎えた。祝というには、私の病気のせいで日常はあまりに冴えない。夫は本業、副業、私のサポートにゴルフ、出張に飲み会と、溜まった録画もロクに見られない日々が続いている。てか、見る気ないんだろうな。本当に見たいドラマって見るはずだもんね。ゴルフはほぼ毎週行っている。私は「不適切にもほどがある」を毎週楽しみにしている。
 とりあえずお祝いということで、10日日曜日に恒例の焼肉パーティーを催した。私はもともと焼肉は家で食べるのが好きだ。焼き肉屋だと野菜が高くて少ない。特にこの結婚記念日は新玉ねぎの季節にあたるのが嬉しい。新玉ねぎが私は大好きなのだ。恒例のスパークリングワインも、クリスマスに高いのを飲んだが。安いものより美味しいと思えなかったので2,000円以下の通常営業に戻った。やはりチリ、スペインあたりのスパークリングが美味しいと思う。日本産も良い。
 そんな私の日常だが、サザンをきっかけにネットフリックスに加入。「2人のローマ教皇」を見て、続いて「愛の不時着」(2019年)を見ようとしたら二話目で脱落。流行当時周囲にハマっていた人間が何人もいたので、きっと私もハマれるハズ、と楽しみにしてみたら、意外や意外。なんかトロくない? つまらない、というわけではないのだろうが、私の期待値が高すぎたのか。市場の期待を上回るということがどれだけすごいことなのか、と最近のNVIDIA騒動を思い出した。同じヒョンビンの「私の名前はキム・サムスン」(2005年)は3周くらい見たのにな。
 ゴルフもHSBCシンガポールで古江彩佳選手が勝ちそうになったので思わずWOWOWに再加入。結局ダメだったが。古江選手がイチオシというわけではないが、日本人選手なら誰でも同じことをしたかというとそんなことはない。古江選手の他に、西郷真央選手、渋野日向子選手、笹生優花選手あたりなら同じことをしただろう。これから舞台がアメリカ本土に移るので、時差がきつい。また止めそうな気がするが、4月いっぱいまでは最低契約だ。暇なのでサブスクに出たり入ったりしている。
 スキーの技術選も楽しみにしていた。夫の地元である上田の半田翼選手や若い川上勇貴選手に注目していた。予選は配信でタダで去年も見られたが、決勝以降はダイジェストのみ。我満ができずついにJスポーツ(ウインターパック)1,980円に加入してしまった。技術選しか見たいものがないので割高感がすごいが、ネトフリもサザンでモトを取れた気になったし。結果は武田竜選手の5連覇、渡邊渚選手の2連覇。しかし最も見応えがあったのが予選不整地だった。今まで上位者の動画しかみたことがなかったが、予選不整地となると私が言うのもなんだが「びっくりするくらい下手」が何人か見られた。1級以上で全国の地区予選を勝ち抜いた人しか出られないはずなのにコレ?という驚きが特に不整地で目立った。全国出場者の枠は各都道府県ごとに決められている。甲信越と特に北海道は枠も大きいがそれ以上に上手な人が多い。北海道大会なら確実に地区予選落ちのひとが、言っては申し訳ないが西側の都道府県から割とまとまった数出場していた。正直「あれで1級になれるんだ」と思った人もいた。去年友人夫婦が50歳を過ぎて1級のバッヂテストに合格し、友人は「私はなんちゃって1級だから」と言っていたが、「なんちゃって」のひとでも全国大会に出ているのを見た。さすがにスーパーファイナルに出るような上位者はデモンストレーターみたいなひとばかりで、上位者の差は私みたいな素人にはよくわからないが、下位者が下位なのはさすがにわかる。元スキーヤー(?)の夫は上位者含めて点数を予測するのが上手くなり、プラスマイナス3点程度の誤差で8割は当てられるようになった。夫の最初の妻はテクニカルの保持者で、その程度の人は夫の地元には大勢いるようだ。
 このように思うように出かけられず、暇をもてあましている私が主に何をしているかというと「利殖」だ。新NISAをきっかけに夫の金を動かして「遊んで」いる。上がり相場にいい感じに儲けていたら、よりによって3月11日に大調整が入って、資産ががっさり目減り。翌日12日は「サイフの日」らしいが続落。人生初、個別株やETFに手を出し始めたが、そもそも小心なのでFXとか個別株を扱うのに向いていないのにまた気づいた。長時間パソコンに向かって相場を眺めていても、労多く益少ないのは昔FXで経験済みなので、利殖との向き合い方もちょっと考えなくてはいけない。ちょっとかじったら勉強しなくてはいけないことというか、株価に与える要因の多さにびっくり。為替のことも債券のことも金利のことも春闘(賃金)のこと、世界(アメリカ経済)のこと等、把握しなくちゃいけない要素が多すぎて私には無理! チャート解析なんて全然わかんないし(25日線がどうとかこうとか、いわゆるテクニカル指標ってやつ?)。利殖の有名な本に、”You have to be there when lightning strikes. That’s why market timing is a truly wicked idea. Don’t try it.” って言葉があるらしい。「雷(市場に対する上昇の強い刺激)が落ちるとき、投資家(月数千円でも投資は投資)は市場にいなくてはいけけない(つまり撤退してはいけない)。市場の動向を探る(タイミングを適切に測る)のは人間技では無理。決して自分が市況を予測できるなどと思ってはいけない」という意味らしい。これからインフレの世の中が待ってるんだから、利殖は常識の範囲だと思う。上の世代は預金で資産が作れたが、今の若い人たちは利殖の基礎を学んでおくべきだとつくづく思う。そのメリットとデメリットを正しく理解して、適切な資産運用に関する基礎知識の獲得は必須だ。いわゆる金融リテラシーの基礎は中学校あたりから学校で教えるべきだとすら思っている。
 


 14日の結婚記念日当日に夫が買ってきてくれたトップスのチーズケーキ。ホワイトデーなので。バレンタインも夫の金、ホワイトデーも夫の稼ぎで賞味。
 

 

 

 


※去年の記事です。

 

※これは今年のです。