「サードプレイス」フリースクール三重四日市のブログ -2ページ目

「サードプレイス」フリースクール三重四日市のブログ

「サードプレイス」は
通信制代々木高校の
四日市キャンパスになっています。
スクーリングや日々のレポートも
ここ、「サードプレイス」でできます。
高校を中退した人、
現在、不登校になっている高校生、
通信制高校を考えている中学生も
ご相談下さい。

 

不登校相談、お子様のことでの相談をお受けしていますが、

話を伺うとお子様が問題ではないことが多くあります。

 

学校に行くのが嫌というだけで他は何も問題がないというケースは少ないです。

 

子どもが不登校になる理由は本当にたくさんあります。

 

大人はあれやこれやと想像しますが、子どもの話を後々よく聴くと

それが想像と合っていることはほとんどないように思います。

それだけ子どもは本音を言えない、いやあえて言わないようにしているケースもあります。

 

さて、子どもが不登校になったとき
(不登校になっても問題でなく、その子なりに学び、充分日々を生きていれば問題ではないです。)

子どもや子どもの周辺に原因を探ろうとする場合が多いと思いますが、

実は親御さんの気持ちを代弁しているケースもかなりあります。

 

子どもが引きこもっているのを見て腹が立つ→実はお母さん(お父さん)がひきこもりたい、働きたくない

子どもをうまく愛せない→実はお母さん(お父さん)も親に対してわだかまりを感じている

自由すぎる子どもを見てそれでは社会でやっていけないからと叱りまくる→実はお母さん(お父さん)が本当は自由になりたい、

社会に出ていくのに恐れがある。

 

現象としてはお子様の不登校として出ています。それで精神科やカウンセラーのところへ連れていかれるのですが、

子どもの現象は親御さんの心の状態が現れているという視点も不登校を考える上でのポイントになると思います。

 

不登校は親御さんが自分の内と向き合う良いきっかけになるということを踏まえて不登校相談をお受けしております。

 

 

お問い合わせはこちらまで↓

 

 

みんなの学び家「サードプレイス」 

四日市市蒔田3丁目3-21(川越富洲原駅から徒歩5分)

      Tel:  059-328-5115

      E-mail:  info@thirdplace-mie.com

 

ずいぶんとご無沙汰しました。

集中スクーリング、レポート追い込みなど、生徒たちとともに年度末まで走ってきました。

全員無事進級できました。

 

高校2年の終わりに、ある高校の全日制から転校してきた生徒は大学受験を目指していました。

高校卒業のための単位を取ることはもちろん、入試問題に集中して取り組む表情は充実の時間を

過ごしている証でした。

 

「すべてに追い立てられ自分が自分でないような空間に居たたまれず」この通信制に転校してきたときは

もう精神的に追い詰められどん底の状態のようでした。

でもなぜか、その日から一番前の席が彼の定位置になりました。

 

「自分でいろいろ考えて決めて、自分のペースで時間を使うことができたことで、僕は救われました。抑圧された

気持ちが解放されました。ここに来て僕は『自分』になれました。」

 

大学・学部選びから勉強方法まで彼は自分の気持ちを大切にして決断していきました。だから相談に乗っていても

お互いが自立した「人格」として尊重し合えました。だから話し合いがとても楽しかったのです。

 

彼は自分の選択した大学に合格し、本当に学びたい分野を自分のスタイルで学ぶため、いま東京で一人暮らしを

はじめています。

 

 

 

昨年、不登校の中学生に対する学習支援としての「ひるま塾」がはじまり、何人かの中学生がこの「サードプレイス」で学び、無事入試を受け高校へ進学して行きました。今年度は不登校の小学生も週に何回かここに来て、学習したりお話をしたりして過ごしています。

 

その間に、不登校ではなく普通に学校に行っているけれど、英語がさっぱりわからなくなってきたという中学生にほそぼそと英語を教え出しました。高校教員として30年近くいわゆる「進学校」で働いていた身にとっては、受験問題ではなく、基礎から英語をわかりやすく積み上げて理解し使えるようにしていくという仕事になりました。

 

教員生活で出会った生徒たちへの「恩返し」と「罪ほろぼし」という気持ちからはじめたのですが、これがなかなか私にとって「学び」の多い意義深いものになっています。ある生徒は学校の定期試験ではまったく点数が取れない状態になっていました。それでも何とかしたいという気持ちは強く、これまで登った「英語」という山に私といっしょにもう一度チャレンジしています。

 

英語の学び直しを、現在学校で習っているところを材料にして基礎に戻りながらやっています。このたびの中間試験ではなんと前回よりも20点上昇しました、それでも平均点よりはかなり低いですが。

ということはそれまではどんな点数だったか想像できますね。でも、過去はいいんです。いま、明るく通ってきて頑張っています。

 

こんな「英語学習支援」を少人数の中学生と高校生に分けてやりはじめています。英語で困っていたら一度覗いてみてください。

 

それからというものYと面会するのはいいが、ゲーム、ゲーム、またゲームという私にとっては「苦行」の時間が続きました。それでも、回数を重ねるごとに夢中になってゲームをやり、一生懸命説明して教えてくれるYの姿に、私は親しみを覚えゲームそのものにもなじんで行きました。

 

そうこうするうちに、Yはゲームをやりながら「これがラスト、これが終わったら勉強するで」という言葉を口にするようになりました。そして必ずゲーム後1時間程度、勉強をするようになり、ゲームに対するのと同じくらい、いやそれ以上の集中力で取り組みました。ゲームにも勉強にもいったん火がつくと「疲れ」というものを見せないYは私には「新新人類」のようでした。

 

母親は約束通りずっとある一定の距離を保ったまま、むしろ冷たくなったのではないかと思えるくらい淡々とした対応をしてきました。そんななか、夏休みも終盤にさしかかったころ、Yは宿題を心配するようになりました。一学期に学校へ行っていないため、テキストやプリント、問題集など何がどうなっているのか、まったく見当がつかない状況だったのです。

 

それまで、困った状況の打開はすべて親がしてきました。自分にとっていやなこと、自分が苦しむことは全部避けてきたのです。今回も泣き叫んだら何とか整えてもらえるということなのでしょう。大声で親に訴えてみたり、無理なことをわざと吹っかけてきたりという得意の手段に出てきました。

 

ところが、今回は違います。母親からの歩み寄りはまったくありません。「あなたのことだから、自分で何とかして。お母さんはわからないから。協力できることならするから、そのときはきちんと説明して教えて。」と、母親としての立場を明確にし、「子ども」のやるべき部分と「親」のやるべき部分をはっきり分けて提示し、同時に見捨ててはいないよというメッセージも送りました。

 

そこからは、親と子の根比べです。むしゃくしゃし、「もう勉強せん」と言って手元にある問題集にはさみを入れても、母親は「あららあ」とだけ。世間話には楽しくつきあっても、何かの要求になるとさりげなくどこかに消えて行くのです。

 

私はまったく何も知らないふりをしてときどき姿を見せました。切られた問題集も弟のせいにしながらセロテープで貼り出したので、何も言わずに手伝いました。宿題のことは、「友だちか先生に聞くしかないやろ」と言うと、目の前で学校に電話して尋ね出しました。ゲームのことは少し話題にはなりましたが、それだけで、あとは宿題を通しての「学びなおし」の時間が続きました。

 

自分が切った問題集は特にまじめにやっていたのが印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここサードプレイスに相談にみえる保護者やお子さんのほとんどが、不登校・引きこもりという現象にとまどい、悩み、闘い、そして解決しようとあらゆる方策を取り、言葉の限りを尽くして話し合うという経験を経てきています。

 

時にすべてを自分の責任と考え思考停止に陥ったり、時に他人のせいにすることで現実から逃避したりを繰り返してきています。

 

紫微斗数(しびとすう)というものに、当初、私はその名称から何か得体の知れないものという印象を持ちました。でも鑑定を受けた方々の言葉を聞いたり、自分自身も受けてみた今は、単に「当たった」とか「そうなんだあ」という軽いものでは決してないと実感しています。何かを予言したり、悩みを消し去るというような巷(ちまた)で流行っている「お遊び」の道具ではまったくありません。

 

自分がどういう使命を与えられてこの世に生を受けたのか、どういう課題を解決するために自分の命があるのかが解き明かされるものです。やるべきことをやらずに、輝くべきところで輝かずに、苦しまなくてよいことに苦しんでいる自分を知らせてくれる大いなる「勇気」の鑑定です。

 

私は、この紫微斗数鑑定による「親子関係改善カウンセリング」を受けた親御さんや親子2人が晴れやかな表情で帰って行かれるのを何度も見ています。「もっと早くこれに出会っていたらこんな遠回りをしなくても・・・」という言葉もたくさん聞いています。

 

そして何よりもうれしいのは、鑑定カウンセリングを受けた保護者の方が、それまでのやり方や言葉・行動を変えて一ケ月ほど経ったころ、不登校だったお子さんが学校に行き始めたということです。

これは決して安易な話ではありません。その保護者自身が頑なに抱え縛られていた「自分」から解放されたからこそだと思います。

 

鑑定内容に心から納得し必定の命の中身を血のにじむ思いで歩もうと決意したから、その波動がお子さんに伝わったんだと思います。

1個人と1個人が「親」と「子」としてこの世で出会った、その本当の意味がわかったから、お互い何に努力をし、何を諦め、どの点で助け合い励まし合うのか、どう生きていくのがいいのかわかったんだと思います。

 

これほどに重く深い内容のものを、軽々しく金儲けの手段として扱うことなどあってはならないし、それこそ命への冒涜(ぼうとく)的行為です。

その気持ちと姿勢をもって鑑定するから、受けた方は涙を流し納得して帰って行かれるのだと思います。

 

何千時間もかけて学び、全国各地に足を運んで深め体得したものを通して、「あなたの命盤を読み解かせていただき、人生を引き受け切り拓いていく智慧を持つ手がかりを与えさせていただく」というのが紫微斗数鑑定だと私は理解しています。

 

本当に困っている人、親子関係で行き詰っている人にこそ、受けていただきたく思います。