スポーツなんて観てるだけで何が面白いのかと、
昔から思ってた。
スポーツなんて自分でやるからこそなんぼのもんだろ?
学生時代にテニスをしていたから、
テニスの試合くらいはチラッとみるけど、それ以外に全く興味はない。
それとは反対に、旦那はスポーツ観戦が大好き。
野球、サッカー、バレーボールにゴルフと、
世界中で何か大きな大会があれば寝る間も惜しんで
なんでもかんでも興奮して観戦している。
本当に意味が分からない・・・・
そうか、もしかしたら、あんまりスポーツ得意じゃないから
上手い人のプレーを憧れながら見ているのかなぁ、
とか思ったり。
でも、今回のオリンピックを見ていて、分かった。
世の中に、人がスポーツしている姿を興奮して応援するという人が
こんなにも大勢いる理由の一つとしてあるのはコレじゃないかと。
彼らは、そのスポーツが大好きで、その選手をものすごく応援している
という訳ではなくて、
日本人ならまず日本の選手に目を向けて、
勝つか負けるかギリギリで必死に闘っていてそれでいて結構イケそうな選手を選び、
「行け!行け!もう少しだ!行けぇ~!」
と自分が応援してその選手が見事一位を取った時、
予想が的中してまるで万馬券を当てたかのようなアドレナリンが
体中に快感として放出されるのではないかと思う。
そしてそれが癖になって、
自分をその快感にまた導いてくれそうな試合を探し出し、
たいして知りもしないスポーツの知りもしない選手を必死に応援する。
そういうことなんじゃないかと。
実は今まで、なぜか私が何かのスポーツを何気なく見ていると、
あんまり勝つ事がなかった。
負けた選手や監督の顔を見るのは、たいして知らない人であっても
やっぱりイイ気分にはならない。
けど、今回のオリンピックで、たまたま旦那の横でテレビを見ていると、
内村選手が金メダルを獲った瞬間とか、
卓球の愛ちゃんが試合に勝った瞬間とか、
水泳の人がギリギリでメダルを獲った瞬間とか、
バドミントンの人が決勝への試合に勝った瞬間を
たまたま立て続けに目撃してしまったのだ。
試合を観ていると、
やっぱり見た事のある日本の選手を自然に応援している自分が居て、
点数などが押し迫ってくると・・・ドキドキする。
抜かされると「盛り返せ!」と思う。
そしていつしか「勝て!勝て!」と心で叫び始める。
最後の一点を決め完全に勝利が確定した時には、
「よっしゃー!!!!!」
と全身に興奮の鳥肌が立っているのだ。
やった事も無いスポーツの名前も知らない選手の勝利に。
初めてそんな経験をした。
こりゃ癖になるはずだ。
北島選手の
『チョー気持ちイイ!』
っていうのがあったけど、
あれ本当に超気持ちイイんだと思う。
だって観戦している私たちでも気持ちイイのに、
当の本人なんだから。
人間らしくていいわー。