テレビで出産シーンを見ると、自分の時を思い出す。
二回とも結構な安産で、陣痛の時間は30分程度だったけど、
その30分がすげぇ痛い。
すげぇ痛い。
初めての出産は知らない事だらけで訳も分からず終了したが、
2回目はそうはいかない。
知ってると知らないとでは、こんなに恐怖感が違うものなのか。
ああ!そうそう!コレコレ!ギャー超痛い!思い出した!
から始まって、
最終的には、ピークに医師がアソコをチョキンと切ると、
ブリンっと産まれる。
だから医師がメスを片手に登場しない限りゴールはまだ先なのだ。
「先生!早く登場してぇ!」
と心で泣き叫ぶ。
知ってるだけに、それが待ちきれない。
産まれたあとは、胎盤をズルリと引きずりだす。
私はこれがなかなか自然と出て来ないので、
医師がガッツリと手を突っ込んでヘソの緒をツンツン!と引っ張る。
コレがすごい気持ち悪い。
その後、切ったアソコを先生がチクチクと縫う。
これも結構痛気持ち悪い。
一通りの処置が終わり病室に入る。
しばらく横になっていると、今度は後陣痛が始まる。
コレ、すごい痛い。
ベッドを転げ回るくらい痛いのだ。
この一連の流れを知っているから、
二回目の出産は気分がどんどんブルーになる。
しかも二回目はあんまりみんなに労ってもらえないの・・・。
テレビや雑誌で紹介されるのは、出産部分だけ。
でも本当は細かく次々と、経産婦は試練を乗り越えている事を、
出産経験者以外はきっと知らないだろう。
今、いろんな情報が必要以上に溢れている時代と言われているけど、
実はみんなそれほど知らないんだと思う。
今日のニュースで見たけど、
30代の娘の自殺を手伝った親が捕まっていた。
酷い親だと思う人もいれば、
よっぽどの何かがあったのだろうと思う人もいる。
しかし、どんなバックボーンがあったのか報道される頃には、
また次のニュースに掻き消され、
「子供の自殺を手伝う親がこの世にいる」
という事しか記憶に残らない。
チンケな情報が頭に一つ増えただけということ。
なんか無駄な情報だよなぁ。