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トランプの暴挙はあと1年半? 世界はそれまでもつのか?

 


世界中の株式市場で連日の大幅続落が起きていて、
当然ながら、その震源地は大統領にトランプを頂くアメリカであるわけです。

各国に対し、不確かな根拠による相互関税を課し、
世界が大慌てになっている次第です。

本国の市場も予想以上の急落で、

https://www.afpbb.com/articles/-/3571244

有力経済団体が非難を始めました。
予測するまでもなく、米経済に明るい見通しは立たないでしょう。
確実に物価高に拍車がかかりますし、
経済的停滞も起きるでしょう。
スタグフレーションまっしぐらのレールが敷かれている状況です。




ポール・ビニー(敏弐)「フランクフルトの桜」

 

トランプは日本市場における自動車の不公平さを指摘しましたが、
そもそも、アメ車は日本で人気がないわけです。
データを見ますと、アメリカ製のクルマのシェアは2.2%しかありません。
これはドイツ市場でも同じく、
アメリカ製のクルマのシェアは2.2%のようです。
国内に自動車メーカーを抱える国としては共通の傾向です。

2024年度の日本国内における輸入車メーカーのシェアを見ますと、
上から順にメルセデス、BMW、VW、アウディ、BMWミニと続き、
ここまでのドイツブランドで、輸入車シェアの7割を占めています。
アメリカのメーカーだと、8位にようやくJEEPが見られる程度。
そりゃあ、フォードなんて日本から撤退していますし、
GMとともに、日本で買おうと思えば苦労するでしょう。
ドイツ車は売れるのにアメ車は売れないなんて、
もう何十年間も変わらないのに、
その間、ドイツ車に学ぼうとすらしていないのが現実です。

そんなフォードやGMにトランプ関税が利するかといえば、
部品などの調達コストが激重になりますので、
車両価格を値上げすることになるはずで、
それで、フォードやGMがうるおうことはありません。

 

 

 

フォードF150はアメリカの人たちに人気のクルマですが、

プレジデントは「数千点の部品」が使われており、

「24カ国以上から調達されている」としています。

 

さらに、アメリカ人でも、自国のクルマを選びたがっているかというわけではなく、

日本のクルマが4割以上を占めています。

信頼性スコアで米国車は劣り、

日本車は中古車市場でも高値で売られています。

その現実をトランプは無視しているわけです。

 

アメリカ大統領の任期は4年。
ただ、その前に2026年11月の中間選挙がありますので、
ここで共和党が大負けすれば、トランプ政権はレイムダックに陥るでしょう。
アメリカ本国を含め、世界がそこまで耐えられるかでしょうか。
あるいは、その前に米国民が目を醒まし、
トランプ非難の声が大きくなれば、
この予測はもう少し早くなるかもしれません。

ウォルツ国家安全保障担当大統領補佐官のチームが、
シグナルやGメールなどを使って、
機密情報や公式日程の情報のやりとりをしていたと報じられています。
素人集団にガバナンスなんてものはないかのようです。

 

 

連邦判事は大統領のあらゆる行動を阻止できる。これは狂気の沙汰だ。これは止めなければならない。連邦レベルでも州レベルでも止めなければならない

政権から離れると報じられたイーロン・マスクですが、
トランプ政権は、こんな三権分立や法の支配という
民主主義の根幹を否定すること認めているのです。

トランプは永遠に「自分の過ち」を認めないと思います。

他国に責任があるとするはずです。
期待できるとすれば、米国民の声しかないように思っています。
ただ、トランプ政権を生み出した国民に、
関税というものを理解していない人がいるのも事実です。

任天堂Switch2が620ドル、9万円以上になるかも…

 


意外とこういうことが、より一層の国民の怒りを買うかも?