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ロシア 東シベリアの研究所で技師死亡 ペストの可能性はあるのか

10月2日、ロシア・東シベリアのシェレホフにある
イルクーツク・ペスト対策研究所に勤めていた女性研究員が亡くなりました。
彼女は28歳でした。

ロシア政府は死因について原因不明の肺炎で
ペスト菌の感染ではないとしています。

ロシアの独立系メディアは
事故が発生し、この研究員が誤って試験管を破損させたと報じています。
彼女が搬送先で
「肺ペストの病原体が入った容器を誤って割ってしまった」と話したとのこと。

ロシア政府は、彼女と接触した約200人を隔離し、検査を実施。
経過観察を行い、10月8日に「健康上の異常は確認されなかった」と発表しました。

この発表により「じゃあ大丈夫か」と思う人はあまりいないでしょう。
思い出すのは、2019年の暮れの中国・武漢でのこと。
この街で発生したウイルスは間もなく世界に拡がり、
そのウイルスはSARS-CoV-2「新型コロナウイルス」と呼ばれ、
多くの被害者を作り、それは今も継続中です。

現時点においても、SARS-CoV-2の起源については明らかになっておらず、
その大きな原因は、中国政府が調査に協力的ではないからで、
中国側は「必要なデータはすべて共有しており、完全に協力的である」というものの、
検証に不可欠な「一次データ」の開示を中国側が拒んでいるのは事実です。
オーストラリアが「第三者による調査」を求めたところ、
中国はこの国からの品々を輸入禁止にするなど、
嫌がらせで対応しました。

SARS-CoV-2については、最初の感染者が出た時点で、
情報が公開されていれば、こんなことにはなっていないわけです。

武漢のケースでは、

地方役人が中央政府の顔色を気にしたという部分が大きそうですが、
今も政府の隠蔽体質はそのままです。
そして、ロシア政府も同類です。
自国に都合が悪いこと、プーチンに都合が悪いことは公表しないでしょう。

現在、出てきている情報では、
ペスト対策研究所の女性研究員が職場で最後に確認されたのは9月25日です。
独立系メディアの報道によれば、この日に試験管を割ったことになります。

ペストの潜伏期間は1~7日で、肺ペストだと24時間以内のケースもありますが、
緊急入院が29日、死亡が10月2日ですから、
ペストの臨床像からは外れていません。

ただ、WHOなどはバイオハザードを防ぐための安全管理基準として、
バイオセーフティ指針を策定していて、
感染リスクの高い微生物を扱う場合
「可能な限り、ガラスの代わりに割れにくいプラスチック製品を使用すること」
としています。
私も今時、この種の研究所でガラスの試験管なんてとは思いますが、
この研究所について調べてみますと、
そもそも、100年前に東シベリアでストの集団感染が発生したことで

設けられたということで、
ずいぶんと歴史のある施設のようです。
機材の更新が行われていたのかどうかが気になります。

また、調べてみますと、高温高圧の滅菌には
ホウケイ酸ガラスなどの高品質なガラスが使われているとのこと。

単なるペスト菌であれば、今の知見と技術があれば、
14世紀に数千万人の犠牲者を出した時のようなことにはならないでしょう。
しかし、問題はロシアという国が生物兵器、細菌兵器の研究を続けているからで、
そこのペスト菌は変質している可能性もあるのです。

現時点で、怯える必要はないとは思いますが、
今後の情報を見ておかなければならないと思います。
 

 

市川團十郎 鎌倉権五郎景政 暫 元禄見得
ポール・ビニー(敏弐)

「市川團十郎 鎌倉権五郎景政 暫 元禄見得」

 

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