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総選挙 新党のキーワードは創価学会・池田大作の「中道」

当初、立憲民主党と公明党の両党が合流し、
新党が立ち上がると考えられましたが、
実際は公明党、即ち、創価学会の理念に立憲民主党が乗っかる形、
立憲民主党が公明党に吸収されたように見えます。

立憲民主党側からの説明で新党は
右でも左でもない「中道」の政党であると説明され、
その名を中道改革連合としました。

私たちも、単純にそのように受け取っていたのですが、
創価学会の機関誌である聖教新聞の電子版で、
このような記事が掲載されました。

 


中道とは本来、“右と左を足して2で割った真ん中”というような、単純な折衷や妥協という意味ではない。
 もともと仏教にもある用語であり、広辞苑には「二つの極端(二辺)すなわち有・無、断・常などの対立した世界観を超越した正しい宗教的立場」とある。
 つまり、二辺を離れ、いわば両者をも包含する正しい道ということであり、その意味でも中道は「道に中る」と読むべきである。


と書かれています。
「中道」について、故池田大作名誉会長が著書の中で言及していて、

中道政治は、対峙する二つの勢力の中間や、両極端の真ん中をいくという意味ではありません
仏法の中道主義を根底にし、その生命哲学にもとづく、人間性尊重、慈悲の政治ということになります


と説明しています。

つまり、「中道」は右だの左だのの話ではなく、
立憲民主党宗教団体である創価学会の理念を丸呑みしたということなのです。

この聖教新聞の記事が公開されたのは16日のこと。
聖教新聞電子版は登録なしで読めるものと、
有料記事がありますが、これは誰でも読めるように公開されてます。
このタイミングでの記事公開は
「中道」の定義については、創価学会が決める、
あるいは創価学会が決めたというメッセージに見えます。

おそらく、中道改革連合行きを決めた立民の連中は、
そんなことなど、どうでもいいことなのでしょう。
当選しさえすれば、ほかは二の次ですらないのです。

思い出されるのは、2017年の総選挙の時のこと。
民進党の議員は全会一致で、
民進党の解党と小池百合子率いる希望の党への合流を決定しました。
そこに、希望の党の方針に賛同できるからといった言い訳もありませんでした。

しかし、小池代表から

様々な観点から絞り込みをしていきたいと考えております。全員を受け入れるということは、さらさらありません
排除されないということはございませんで、排除致します。安全保障や憲法観という根幹部分で一致していくことが政党の構成員として必要最低限のことではないかと思っています


と言われ、特に民主党政権で政権中枢にいた人たちは、
確実に希望の党に入る可能性がゼロに。
行き場を失った連中が立ち上げたのが立憲民主党です。
 


黄色い着物の女性が手紙を書く
ポール・ビニー(敏弐)

「百年の華 一九五〇年の婦人の一票」
 

合流に理念も方針も無関係だったのは今と同じです。
それは、立民の安住淳幹事長を見ていればよくわかります。

立民は宜野湾市の米軍普天間飛行場の
名護市辺野古への移設に反対してきましたが、安住は臆面もなく、

政権をいざ担うとなれば、工事のストップは現実的ではない

と言い放ちました。
盛大にはしごを外された沖縄の反対派が猛反発。

 


立民沖縄県連から抗議を受ける羽目になりました。

 


炎上した安住は「記事は読んでないがたぶん辺野古のことなんだろう」
「辺野古についての見解はまだない」と、
ニヤニヤしながら木で鼻をくくったような言い訳。

 


原子力発電についても同様で、
再稼働については反対してきましたが、
公明党の方針を丸呑みし、賛成の立場となります。

それに対し、前武蔵野市長の立民・松下玲子衆議院議員が反対。

原発再稼働反対です。入った上で、中で頑張りたいと思います。

と、Xでpost。

 


公明党の斉藤代表は中道改革連合について
集団的自衛権や原発再稼働が必要と考える人が入るとしていて、
だったら、中道改革連合に入るなっていう話です。
その後、松下は

 


謎の言い訳。何が言葉足らずなのか。
その後、削除されましたが、

原発再稼働反対です。入った上で、中で頑張りたいと思います。

と明言していたのに。
衆議員でいたいから、原発再稼働に賛成するということでしょうか。

政治と宗教についてそうです。
統一教会と自民党議員の関係を批判していましたが、
立民にも関係があった議員が多数いたのも事実。
その連中も、今や宗教団体をバックに当選を目指します。

立民・有田芳生はオウム真理教の問題で世に知られた人物ですが、
統一教会問題でも批判を繰り広げていました。
しかし、中道改革連合に加わります。

宗教二世は統一教会だけの問題ではなく、
統一教会よりもはるかに多くの宗教2世問題を抱えているのが
創価学会なのです。
有田も創価学会と公明党の関係を追及し続けていました。

この意地汚さは、逆の意味である種のすがすがしさすら感じます。
安全保障も、原発問題も、宗教も、
今まで主張してきたことについて一切の説明もなく、
それらの主張とは真逆の政党に加わろうとする醜さ。

おそらく、立憲民主党という船が間もなく沈むことがわかっているのでしょう。

沈みゆく船から逃げ出すために、創価学会の力を利用するわけです。


この新党、1年間維持できるのでしょうか。
政党助成金目当てで、参議院には立憲民主党がそのままありますし。

中道改革連合公認で立候補する現職たちの中に、

誰一人として、「立憲民主党には戻らない」とは公言していないのです。

日本は大統領制ではなく、宰相を選挙で選べませんが、
今回の総選挙については、総理に自民総裁・高市早苗を選ぶか、
中道改革連合の野田 or 斉藤かの選挙になるかもしれません。

 

公明党は、このように民主党政権を評価していました。

 

 

<大罪①>口先だけの公約、総崩れ

<大罪②>外交・安保で国益損ねる

<大罪③>相次ぐ「政治とカネ」放置

<大罪④>遅い、鈍い震災への対応

<大罪⑤>“誤審”相次ぐ事業仕分け

<大罪⑥>経済無策で政治不況招く

<大罪⑦>方針コロコロ、党内バラバラ

 

と断じ、「顔ぶれ、体質立憲に継承」として、

政権の中枢にいた人物が今も中枢にいる立憲民主党を批判しています。

これが2024年10月19日のもの。

 

舌の根の乾かぬうちに、公明は悪し様に罵ったはずの立民と組み、

悪し様の罵られた立民は、自分たちを罵った公明と組みます。

それはただ単に、議席が欲しいから。

その一点だけで集まった烏合の衆なのでした。


投票先に困る選挙ではありますが、
皆様方それぞれ、お考えいただければと思います。