
連立離脱 公明党は国民の敵となった -斎藤代表も裏金議員-
自民党では高市新総裁が誕生したわけですが、
それからいろいろなことがありました。
Xなどで可視化されたのは、
普段から人権を守れ、差別だと批判し続けている人たちによる差別。
これまでは日本に女性の宰相が生まれないことを嘆いていた人が
「喜べない」だけならまだしも、
「高市は名誉男性なので女じゃない」
「子供を産んでない女性だからできた」など、
こんな差別発言に連中はそれに快哉を叫ぶ始末。
限界フェミニストたちの差別意識があらためて示されました。
立民の本庄知史政調会長が自民党総裁の役員人事について
麻生家に嫁入りした高市さんというような絵でしたよね
と発言。これを朝日新聞は批判するわけではなく、
好意的に報じていました。
明らかな女性差別なのですが。
謝罪コメントを出したかと思えば逆ギレ。
こんなのを政調会長にしているのが立憲民主党であるわけです。
そして、社会の敵であることが明らかになった時事通信の問題。
高市総裁の取材待機中の音声に
支持率下げてやる
支持率が下がるような写真しか出さねえぞ
イヤホンつけて麻生さんから指示聞いたりして
などの声が録音されていました。
YouTubeで配信され、配信元の日本テレビはその部分をカットしてしまいましたが、
当然のように、カットされた部分は
ネットでいくらでも見ることができます。
可視化されたのは、メディアがこのような姿勢で取材していたという点。
そして、当初、この問題を報じたのはスポーツ新聞ぐらいで、
主要メディアでは産経が早かったものの、ほかは無視。
自分たちの問題なのに、他社は一切報じませんでした。
ネット上で騒ぎになり、時事通信が自社のカメラマンの男だったことを認めました。
ただ、発言は
「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」のみで、
そのほかの言葉については否定。じゃあ、誰なんだと。
それを報じるのがメディアの仕事なのに。
以前、お書きした「ジャーナリズムの役割」で
『事実をそののまま伝えること』はどのくらい重要かの問いに
日本は65.1%しか最重要だと回答しませんでした。
これが日本のジャーナリズムの正体です。
世論を作ることができると思っている。
だから、自民なら「裏金」、ほかの党なら「不記載」としているのです。
とりあえず、時事通信は角度を付けて、バイアスをかけた報道を
各社に配信していることが明らかになったわけです。
それに、時事通信は当該のカメラマンを厳重注意したとしていますが、
これまでメディアは発言の揚げ足取りに勤しんでいたはず。
当時の東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が
「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と言えば袋だたき。
当時の上川陽子外相が静岡県知事選の女性支援者向けの応援で
「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」といえば、
出産していない女性は女性ではないというのか、と袋だたき。
いずれも切り取りに過ぎないのですが。
要するに、自民党を叩きたいだけでしょ。
本庄の「麻生家に嫁入りした高市さん」を問題視しない。
それがメディアです。
あとは公明党の問題。
「政治とカネ」の問題に真剣に取り組もうとしないとして、
一方的に公明党が連立を離脱しました。
斎藤代表は「一方的」との高市新総裁の発言に反論していますが、
就任から1週間、党内の人事だけでもまだまだなのに、
直ちに、自分たちが求める答えを要求するあたり、
「一方的」ではない理由がありません。
「ずっと言い続けてきた」ので「一方的」ではないそうなのですが、
それなら、なぜ、石破の時には離脱を言わなかったのか、
斎藤代表は小泉進次郎が新総裁だったら、という質問に
この問題について「ある程度共通していた」と話したのに、
どう共通していたのかは語らず、小泉総裁という仮定については
「どうだったかは想定できない」と話しました。
筋を通そうという気すらないのでしょう。
高市新総裁は、総裁選の第一声で経済対策を行うとしました。
暫定税率廃止など、その中には、維新や国民民主が乗ってくると思われるものも多く、
高市新政権が発足していたならば、
間もなく、国民の生活に資する政策が実現したはずです。
それが公明の身勝手な行動により、
それらの政策がなかったことになるか、
大幅に遅れるかということになりました。
もはや、公明党は国民の敵といえるでしょう。
創価学会は池田大作没後、一気に求心力を失いました。
半年程前、学会員の方と話す機会があったのですが、
現在の原田稔会長の名前を思い出すのに苦労されていました。
当然、公明党の集票力は低下していて、
池田大作の出生地の大田区でも都議選候補者が落選。
会員の高齢化、信者2世・3世は、宗教活動に熱心ではありません。
統一教会は、創価学会とは比べものにならない弱小団体ですが、
今後、さらに衰退していくことは避けられません。
これからは統一教会のような存在となるのでしょうか。
都議選以降の惨敗続きから先祖返りをしようとした
気に入らない高市とは組めない
このあたりが連立離脱の理由だと考えています。
ネット上では、この直前に斎藤代表は中国の駐日大使と会談していて、
中国の意向を受けてのものだという見立もあります。
いずれにしても、公明党は
国民の生活よりも、自分たちの都合や感情を優先させたのは事実で、
私自身、統一協会に迷惑をかけられたことはありませんが、
今、こうして創価学会、公明党から多大なる迷惑をかけられたことになります。
なお、斎藤代表が繰り返す「政治とカネ」の問題ですが、
ほかにも資産で多額の不記載。
自民に「裏金議員」がいるなら、
この男だって、「裏金議員」なのです。
自分の行為は「ミス」で、気に入らない自民議員は「裏金」扱い。
なぜ、石破の問題は「裏金」扱いしてこなかったのでしょうか。
石破なら、荻生田ならと、単なる好き嫌いで判断を変える。
それで、国民を犠牲にする。
公明正大とは、聞いて呆れるというものです。
そういえば、高市新総裁の政策には診療報酬見直しもありましたね。
このままでは潰れる医療機関が続出するのは間違いない状況の中、
ようやく、ここに手を着けようとする宰相が生まれようとしていました。
医療機関が潰れて、診てもらえなくなった、
遠くまで行かなくてはならなくなったとしたら、
それは、公明党に責任があるのかも知れません。